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ステレオタイプなモデル像でなく、女性の多様性を訴えるファッションショー@コロンビア

今週コロンビアでは、中南米中の620のアパレルメーカーが集まる巨大ファッションショー「colombiamoda」が開催されています。






















しかし今年はショーの歴史始まって以来初めてのことが起きました。

コロンビアのメデジンのブランドが、今までのファッションモデルとは違う体型の女性たちをショーに起用したのです。




ファッションモデルといえば、身長が180cm位で体重が40kg台、背が高くて細い人というのが条件。

多分パリコレとかの方がこのcolombiamodaよりもモデルは細いと思います。

ちなみにこれはパリコレのモデル。









しかし、今回のコロンビアでおきた事件は現地のニュースでも取り上げられました。

コロンビアのメデジンのメーカーが、いろんな体型や背格好の女性をモデルとして起用した件。

上の普通のショーモデルと比べてみてください。





このブランドは、いろんな体型や背丈、人種、年齢の人を、一般人からもオーデションしてモデルとして起用しました。

初めて、ショーモデルの「規格外」に光があたったと話題になり、南米ではTVニュースになりました。



tallas grandes6











このショーのテーマは「Como tu, Ninguna」です。

和訳すると、


「あなたみたいな人は世界に一人しかいない」。



このモデルになった人達がいってるように、

「このショーに出てる人は、いろんな肌の人、背が低い人も高い人もいるし、やせた人も太った人もいる。みんなそれぞれ一人一人に価値がある。」

「だって私たちは UNICA なんだから」

unicaっていうのは、唯一の女性。
つまり、世界に一人しかいない、自分だけ、ということです。


素晴らしかった、感動した、このチャンスを与えてくれてありがとうと。


世界の女性にはいろんな人種や肌の人がいて、いろんな背格好の人がいる。

そういう多様性を訴えたショーでした。









tallas grandes







⚫️ もう一つ、大きいサイズのショーもありました。






このブランドのデザイナーによると、

「今までファッション界やマスメディアは女性像やイメージをつくりあげ、それを一般人にも押し付け、抑圧してきた。
でも女性たちは解放されて自由にならなきゃいけない。
男性からの目やまわりの目を気にして判断するのではなくて、自分を愛して自分に似合う服を探しておしゃれを楽しんでほしい」とのこと。



talla grande2







普通、ファッションショーのモデルになるには、日本でも身長が180cm前後、体重が45kgだそうです。

ファッションモデルをしていた友人達によると、身長が180cm位なのに体重を45kg以下に減らせとモデル事務所から強制される。
モデル仲間には生理が止まったり赤ちゃんが産めなくなったり、体を壊してしまった人もいるとのこと。


以前海外、拒食症や無理なダイエットで亡くなったモデルが何人かおり、あまりに細すぎるモデルを使うのはよくないと欧州などで議論されてました。

しかし状況はあまり変わってないような気がします。相変わらずモデルは細い。

スリムなモデルのようになりたいと一般人もダイエットして細くなりたいという人が多いです。

とにかく細くなきゃいけない、というステレオタイプなイメージをファッション界や雑誌やメディアがプッシュしてきました。





中南米女性は一般的にグラマラス体型が人気です。

「ラテンはヒップが命」とこのブログでもなんども書いてきたけど、中南米ではヒップが大きいのが美人です。

男性は、女性の顔よりも体型をまず見ます。

まずヒップ、それからバスト、それから顔。


しかし中南米でもファッションモデルとかモデルは細いです。


ミスコロンビアはファッションモデル並に細いです。


Laura González





でも多分中南米ではミスコロンビアの体型の女性よりは、ヒップとバストが豊満なグラマラス体型がモテると思います。
そういう体型の人が男性が好きだから。


コロンビア人は特に美意識が非常に高くて美容にも人一倍関心を持っています。

ダイエットしてる女性が多くて、全体的に体型が細い。
洋服のお店ではサイズSとかXSが主流です。

もしダイエットでどうにもならない場合は、美容整形する人もいます。
特にヒップを大きく形良くする手術は中南米で一番人気です。
目を整形する人が多い日本とはそこが違います。

コロンビアのディスコ(クラブ)には超セクシー美人達がきてるのですが、ああいう女性はほとんど整形による人造美人だとクラブDJをやってる友達たちが言ってました。
エスコートサービスもいるので、職業的に。

ちなみにコロンビアは美容整形の技術が世界でトップの方らしく、北米からも手術受けに来る米人達がいるほどです。

コロンビアの私のアパートのシェアメイトである女性2人も、ダイエットのために小鳥みたいな食事しかしてませんでした。トマトとか野菜とパスタしか食べない、夜も食べないとか。
別に太ってなくて普通体型なんですけどね。

しかし、脂肪吸引や体型を変える美容整形手術による死亡者もあとをたちません。
先月はコロンビアのカリで美容整形で5人が亡くなりました。今月もいます。
命をかけてまでやりたいのかな〜。



そんな外見のためには命をかけるコロンビアで、今回の「como tu, ninguna」(あなたは世界に一人しかいない)という、既成概念を打ち破るメッセージ性の強いショーがあったことは、非常に重要だと思います。

私も女性の一人としてグッときました。
日本の女性も、メディアやファッション業界や雑誌やネットなどに書かれた女性の美のイメージ像に縛られてるし、
それによって無理なダイエットや整形してる人達もいるからね。



でもこういう女性がきれいという女性像は、どこかの誰かが戦略として作り上げたもの。

今年はこういう服が流行る、こういうメイクが流行る、愛される女性のメークとか。

それに乗っかって流行の体型や流行のファッションを追いかける女性は多いでしょう。

また逆に流行とは違う女性をいじめる人達もいるかも。



でもほんとは世界であなたは一人だけ。
相手だって、世界にその人は一人だけ。
あなたのその外見も世界で唯一のもの。

自分を愛してあげてほしい 



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この記事へのコメント

No title
 肌の色、顔立ち、体型、ルーツ、民族性・・・あらゆる面で多様なのが、中南米の人々であり、女性の美にも表れますね。それらが混然となり、基本的には白人優位かもしれないけど、いろいろなタイプがの女性がいて、堂々と自分を表現している。旅人の古い格言では、「金の北米、女の中南米」というのもあります。
Re: No title
ラテンの女性はきれいといわれるし、ミスユニバースの常連でもありますね。
人種もありますが、ラテンの女性は女性らしい外見やセクシーさを前面に出すし。
自分は美しいと思ってる自信と、まわりの男性が毎日美しいと言ってくれるし、歌にもおらが町の女性は花のように美しいと歌ってくれるし、そういうのできれいなのかなと思います。

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