AX

最近はまってるロマンチックなレゲトン「Solo Mia」Yandel ft. Maluma

最近私がはまってるレゲトンの曲。

ロマンチックでメロディも歌詞もとってもイイしおしゃれです。
レゲトンが苦手な人でもこれはきけると思う。

この曲なら家でもかけれるし、クラブでも踊りたい!




私が好きなレゲトンのWisin Y YandelのYandel(プエルトリコ人)の歌で、女性に人気のMaluma(コロンビア人)がfeaturing。




「Solo Mia」Yandel ft. Maluma







solo mia





歌詞がロマンチックでイイので、歌詞を和訳しますね。
(スペイン語 → 英語)






「Solo Mia」

僕だけのもの


Llevo varios días buscándote
Extrañándote, pensando que
¿Cuándo volverás a ser mía?
¿En tu cama con quién dormías?

君をずっと探してきた
君に会いたい
「いつまた僕のもとに戻ってくれるのか?」
「どこのどいつとベッドで寝てるんだろう?」と考えてしまう



[Maluma & Yandel]
Sabes que siempre seras mía, sólo mía
Sólo mía, hay secretos en tu habitación
Baby, quien diría
Que me enamoraría de ti


知ってる?
君はいつも僕のものだよ、僕だけのものになるんだ
君の部屋にはシークレットがある
ベイビー、僕が君を愛してるって誰が告げてくれるだろう



[Maluma]
Sigo pensándote, imaginandome
Que estás tocándome y provocandote
Hay secretos en mi habitación


ずっと君のことを考え続けてる
君が僕に触れて欲情させてくれてるところを想像してる
僕の部屋にシークレットがある


Loco por volver a verte
Y recordarte como te hago subir al cielo
Dos cuerpo es una sombra y yo agarrado de tu pelo
Tus gemidos, tus siluetas que aparecen en mis sueños
Quien diría que entre tantos soy tu dueño


気が狂いそうなくらい君に会いたい
天にも昇るように君をさせたのを覚えてるか
君の髪を僕がつかんで、君と僕の体がひとつのシルエットになる
君のうめき声
そのシルエットが夢にでてくる
僕が君の主だってことを誰が告げてくれるんだろう



[Pre Coro: Maluma]
Dime a ver, no te esfuerces con soñarlo
El fuego hay que apagarlo
No entiendo porque extrañarnos


会うって言ってくれ
もう夢の中だけとは言わないで
火は消さなきゃいけない
なぜ遠くで想いあってるだけで会えないのか、僕には理解できない



[Coro: Yandel & Maluma]
Sabes que siempre seras mía, sólo mía
Sólo mía, hay secretos en tu habitación
Baby, quien diría
Que me enamoraría de ti


知ってる?
君はいつも僕のものなんだ
僕だけのものになるんだ
僕だけのものに
君の部屋にシークレットがある
ベイビー、僕が君に恋してることを誰が告げてくれるだろう



[Verso 2: Yandel]
Los recuerdos en tu cuarto te dejan dormir tranquila
Tantos los momentos, yo sé que no los olvidas
Sé que duermes con mi camisa en tu piel
Si se le va el olor, búscame otra vez


君の部屋で一緒に静かに寝てた思い出
君と以前過ごした時の一瞬一瞬を忘れたことないよ
僕のシャツを肌にまとって寝てたね
もし僕のにおいを感じるなら、また僕を探してくれ


Si me preguntan por ti no sé que decirles
Eso que conocí de ti es confundible
Sabes la verdad, no te quiero ofender
Como lo haces, me woa' perder


彼らに何を言ったのか知らないけど、
君のことをたずねられたよ
僕が君について知ってることはそれだけで、混同したよ

本当のことを知ってるか
僕は君の気分を害したくないし
君が僕にやったように、君を失いたくない



[Yandel & Maluma]
Dime a ver, no te esfuerces con soñarlo
El fuego hay que apagarlo
No entiendo porque extrañarnos


会うって言ってくれ
もう夢の中だけとは言わないで
火は消さなきゃいけない
なぜ遠くで想いあってるだけで会えないのか、僕には理解できない


Sabes que siempre seras mía, sólo mía
Sólo mía, hay secretos en tu habitación
Baby, quien diría
Que me enamoraría de ti


知ってる?
君はずっと僕のものなんだ
僕だけのものになるんだ
僕だけのものに
君の部屋にシークレットがある
ベイビー、誰が僕が君に恋してることを誰が告げてくれるだろう


Sabes que siempre serás mía, sólo mía

知ってる?
君はいつも僕のもの
僕だけのものになるんだ。






::::

歌詞和訳以上。





歌詞からわかるように、別れた元彼女へ未練があって復縁したいと思ってる男の歌です。


ちょっとストーカーぽいしエッチな曲って思うかもしれませんが、ラテンではこれはロマンチックな歌詞なんです。


ラテンは愛と嫉妬に生きてるので。
愛と別れと涙と嫉妬はラテンの歌ではよく出てきます。

ラテン的な愛のロマンチック表現をロマンチックな言葉が少ない日本語にするのは難しいけど。




今回の歌はサウンドは昔のmalumaっぽい感じがする。
malumaの曲によくでてくるような旋律が使われてる。

最近malumaは「cuatro babys」のように女性侮辱の性的な曲で放送禁止になったり物議をかもしてますが、コロンビア時代はロマンチックなレゲトンが多かったんです。
だから今回の曲はmalumaの昔のロマンチックでセクシーな感じもする。
もともとコロンビアってJ BalvinとかMalumaとかロマンチックなレゲトンで一世風靡してレゲトン界でロマンチックなレゲトンブームをおこしたのに。
malumaはこういうロマンチックなレゲトンに戻った方がいいと思う。女性ファンが’多いし。


大人でおだやかな性格のプエルトリコ人のYandelの曲なんで、コラボしたmalumaをうまくコントロールして、万人に大丈夫でロマンチックな歌詞の内容にしたという感じがします。
Yandelはそういう性格。

だからバランスがとれた2人のコラボでいい曲ができたんでしょうね。



メロディも歌詞もきれいで、これだったらカップルで踊るのに最高ですね。

オススメのレゲトンです。






netflixの「narcos」のパブロ・エスコバルのドラマにうんざりするコロンビア人

私はコロンビアについてよく書いたりしゃべったりしてるのだけど、
このごろ
「コロンビアといえばパブロ・エスコバルだよね」とか「メデジンカルテルの」とか「メデジンに行ってエスコバルの家を訪問するツアーに行きたい」と話をふってくる人が妙に多い。

最近エスコバルの話題が多いなと不思議に思ってた。
前はそんなことなかったから。



昨年、コロンビアのメデジンで日本人旅行者の強殺害事件があったときに、
「メデジンといえばメデジンカルテルの世界一危険な都市」
「コロンビアといえば麻薬王パブロ・エスコバル」
「死体がそこらじゅうに転がってるそんな世界一危険な都市に行くなんて」とネットの書き込みの何割かがエスコバル関係。
なぜそんな昔のエスコバルの話をみんな知ってるのかと思っていた。

ネットでメデジンを検索したら出てきたとしても、エスコバルはもう1993年に死んでそのあとメデジンカルテルも解体してる。
話が古すぎるので、なぜ日本のネット民がそんなにエスコバルのことを書くのか理解できなかった。

パブロ・エスコバルとメデジンカルテルの話があまりにもたくさんあり、メデジンは麻薬カルテルの巣窟でコロンビアは世界一危険。
コロンビアは、隣町にいくのでも撃たれる危険があるのを覚悟しなきゃいけないとか、そこらのガキでもみんな機関銃を持っててぶっぱなすのだとか、まるで見てきたかのような真っ赤なウソが書いてあった。


あまりに日本のネットでのコロンビアバッシングがひどく、「コロンビアなんて世界一の危険国」に行く人や住んでる人への非難まで書いてあったので、あの事件のあとは数週間凹んだ。
コロンビア在住の日本人はもっと大変だっただろう。

(あの事件は前に書いたように、メデジンだからおきたというより、海外旅行の安全対策の不備でおきた事件だと思う。
セキュリティカメラにうつってたように、ひったくりを追っかけてバッグをとりかえそうと追いかけてもみあい、ひったくりの仲間に撃たれた。)





それに最近ニュースで、エスコバルの海外の別荘が外国人に買い取られて高級ホテル化したとか、エスコバルの墓を訪れるツアーとかの記事を目にする。

外国人の間でメデジン近郊のエスコバルの墓を訪れる外国人観光客が増えてるそう。

なぜだろう?



そしたら
Netflixの「Narcos」というパブロ・エスコバルのドラマがすごい人気だから、エスコバルに興味を持った人が多いのだといわれた。

米の大手ストリーミング配信会社のNETFLIXは今日本でも人気。
そのNETFLIXが社の目玉として、自分で制作したオリジナル連続ドラマが「Narcos」。
「Narcos」は世界で大人気のドラマになっている。
1シーズンと2シーズンの放映が終わり、これから3シーズンと4シーズンに続くんだろう。

あー、それでか。
だからエスコバルがあんなに話題なんだ。

「Narcos」を見てエスコバルとメデジンに興味を持つ外国人が増えた。
なかにはメデジンに行ってパブロ・エスコバル関係のツアーに参加する観光客がいる。

エスコバルと一味が昔いたアジトを訪れたり、エスコバルが最後に住んでて殺害された家に行ってエスコバルの兄とお話しできるツアー。

エスコバルの墓参りして献花する観光客もめっちゃ多いらしい。


ネットを検索したら、日本語のブログや旅行情報などにも、Netflixの「Narcos」で有名なパブロ・エスコバルの家に行ってきた、墓参りしてきた、というような記事がたくさん並んでいる。
SNSの書き込みも多い。
行ったことがない人でもエスコバルグッズを手に入れたとか、エスコバルを礼賛するような書き込みもある。


ネットなどではパブロ・エスコバルのTシャツなどのグッズも売ってる。


escobar t shirt


逆にコロンビアに行きたかったけど、「Narcos」を見たら恐ろしくなったのでコロンビア行きをやめたという日本人も。




ま、テレビドラマで見て場所や人にあこがれてそこを訪れるのはよくあることだよね。

チェゲバラのTシャツを着て、チェゲバラにあこがれてキューバに行きゲバラの家などを訪問するみたいなもの。

そしてそれが話題になると商売にしてツアーを組んだりグッズを売る現地の人たちや旅行会社もでてくる。
それはよくあること。



でもコロンビア人って結構自分の国や人への誇りを持った人が多いし、自分の国やコロンビア人のイメージが悪くなるようなものを使ってまで観光でもうけたくないわ、という傾向が一般の人には強いと思う。







エスコバルへの注目が集まっている流行に嫌悪感を抱くコロンビア人は多い。

コロンビア人にとってパブロ・エスコバルはコロンビア史上でも最低の極悪人で、エスコバルのせいでたくさんの市民が殺された。
エスコバルとメデジンカルテルはコロンビアの黒歴史だ。


エスコバルが死んで24年。

コロンビアはそれからどんどんたてなおし、2000年代を境に劇的に変わった。
2010年からは欧米人観光客も増えて、中南米のバンコクと言われるほどバックパッカー旅行の人気地に。

2010年代から経済も好景気で、現在はメキシコとブラジルに次ぐ中南米第3位の経済国。
外国からの投資も大幅に増加し、都市は開発が進んで変わった。
大都市は治安が非常に改善し、外国人観光客や欧米人移住者が急増している。

そして去年はゲリラFARCとも和平締結して、サントス大統領はノーベル平和賞を受賞した。

特に中でもメデジンが改革のモデル都市となっている。
メデジン警察や市の街づくりの努力で、治安が格段によくなった。
街も開発できれいになり、景気もよく、欧米人の移住者が増えて観光客も急増している。




そんなときに、この「Narcos」のドラマが2015年に始まった。
ドラマの影響かわからないがここ1−2年の間に、「メデジンといえば、メデジンカルテル、パブロ・エスコバル」と言う外国人がとても多くなった。


コロンビア人達からしてみたら「なんでいままたパブロ・エスコバルなの?」である。





ゲリラとの内戦やエスコバルの暗黒時代をくぐりぬけてきた世代がコロンビアにはまだたくさん生きている。
エスコバルが死んだのはまだ24年前。
80年代生まれの人(現在28歳以上)なら当時の記憶があるだろう。

コロンビア人にとっては思い出したくない嫌な過去をほりおこされた感じ。
エスコバルは過去の亡霊。
そして自分の身内や友達があの抗争で犠牲になった人もなかにはいる。




私はコロンビアにいるときに、自分のご近所さんと毎日のようにおしゃべりしてた。
お年寄りが、昔は大変で… 今はよくなった ということはちょこっとはいうけど詳しくは言わない。
あまり触れられたくないんだろうと思って、私は自分から質問したり話をふったりすることはなかった。




自分はコロンビアに住んでたしまわりが全部コロンビア人ばかりで、いつもコロンビア人から話をきいてるから、たぶんコロンビア人側から見た考えや視点になっちゃってると思う。


だから、テレビなんだから別にいいじゃん、観光ツアーなんだから関係ないじゃん、っていう人には、私がいうことはうざいと思われるかもしれない。

せっかくエスコバルの話をふったのに、私から「エスコバル関係の話はコロンビア人にはしないほうがいい」と言われて気分を害した方もいると思う。

気分を害してもうしわけないけど、私はコロンビア人に囲まれてたからどっちかというと視点がコロンビア人側になってコロンビア人に同情してるところがある。だからそういうトピックは観光客同士やコロンビアの観光産業の人やコロンビアを知らない人達と話したほうが盛り上がると思う。。。




コロンビアのゲリラとの内戦やエスコバルの麻薬抗争は、ドイツ人にアウシュビッツ話をしないほうがいいというのとはまた違う。
ナチスのユダヤ人虐殺はドイツ人がユダヤ人に対してやったことだけど、コロンビアのゲリラとエスコバルはコロンビアの国内でコロンビア人がコロンビア人を大量に殺した話。
だから話がもっと複雑。


しかもまだコロンビアにはFARC以外にELNなどのゲリラがいるし、メデジンカルテルがつぶれたといっても、他に麻薬マフィアはいる。
今は新興の大きなマフィアが一番危険視されていて、政府が対処にかかってる。


だからコロンビア人にとってはもう過去に終わったことなんだから今は笑って流せばいいじゃん、って感じでもない。


もちろんコロンビア人も世代や出身地域によって考え方が違う。
友達のコロンビア人はそんなこと言わないよ、といういう人もいるだろう。

けど嫌な気持ちになるコロンビア人が大半だということはわかってほしい。


それにエスコバル死亡以降に生まれた若い世代でも嫌悪感を抱く人は結構いるし、しかも国外に行ったことがある人はさらにこのパブロ・エスコバルの話をさらに嫌がる傾向があると感じた。

なぜかというと、別の国に旅行しようとするときにコロンビア人には観光ビザがでないところがけっこうある。
何年か前にコロンビアはEUに旅行できるようになったけど、その前はビザがなかった。
日本ではコロンビア人は、メキシコ人やペルー人のようなビザなし滞在できず、日本に日本人の保証人がいて分厚い書類を日本とコロンビアで提出して許可されないと日本に観光にも来れなかった。
(日本での観光ビザが最近緩和されたという噂もあるが)

5年前はビザなしで行ける国が56カ国しかなかった。
日本がコロンビア人をビザなしで滞在できるようにしないのは、まだ麻薬マフィアの危険国イメージが強いからだと思う。
現に欧米からは好景気のコロンビアに投資が急増しているのに、日本企業にいくらセールスしてもコロンビアは危険国だから嫌だとひかれるから難しいときいた。
日本企業は昔のイメージで、ビジネスチャンスを失ってるね。


また空港の入管で、コロンビア人だと厳しい質問をされたり、なかには別室で尋問を受けた人もいる。
国外に滞在してるときに、コロンビア人というと偏見を持たれることがある。
コロンビアって世界一の危険国だよね、麻薬マフィアのっていわれてしまう。

私は日本人なのにアメリカで乗り継ぎするときに、なぜコロンビアとメキシコにしょっちゅう行ってるのかと問われたことがある。コロンビアとメキシコといえば、アメリカでは麻薬マフィアの国だからだろう。

アメリカの大学に留学してたコロンビア人たちも、アメリカでは自分がコロンビア人ということで他のヒスパニックよりも差別を受けたという人がいる。

コロンビアのイメージで、エスコバルの時代を知らない若い世代まで偏見を持たれ、実際に被害にあう。
それで悔しい思いをしてるコロンビア人がたくさんいる。
いくら努力しても、コロンビア人ということだけで偏見を持たれるのが嫌だ、と言う。

もうパブロ・エスコバルのイメージを払拭したいと思ってる人が多い。




やっとコロンビアがラテンアメリカの経済大国になって好況で変わってよかったと思ってたら、2年前にこの「Narcos」がはじまった。
「Narcos」を見てコロンビアにくる欧米人もいるし、コロンビアといえばパブロ・エスコバルとまたいわれるようになった。
だからもううんざりしてるわけ。




例えば、日本人に対して「君って日本人だよね。日本といえば、神風特攻隊の自爆テロ」って毎回いわれたらどう思うだろう?
特攻隊は日本にとっては悲しい過去だが、アメリカではイスラム過激派の自爆テロと同列におかれることも多い。

私が米にいったときは、プールで「カミカゼーーーー」「バンザーーーイ」って飛び込むガキンチョたちがいた。
万歳って飛び込むのは、敵につかまって捕虜になるのを日本が禁止してたので、米兵に追われた沖縄の人や大陸にいた人が岸壁から「天皇陛下万歳」と言いながら飛び降りて命を絶ったでしょう。あれをジョークにしてる。


チェ・ゲバラやカストロ兄弟はキューバ以外では人気が高い。
でも実際はチェ・ゲバラに対して批判的な気持ちを持つキューバ人はいる。
カストロ兄弟を嫌ってるキューバ人はかなり多かった。
でも欧米人や日本人からはチェ・ゲバラもカストロ兄弟もヒーローであこがれの対象でノスタルジーを抱いてる人が多い。キューバに旅行してゲバラの史跡を訪ねる人も多い。
(私もチェ・ゲバラの家などに行ったけど)



何ヶ月か前に、アメリカの人気歌手のウィズ・カリファがメデジンに行ってパブロ・エスコバルの墓に花と大麻を捧げ、追悼のために墓の前でマリファナ吸った、というニュースがコロンビアのメディアで報道された。

そしたらコロンビア人の読者たちから批判が殺到。

なぜ極悪人のエスコバルを崇拝するようなことをするのか。
コロンビアのテレビ局もわざわざノスタルジーにひたるみたいな美談にして報道すんな。
もういいかげん、エスコバルの話はやめてくれ。
コロンビアをまだ麻薬とエスコバルの国だとおとすのか。うんざりする。
欧米人たちがエスコバルに憧れて観光スポットとして訪問するのがむかつく。

というような意見が多かった。






で、このNetflixの「Narcos」のドラマにもコロンビア人たちからかなり批判がでている。


コロンビアのニュースを見ると、まずパブロ・エスコバルの息子が「narcos」のドラマには事実と違う点が多すぎるとクレームしたというニュースがあった。


http://www.infobae.com/america/fotos/2016/09/07/los-28-errores-que-encontro-el-hijo-de-pablo-escobar-en-la-serie-narcos-de-netflix/






そして「Narcos」に対してコロンビアから出た批判がCNNでニュースになっていた。
これがCNNスペイン語版(cnn español)の記事。


http://cnnespanol.cnn.com/2016/09/16/en-que-se-parece-narcos-a-la-realidad-colombiana/



この記事の冒頭部を和訳する (かなり長文記事なので概要)
(スペイン語→日本語)




またナルコトラフィコ(麻薬組織)のシリーズ?
またパブロ・エスコバルの生涯を語るドラマの新連載?


米などの映画やテレビドラマにコロンビアがでるときは、たいてい麻薬組織の話。
コロンビア人たちは天を仰いで「またかー。もういいかげんにしてくれ」と叫ぶ。

もうそういうテーマには飽き飽きだ。

それにパブロ・エスコバルはコロンビア人をたくさん殺し、国に多大な被害を与え、世界トップの指名手配犯だった極悪人だ。

しかしエスコバル関係のトピックには視聴者が飛びつく。
今回の「narcos」のドラマはアメリカのドラマだが、世界で人気になっている。
視聴率が高いので、netflixは4シーズンまで放映する予定。


コロンビアのことがアメリカなど国外の映画やドラマに出てくるときは、いつも悪いことしかでてこない。

コロンビア人は、麻薬カルテルの話ばかりドラマ化されることにもううんざりしている。

Netflixの「narcos」はアメリカ制作のドラマなので米側の立場で描かれている。
米のDEA(麻薬取締局)がコロンビアのエスコバルとメデジンカルテルを撲滅したと。

「アメリカが世界を救う」というヒーロー話ばかり米は描きたがるとコロンビア人はむかついてる。



俳優もコロンビア人じゃない俳優が多すぎる。
しかもパブロ・エスコバルを演じてるのがブラジル人で、スペイン語がネイティブの発音じゃない。

他もコロンビア人以外ばかりで、スペイン語がコロンビアのアクセントじゃない。
コロンビアの文化も歴史も背景も知らないやつらがつくって、コロンビアを知らないやつらが演じてる。

などというような批判がおきている。


エスコバルの息子もこのドラマは事実と違うことが多いとクレームしている







というのがこのCNNニュースの内容。










「narcos」はアメリカの制作で、ドラマ内のコロンビア人を演じてる俳優たちがほとんどコロンビア人じゃない。

メデジンの人はpaisaといわれるんだけど、paisaのアクセントができる人がまったくでてないと批判されてた。
コロンビアは地域によって言葉も文化もかなり違うので、言葉のアクセントが違うことも嫌がる。
メデジンの人はpaisaなまりなので。

paisaのアクセントで話してないことすらコロンビア人はむっときてるのに、コロンビア人役にコロンビア人以外の俳優ばかり使い、しかもエスコバル役がブラジル人でスペイン語がうまくない。
そういうところに、narcosを見たコロンビア人達が頭にきてるとニュースでいってたのだ。


アメリカの映画やテレビは人種をあまり気にせずに、ヒスパニックならそれに見える肌が褐色な人を出したり、もしラティーノ(中南米人)使うときも、国籍は気にしないことが多いよね。
日本人の役だって、似てる中国人ならわかるけど、フィリピン人とか、昔の映画なら白人が日本人を演じてるのもあった(「ティファニーで朝食を」とか)。

アメリカは移民国だし俳優が大量にいるのだから、ちゃんと選べばその国の俳優をキャスティングできるのに、やらないでてきとう。
その辺も他の人種への偏見があるかもしれない。


Narcosは米の制作なので(米の会社Netflixが制作したオリジナル)、エスコバルやメデジンカルテルをつぶしたのは米のDEA(麻薬取締局)でアメリカはやっぱ世界を救った、善のアメリカが悪のコロンビアをやっつける、みたいな構図にコロンビアが怒ってるともCNNニュースに書いてあったし。







私が最初にコロンビアにいた2012年、コロンビアのテレビでパブロ・エスコバルの連続ドラマが始まったんだよね。
最初の頃ちょっと見てた。
でも怖いシーンが多くて話にのれないのでだんだん見るのやめちゃったけど。

でもあれはコロンビアで制作したし、もちろんコロンビア人が演じてる。
国内ではけっこう視聴率高かった。


これがそのコロンビア制作のドラマ。
スペイン語がわかる方は、こっちのドラマがおすすめ。











実際はエスコバルのメデジンカルテルはカリにあるカリカルテルと抗争していて、カリカルテルからの攻撃がすごくてカリにやられた。そこにコロンビア政府とコロンビア警察が、パブロ・エスコバルを殺してメデジンカルテルをつぶした。


私はコロンビアに行ったときに、コロンビア人がコロンビア警察のミュージアムに連れて行ってくれた。
そこにはおびただしい数のマフィアの武器が展示してあり、パブロ・エスコバル関連の資料や武器や写真などもあった。
エスコバルをどのような作戦でどうやって殺したかも、コロンビア警察の人が説明してくれた。
観光で行くなら正しい歴史を学べるこのミュージアムもおすすめ。







アメリカはリアルな政治でも、麻薬のことになるとメキシコやコロンビアだけを悪者にするところがあるよね。


先日コロンビアを訪問した米のペンス副大統領は、コロンビアの麻薬産地問題を解決し麻薬のトラフィック(移送)問題を根本的に解決するためにアメリカが協力する、とコロンビアの会見で語ってた。


あのー、もともとコロンビアを麻薬の産地にしたのはアメリカですが〜。

それに今でもコロンビアで生産される麻薬の96%位は輸出用といわれているけど、その大半がアメリカにいってるじゃん。


コロンビアにはコカインがあちこちにあって、ジャンキー(麻薬中毒者)がうろついてるイメージがあるけど、そういう風景は中南米では私はほぼ見た事ない。

でも欧米やオアセアニアでは、昼間から麻薬中毒者が市の中心部をうろついてることが多かった。
地下鉄の駅に麻薬の売人がいっぱいいるとこも欧州であったし、麻薬中毒者が昼間からわめいたりするのは先進国の欧米や豪だった。


私はコロンビアでは、マリファナを公園で吸ってる若者とかはときーどき見た事あるけど、それ以上のヘビーなドラッグは見たことない。
コロンビア人でコカインとかやってる人も私はきいたことない。
だいたいコロンビア人の平均月収でコカイン買ってたらすぐ破産するわ。
ドラッグの怖さを知ってるからかえって手を出さないのかもしれない。



コロンビアを産地にして麻薬のトラフィックルート(密輸)が中米を通ってメキシコからアメリカに運ばれる。
だからそのルートにある都市はことごとく麻薬マフィアがおり、麻薬抗争がおきている。

トランプも、メキシコのことを麻薬と犯罪者とレイプ魔をアメリカに送り込む悪い国と非難した。
でもメキシコにとっては自分の国のための麻薬じゃない。
アメリカ人が消費するための麻薬を最終的に渡してる地点がメキシコだ。

または船でスペインなどの欧州にも麻薬は送られている。

どっちにしても消費国は欧米中心。

それは映画「トラフィック」にも書かれてたよね。
米政府はメキシコが麻薬を密輸してくると非難してるが、ドラッグを密輸して消費してるのはアメリカだろと。


トランプがほんとに壁を建設して、麻薬を一切ストップしてくれたら、メキシコやコロンビアにある麻薬抗争問題は激減するだろうと思うよ。麻薬ルートをたちきってくれるなら、壁の建設してもらったほうがいいと私は思うけどね。

アメリカが原因なのに、コロンビアやメキシコを非難して「アメリカが世界を救う」みたいなことをいうアメリカ。。。
そこに頭にきてるコロンビア人やメキシコ人は多いのは確か。


そのアメリカがコロンビアの麻薬王の生涯を描いたドラマをつくって、アメリカが救ったヒーローと描くとはね 笑。





パブロ・エスコバルのメデジンのツアーに関して、日本語のネットの記事でツアーのレポートあげてるのがあった。



https://jp.vice.com/lifestyle/pablo-escobars-brother



エスコバルが殺された家でパブロ・エスコバルの兄と話せるというツアー。
観光客に人気のツアーらしい。

コロンビアやメデジンといえばエスコバルとコカイン、とその記事に書いてあった。

その人が泊まった安宿は、メデジンの繁華街の近くにあり、欧米人や豪人だらけ。
宿でコカインやってるやつらばかり。トイレでコカインやって、コカインの粉だらけでふらふらになってでてくる。
隠すこともしない。
コロンビアはドラッグの国だから、トイレで軽くきめるくらいにコカインなんてその辺にどこでもある。。。。と記事には書いてある。


こういうのを読んだら、またコロンビアはパブロ・エスコバルとバイオレンスとコカインの国で、メデジンがその中心と勘違いしちゃう日本人がでてくるんだろうな。


外国人ばかりが泊まるその宿にいる観光客たちはみんな不良旅行者じゃん。
コロンビアにドラッグと女目当てでやってきて、繁華街でどんちゃんさわぎして、コロンビア人女性を買春して、ドラッグやりまくってるような。


私がいたコロンビアの都市にはバックパッカー宿や欧米人向けバーが集まってるエリアがあった。
そういう宿はドラッグがすごいという話をきいた。
パーティと女とドラッグやりまくりの外国人たちがたむろってると。
そのエリアの下にはドラッグの売人がいるところがある。外国人客目当てだろう。

それをすごい嫌がってるコロンビア人が多い。
そのエリアは危ないから行かないようにとコロンビア人達が私に言った。
外国人観光客にとっては一番人気のエリアだし観光名所もあるから、観光ガイドには必ず書いてあるところなんだけど。

私はそのエリアの観光名所に1度行っただけで、それ以外は行ってない。そのエリアに滞在してる観光客とも交流はなかった。




観光客だけじゃなくて長期滞在者や移住者の欧米人の中には、コロンビア人は札束で頬をたたけば言うことをきくといってる人たちもいた。

自分の要求が通らなかったら、英語で大声で怒鳴ればいい。
英語で怒鳴りつけて、何を相手がいっても「マネージャーよべ、うるせー」と怒鳴れと。
そうすればだいたいの要求は通る。君もそうすればいいよ

とアメリカ人達からいわれた。

コロンビアはアパートの賃貸するには保証人が2人必要で保証金とか身元証明とか非常に厳しいルールがある。
でも欧米人たちは「そんなもの必要ない。目の前に現金つんでみな、コロンビア人はすぐカネに飛びついてOKというから、書類や手続きなんていらない」と言われた。

まあ、アパートの契約は家賃が毎月入るか心配して契約が厳しいのだから、入居前に大金積めばOKという大家もなかにはいるだろう。


コロンビアは欧米よりコストが安く住めるし本国よりいい生活できるからコロンビアにきたという長期滞在者や移住者は結構多い。
けど何年もコロンビアにいるのに、コロンビア人は信用できないし友達にもなりたくないとか、コロンビア人はカネでいうことをきかせる、というような欧米人達もいて、彼らの話をきいてたらコロンビア人のことをみくだしてるんだなと思って悲しくなった。


落ち込んで、その話をコロンビア人の知り合いに話したら「グリンゴたちは(グリンゴは米人の蔑称)コロンビア人を見下してるし、コロンビアに住んでてもコロンビア人と仲良くもしないし地域コミュニティにも入らない人が多い。それにコロンビアの女たちをカネで買っていく。地域コミュニティの中で生きてる君とは考え方が違うだけなんだ」と。



私の友達のコロンビア人女性は、以前は語学学校のスペイン語教師をしてた。
でもその学校の欧米人の男性の学生が個人レッスンの時に教室で彼女に近づいて襲おうとしたそうだ。
抵抗したら、じゃカネを払えばいいだろ、金を払えば寝てくれるかと悪びれもせずに当然のように言ったそう
彼女は逃げた。
他の女性教師にもそういうセクハラを受けた人がいるという話をきいて学校を辞めた。

彼女が、欧米人にはコロンビア人女性はカネを払えば一般人女性でも誰でもいうことをきくとおもってる男が結構いると言ってた。

コロンビア人女性には、プロの売春婦じゃなくても、お金のために援交してしまって暴力をふるわれて負傷したり、なかには行方不明になる女性も増えているらしい。
最近、コロンビアの政治家が憂慮して売春の規制を強化しようと提唱している。


確かにそれを利用して米人の金持ちのおっさんにかこわれてる売春婦や、援助交際でもうけてるコロンビア人の若い美人の一般人女性達もいる。

でも他の女性たちはそうじゃない。




またコロンビアはドラッグ天国だとおもってる欧米人が、ドラッグ関係でコロンビアで逮捕される事件がこのごろ増えているとコロンビアのニュースでいっていた。
メデジンでドラッグを売ってた欧米人が逮捕されたり、ボゴタの空港では5kgのコカインを所持してた豪人の若い女性が逮捕された。
コロンビアがドラッグに甘いと勘違いして、ドラッグに手を出して逮捕される。


ボゴタの空港で逮捕された運び屋の豪人は、ネットでバイトを見て金が稼げると思ってやったといってた。
運び屋のバイト。
コロンビアは麻薬所持は死刑じゃないからよかったね。

また去年は麻薬と買春ツアーにきたイスラエル人が殺害されて、メデジン警察がドラッグに手を出すとマフィア関係とかの事件に巻き込まれるので外国人は特にやめてほしいと警告していた。

コロンビアはコカインとかに甘くない。
マリファナには少し甘いけど、コカインなどヘビーなドラッグには厳しい。


それにコロンビアの特に大都市にはあちこちに監視カメラがあって、犯罪防止のために住宅街にもたくさんある。
空港には麻薬犬がいて荷物をどんどんチェックしてるし、コロンビアの空港は出国のチェックが厳しい。誰かから荷物を預かってないか、スーツケースは自分のものかとしつこくきかれる。それもドラッグの運び屋対策だ。





第一のゲリラFARCが和平締結後に撤退し武装解除が完了。
FARCの支配地域にあったところを中心にコカイン畑の伐採をしている。
確かもう5万ヘクタールほどのコカイン畑をつぶしたそう。
それに港で手入れをして大量の麻薬を押収したり、各地にいるマフィアを手入れしてどんどん逮捕している。麻薬の押収量も飛躍的にのびた。



コロンビアはバイオレンスとドラッグの過去から、南米2位の経済大国として発展し、観光大国に移行して明るい未来をみんなでつくっていこう、としてる。


テレビや映画やネットのイメージで、コロンビアやコロンビア人に偏見を持たれるのはかわいそう。

コロンビアがしたいのは過去の話じゃなくて、現在や未来の話。
明るい未来に向かっているところなので。


コロンビアをあたたかく見守ってあげてほしい。

アンチエイジング時代の終焉 (多様性と自然を受け入れる美の価値観へ)

アメリカの女性誌 Allure が、「もう今後は ”アンチエイジング” という言葉を使わない」と宣言してニュースになっています。

日本の大新聞や各メディアでも報道されました。


そしてAllureの9月号では「アンチエイジングの終焉」という特集が組まれています。

エイジングとは、歳を重ねるここと。

なぜエイジングに ”アンチ” じゃなきゃいけないのか、
と問題提起して、美の価値観を変えようと呼びかけたのです。






(表紙はハリウッド女優のヘレン・ミレン)






<Allure誌によるアンチエンジングをやめる宣言>



Allureの編集長ミッシェル・リーによる「アンチエイジング」やめますというメッセージがこれ。


他でも和訳されてたけど一部だったので、私は全文を翻訳します。

(英語→日本語)


https://www.allure.com/story/allure-magazine-phasing-out-the-word-anti-aging/amp





This issue is the long-awaited, utterly necessary celebration of growing into your own skin — wrinkles and all. No one is suggesting giving up retinol. But changing the way we think about aging starts with changing the way we talk about aging.


今回私たちが提案するのは、長い間待ち望まれてきたトピックです。
年齢を重ねていくことを称賛するのが必要だという。
エイジング(歳をとること)をシワも含めてすべて受け入れようという話です。
別に今あるアンチエイジング(老化防止)の化粧品を捨てろということではないのです。

でも我々のようなメディアがエイジングへの考え方を変えれば、一般の方たちがエイジングについて語る内容も変わっていくでしょう。


With that in mind, and starting with this issue, we are making a resolution to stop using the term “anti-aging.” Whether we know it or not, we’re subtly reinforcing the message that aging is a condition we need to battle — think antianxiety meds, antivirus software, or antifungal spray.


ALLUREは、今後「アンチエイジング」という言葉を使うのはやめます。
今までずっとメディアは ”エイジングと戦わなきゃいけない” という価値観を強く与えてきました。
意識しようが無意識だろうが、そういうプレッシャーをみなさんに与えてきたことを反省しています。

不安なら抗不安剤(アンチ不安)、アンチウィルスのソフトウェア、防カビ剤(アンチカビ)みたいに、
エイジングは ”アンチ” すべきものとして提唱してきたことに対して。


If there’s one inevitability in life, it’s that we’re getting older. Every minute. Every second.

人生で老いを避けることはできない。
私たちは毎秒、毎分老いていってるのです。


We produced a video recently that featured 64-year-old gray-haired Jo Johnson, who made the poignant observation that aging should be appreciated because “some of us don’t get an opportunity to age.” Repeat after me: Growing older is a wonderful thing because it means that we get a chance, every day, to live a full, happy life.


私たちは最近Jo Johnsonのビデオをリリースしました。
Joは64歳の白髪ヘアの女性。

彼女が語ったことは、
”歳をとるということは喜ばしいことなのだ。
だって歳をとる機会を得られなかった人だっているのだから”といいました。

「私のいうことを繰り返して言ってみて。
歳を重ねることは成長すること。
歳をとることはすばらしいこと。
だってハッピーな人生を送ることができるチャンスが1日1日与えられるということでもあるんだから」


Language matters. When talking about a woman over, say, 40, people tend to add qualifiers: “She looks great...for her age” or “She’s beautiful...for an older woman.” Catch yourself next time and consider what would happen if you just said, “She looks great.”


言葉には言霊があります。
なにげにいう言葉でも大事なのです。
私たちが女性について語るとき、ついこういう条件をつけてしまいがち。

たとえば40歳の女性について話すとしたら、
「彼女は歳のわりには、いいよね」とか
「中年のわりには、きれいだよね」と言ってしまいませんか。

次回からは違う言い方をしてみませんか?

「彼女はきれいだね」
と。
そしたらどんなことがおきるか、あなたも考えてみてほしい。


Yes, Americans put youth on a pedestal. But let’s agree that appreciating the dewy rosiness of youth doesn’t mean we become suddenly hideous as years go by.

そう。アメリカ人は、若さを崇拝のシンボルだと思い込んで若さに執着してきました。
若い時はすばらしいが年月がたてば急に醜くなる、のではないのですよ。
考え方を変えてみませんか?


I’m not going to lie and say that everything about aging is great. We’re not the same at 18 as we are at 80.

私は老いることがすべてすばらしいことだけというような嘘は言わないですよ。
人間80歳になれば、18歳のときと同じように体が動くわけじゃないのだし。


But we need to stop looking at our life as a hill that we start rolling uncontrollably down past 35.

でも私たちは、人生は35歳を過ぎたらとたんに坂道を転がり落ちはじめる、と考えてしまう。
それはコントロールできないと。
でももうそういうふうに人生を見ることをやめなきゃいけないのです。


(And if it were, who determines the pinnacle? Is it our sexual prime? Is it the point at which most other people would consider us hot? Or is it utterly in our own heads?)

(もし頂上を極めた人がいたとしたら、それはセクシャルな面でも頂点なんでしょうか? 
自分が思ってる頂上が、人がみなあなたを一番セクシーと思うときなのですか? 
それはたんに自分の頭の中だけにある思い込みにすぎないのではないでしょうか?)


I hope we can all get to a point where we recognize that beauty is not something just for the young.

美は若い人だけのものだけじゃないということを、みんなが認識できるところまで社会が到達できるように願っています。


Look at our cover star Helen Mirren, who’s embodied sexiness for nearly four decades in Hollywood without desperately trying to deny her age.

9月号のallure誌の表紙を飾り、特集された女優のヘレン・ミレンを見てください。
彼女はいま72歳。
自分の年齢や老いをまったく否定することはなく、受けていれてきました。
そしてハリウッドのセクシーな女優でありつづけています。


I came across this quote from actress Samantha Bond that nails why we need more role models like Mirren: “Helen doesn’t appear to be frightened of aging and taking her sexuality with her. And it kind of gives her female audience the right to say, ‘Well, I can do that.’” And we can do that, too.


女優のサマンサ・ボンドは、ヘレン・ミレンみたいな人が映画界にもっと必要だと提起しました。

「ヘレンは老いていくことを恐れない。
年齢を重ねていってもセクシーでありつづけている。
そんな女優ヘレンの姿を見た観衆達が、
”そうだ、私にだってできる。私だって彼女のような生き方ができるんじゃないか” と気づくことができるのではないかと思うのです」


Major props to those who have already taken steps, and, to the rest of the beauty industry, we’re calling on you now: We know it’s not easy to change packaging and marketing overnight. But together we can start to change the conversation and celebrate the beauty in all ages.


そして私達ALLUREは、メディアや美容業界やファッション業界に対して変革を要求します。
今まで長い間あった美のコンセプトや演出方法、マーケティング手法を一晩で変えることは容易ではないでしょう。
でもメディアと業界が一緒に手をとれば、美の価値観や女性への見方を変革できると思うのです。
私達と一緒に、すべての年代における美を称賛しようではありませんか!」



:::

和訳は以上。






<メディアとファッションや美容業界への批判>



またこのALLUREの9月号の表紙には、


”  The end of ANTI-AGING

call to our industry "

とあります。


「アンチエイジングの終焉」

美容業界やファッション業界とメディアに(アンチエイジングの扇動をやめるよう)よびかける



このALLUREのメッセージは他のメディアやニュースでも和訳されてました。

しかし業界への批判と要求の部分がカットされてました。


スポンサーがついてる日本のメディアは、スポンサーに抵触することは書かないように忖度するので、もしかしたら故意にカットしたのかもしれません。

スポンサーでもあるファッションや美容業界だけではなく、雑誌などのメディアへの変革を唱えてるのでかなり強いメッセージだからです。

日本の雑誌なら、怖くてこんなの書けないと思う。
雑誌の編集部が書いても、広告部から差し止められるでしょう。
業界にかかわらず大スポンサーが自分たちに不利益な内容の記事は、出版社に圧力をかけて書かせない(または修正させる)こともあるからです。

ファッションや美容を扱った女性誌は、特に化粧品業界や美容業界やファッション業界とは強いリンクがあります。

たんに読者への意識の改善の呼びかけなら問題ないんです。

けど今回は業界全体に変革をよびかけてるので、かなり挑戦的で勇気あるメッセージだと思います。


このALLUREの宣言は、読者へ考えを変えようと提案したように日本では報道されてたけど、私は業界への批判と反省、そして変革の提案だととらえました。


ALLUREはメディアとして自分達がやってきたこと、そして他のメディアや美容業界とファッション業界に対する批判をし、メディアや業界がつくった美のイメージで一般人たちにプレッシャーをかけ続けるのはやめようと呼びかけたのだとおもいます。




(ちなみにこのallure 9月号はアマゾンで買えます)


Allure [US] September 2017 (単号)

Conde Nast Publications
売り上げランキング: 12,249




<Allure誌の転向>



私はアメリカや空港で「Allure」を買ったことがなんどかあります。
飛行機の中で気軽に読むにはおもしろい雑誌なんですよ。

Vogueとかみたいに最先端のファッション誌じゃなくて、「Allure」は、美容やファッションの具体的なハウツーが多い雑誌なんです。

毎号やってたおしゃれ改造は、ださい一般女性をメイクや服装をプロが変えておしゃれに変身させる企画。


いま私の家にとってあるallure誌は7年前の昔の号で。ジェニファー・ロペスの特集だったので保存してたんだけど。

内容を見てみると、


⚫️ 読者の減量企画

太ってる読者2人のダイエット企画。
短期でどれだけやせさせるか。
レオタード着た全身写真やサイズも出して。



⚫️ 「change is good」

女優3人をプロのメーキャップアーティストやスタイリストやフォトグラファーを使って、メイクやファッションを変えることとプロの写真でどれだけ美しくなれるか



⚫️ハリウッド女優や歌手などのセレブの今昔の比較写真。

昔はださかったけど、今はきれいになったセレブ
おしゃれになった成功例。
歳とったり太って劣化した例。
ヘアスタイルの変遷。
太って体のラインが崩れた女優



⚫️ 読者の一般人の変身企画

メガネですっぴんの女性を髪をカットしてメイクしてワンピースしてすっかり女性らしくきれいに変身。

ちりちり髪の黒人女性を、髪にストレートパーマかけてストレートヘアに。メイクも変えて美しく変身。

→ 美しく変身したことで、外見に自信が出てまわりからもほめられて、人生が前向きになったと話す女性たち。



⚫️ 絶対に短期でスリムになれる食事制限方法

激ヤセのファッションモデルを見せて、このように早く細くなろうと。
厳しい食事制限方法。
これで「very skinny」(超ガリガリ)にすぐなれる。


とまあ、そういう内容の雑誌だったんです。



欧米の雑誌って女性誌でもグラビアが中心で、あんまりそういうハウツー企画が少ないです。


日本の雑誌は「愛されるメイク」「好印象のおしゃれな春の服」「一週間の服装計画」とか具体的なハウツーが多いけど。


だけど「Allure」はダイエットしよう、髪を染めよう、今までの服はやめよう、女は美しく変わらなきゃいけない、今のままじゃだめ、みたいに けしかけてきた雑誌なんです。


だから、私が「まさか、あの雑誌がね〜」と 今回の編集方針の大転換に驚いたのがわかるでしょう。





<メディアとファッションや美容業界による、画一的な美のイメージのおしつけ>



ファッション界はスーパーモデルの時代は、あんな体型になりたいと世界の女性を思わせダイエットやフィットネスビデオブームをおこした。
その後はショーモデルは、どの服でも着られるように画一的なマネキンとして、やせすぎモデルばかり使ってきた。

モデルは事務所や業界から180cmなのに体重45kg以下にしろなどと強制されて、不妊になったり健康を害することも。
過去では海外のモデルがダイエットや拒食症で亡くなったり、モデルみたいになりたいという一般人の女の子が亡くなる事件があったので、ファッション界は批判され改善するように要求されてきました。
でも相変わらず。

今年のイブサンローランのポスターは、骨が浮き出るほど激やせのモデルが、露出した格好でエロチックなポーズをとるもの。女性への性暴力を助長するとか、女性侮辱や、やせすぎを煽ると大批判されてフランスの当局から変更を指導されて、世界でニュースになりました。


日本のアパレルメーカーは、バブル崩壊以降に標準の9号サイズを小さくしたらしい。
不景気なので布を節約したという話もあります。
日本ではサイズが1サイズや2 〜3サイズ展開しかない。
服が入らないと困るから、服に体型を合わせるしかない。

化粧品業界は、「今からやっておかないと歳とった時に差が出るよ」と高額のアンチエイジング化粧品を20代から売りつける。
日本では白い肌が美しいんだと白くなきゃと美白化粧品もすすめられる。
化粧品の販売カウンターに行くと、「あ、ここにシワが」「美白したほうがいいですよ」といわれるので、それが嫌でカウンターに行くのを嫌がる女性もなかにはいる。

美容院にいけば、明るく見えるように染めた方がいいよ、白髪があるから染めた方がいいよ、といいつつセールス攻撃。

雑誌は、美しくなろう、変わろう、みんなに愛されるメーク、若く見える服やシワ防止の化粧品などアンチエイジングも多いし、日本では雑誌の特集で一番売れるのがダイエット特集。


ファッションや美容業界や女性誌はこういうふうに、”画一的な美の押しつけ” をずっとやってきたわけです。



そういうのがみんなにプレッシャーを与えてきたんじゃないか。
もう変わろうよ、というのが今回の呼びかけとムーブメント。





<美の価値観の変化は世界的なムーブメント>



こういうことを書くと、

それってたんに海外のファッション業界での流行でしょ。
日本は日本だよ。
BBAや老害はやだ。
女は若い方がいいに決まってるだろ。
中年がモテるとかまたデマ書くな。
老化はみっともない。
きれいになる努力を笑うのか、おしゃれするなっていうのか。

などと反論する人がでてくるとおもいます。


別におしゃれをするな、化粧品を捨てろ、ずぼらでいいじゃん、とかそういう話じゃないのです。
おしゃれしたりきれいになるのはいい。

ヘレン・ミレンみたいに70代で赤い口紅つけたりね。

でも一方的で画一的なの美の価値観で、みんなが同じ格好をして、若作りをして、ほんとはやりたくないけどしょうがなくやってる、
っていうの、よく考えてたらおかしくない? 自分の個性や年齢を生かしたおしゃれをしていいんじゃない?
ってことなんです。



このごろの世界や日本でのニュースや議論を見てると、一過性の流行ではなくて、世界的に社会価値観が変わりつつあるように感じます。



ハリウッドや欧州の女優や有名シンガーなど有名人には、自分の写真がどれだけ雑誌などに出る時に修正されてるかをリアルな写真と並べてみせたり、自分のすっぴん写真を出してこれがリアルな私だと見せたり、自分は絶対にシワとり整形しないと宣言する女優も出ています。
ケイト・ウィンスレットやサルマ・ハエックやナオミ・ワッツのような有名女優達がそういうことを表明してかなり話題になりました。


先日私が、欧米のファッション界からグレーヘア革命(白髪ヘア)がおきて、欧米で白髪を染めないのが流行ってる、というブログ記事を書きましたよね。


→  「グレーヘア(白髪ヘア)が世界のファッション界のトレンドに 」



そこに出てきた白髪ヘアをしてるエディターがいるイギリスのVogueやフランスのELLEは世界最先端のファッション誌。
だから、あれは海外のファッション界でのトレンドなんだろう、という印象を与えるかもしれません。

フランスは、女優でも整形しない人が多いし。




<若さに固執してきたアメリカが世界に先がけて転換>



けど今回のAllureはアメリカの雑誌で、ハリウッドとかアメリカは若さにこだわり整形してでも若作りしようという傾向が強い国。


なのに、白髪ヘアの流行はアメリカから始まったんですよね。

Dove(ダヴ)というアメリカの会社(ボディソープ等のメーカー)は、女性達に「ありのままの自分の外見を愛そう」というキャンペーンを何年も前からしてました。


(以前書いた記事を読んでください。
この話も感動的。

→ (  「メディアにつくられた美人像ではなく、ありのままの自分を愛そう」 )


アメリカのランジェリーメーカーで、日本でも人気のヴィクトリアシークレット。
スーパーモデルにセクシーな下着や水着を着せてセクシーなカタログ作り、ショーのランウェイを歩かせる。
ヴィクトリアシークレットのモデルが着てる水着を、一般人が着たらどうなるかというアメリカでの写真比較の企画がネットでかなり話題になりましたね。
世界で有名なスーパーモデルばかりで180cm以上で細いし、しかも彼女たちが着てる服は各モデルに合わせて作った特別製で一般人向けのとは違うそうです。そしてもちろん撮影技術もすごいし、編集や修正も入ってる。



今回のAllureといい、あのアメリカの美の価値観がここまで変わったってことは、ほんとに変わったんだなと実感しました。



でもなぜアメリカからこのムーブメントがおきたのか。

アメリカは若さにこだわり、若く見せたいと若作りをする国。
政治家だってテレビに出るときは血色がよく見えるようにおじいさんでも頬紅をつけたりします。


アメリカでボトックスなどの美容整形が大流行したけど、そのあとに整形くずれの悲劇が多発してるし。



あ、もしかしてトランプの影響もあるかも。

アメリカは以前から差別が多い国だけど、表にはあまり出さないようにやってきたでしょう。
けどトランプは、セクハラしたり、ルックスがよくないと従業員を解雇したり、中年の女性アナウンサーにババア発言した。
トランプがフランスの大統領夫人に、スタイルいいですね、って言ったのも世界中から批判されました。

トップがそうだから、アメリカで堂々と差別を口にするレイシストやミソジニー(女性嫌悪、女性差別者)が増えてしまった。

先日シャーロッツビルで白人至上主義者のデモに反対したカウンターに車が突っ込み、女性がなくなりました。
あの白人至上主義者たちは、白人「男性」至上主義なんです。
だからデモが男ばっかりでしょ。
そのレイシストのミソジニーたちがトランプこそが自分たちの理想を実現してくれると支持してる。


白人至上主義者による被害者も出たので、それに対して大きな反発がおきています。

なぜ白人じゃないとダメなの、なぜ多様性がある社会ではだめなの? という反論が。

なぜ女を下に見るのか。
女性は男性が好む外見に作り変えなきゃいけないのか、なぜ女はアンチエイジングしなきゃいけないのか、なぜ若くないと女じゃないとか言われなきゃいけないのか、などと疑問を持つ女性が増えてきました。





<世界に広がるヘイトと、多様性のある社会への欲求>



今は世界中で憎悪やヘイトや分裂が高まってる。権力者が分裂をけしかけてる。

一方、それの反動で、多様性を大事にしようという声が世界で高まってる。


そういう時代だからこそ、美への価値観も多様であるべき、という声が高まったと思います。





そういう議論をこのごろよく見るんですよね。
アメリカだけじゃなくて、欧州でも中南米でも日本でも。




実は中南米各国でも女性による抗議デモが最近増えてるんです。
最近、夫や彼氏による女性へのDVや殺人事件が急増していて、社会問題になっています。

中南米はマチスモ(男尊女卑)が昔からあるのですが、それに反感を抱く女性が増えてるのは南米で強く感じました。

コロンビアのレゲトン歌手のmalumaが「cuatro babys」を歌ったら、女性差別の曲だと放送禁止になった背景にも、あの曲の歌詞が女性への偏見や暴力を助長するという社会からの批判があったからなんです。



けど今回の白髪革命やアンチエイジング批判の話は、宣言します、っておおがかりに発表したり、女性は偏見に負けずに生きるべきでは、と生き方を提案したり。
2010年代になっても先進国でも女性もまだまだ生きるのが大変だな、70年代みたいだなとも思うのですが。





<美に命をかける中南米でも女性のルックスの多様性を求める方向へ変化>



コロンビアは美のこだわりが非常に強い国。
中南米なのにダイエットする人が多い。
美容整形技術が世界でトップレベルで北米などからたくさん施術にやってきます。

でもこのごろ毎月のように美容整形で死者が出てニュースになっています。
先月は1都市で5人も死亡者が出て大騒ぎになりました。
日本でも死者が出たことがある脂肪吸引手術など体を変える手術中に死亡。中南米ではお尻を大きくする手術も人気です。

命を失う危険をおかしてまで外見を変えたり若返りしたいのかと、論議が出てますよ。

コロンビアに去年いたときに、コロンビア人達から「整形してまで外見を変える風潮には疑問がある」「整形くずれした知り合いを見てびっくりした」という声をかなりききました。

5年前にいたときとはかなり変わったと思いました。5年前は、体に気に入らないところがあったら整形すればいいという人が結構いたからです。



また去年のミスコロンビア(2017年のミスユニバースで3位)は黒人だったのですが、黒人ということで国内でかなりバッシング受けました。あまりきれいじゃない、黒人が多いチョコ県出身者のくせに、鼻が大きすぎる、写真によって白っぽく見えるよ黒人のくせに。。。などなど。
彼女は、ミスコロンビアになってからずっと外見のことで誹謗中傷を受けて傷ついてきたとインタビューで話して、コロンビアでも論議になりました。

今年のミスコロンビアは白人ですが、少女の頃に太っていていじめられたので、外見で差別するのはよくないと語ってました。

それに今月紹介した、コロンビアで開催された中南米中のブランドやアパレルメーカーが集結する巨大ファッションショーで、コロンビアのアパレルメーカーが、太っていたり低身長やいろんな肌の色の一般人女性をオーディションで選んでモデルとして出したんです。

女性の外見の多様性を訴えるメッセージを発して話題になりましたよね。

→  「ステレオタイプなモデル像ではなく、女性の多様性を訴えるファッションショー@コロンビア 」


外見命のコロンビアでさえ、そういう変化が出ているからね。

コロンビアは中南米の中でも美意識が高いし、ファッション業界もラテンアメリカでトップレベルです。


アメリカ、欧州、ラテンアメリカとくれば、これはやっぱ世界的な潮流だと思います。





<美の価値観の変化は世界的なムーブメント>



美しく年齢を重ねよう、歳をとっても輝いてる女優、などという特集は今までも一部のメディアでありました。

けど個人に意識の変革をよびかけても、そのときに記事を読んで「なるほど」と思うだけ。
実行できる人は少ないと思うんですよね。
やっぱ他人の目が気になるし、自分だけやってまわりがやってなかったら恥ずかしいと思っちゃうとか、流行に合わないとか。
特に日本では難しいと思う人が多いかも。




けれど今回のムーブメントは、世界のファッション業界や大手メディアが動いてるし、アメリカの大手女性誌が業界批判したでしょう。
しかも流行の話じゃなくて、意識改革や価値観の変換の話。
これは世界に大きな影響を与えると思います。

変わると思うよ。
だって、今までずーーーっと流行や美の価値観をつくってきた張本人達ですから。




それに今は欧米も日本も、ファッション業界や雑誌業界はやばい状況。
つぶれるアパレルやショッピングセンターや廃刊する雑誌は、アメリカや日本で増加してる。
だから今までのやりかたではもうダメと本人たちがわかってる。
流行をつくろうとがんばっても、昔みたいに一世風靡するわけじゃない。
今までの地位にあぐらをかいてたらダメになる。

日本の雑誌だって売れないから廃刊や休刊が相次いでるし、コストを度外視した豪華付録をつけてなんとか部数を維持しようとがんばってる雑誌が多い。
けどそれじゃいつまでもつか。。。


もっと読者や一般人の人たちの考えや思いを理解しないと売り上げが落ちる、支持されなくなる、捨てられると感じてるファッション業界やメディアは多いはず。
で、一般人の人達の書いてることや社会情勢をチェックしてたら、自分たちの功罪に気づいたんじゃない?

方向転換して、一般人達から支持される内容じゃないとファンは集まらないことがわかったんだと思います。


逆にいうと、みんなの共感をよべば売り上げは増えるし、固定ファンが増えると思います。

美や生き方への哲学とか。
企業の考え方も社会から問われていると思います。



たぶん、9月号のAllureは世界中で売り切れになると思うよ。


昔は、メディアやファッションやビューティ業界が上から消費者を煽って動かしてた。

でも今は既存のメディアを見る人は減り(テレビや雑誌や新聞など)、ネットなどで個人が発言する時代。
ネット上の一般人の意見が逆にメディアや業界に影響を与えるようになった時代です。

今回のファッション業界や雑誌の動きもそうした世の中の流れを受けてでてきたのかもしれません。







<日本での外見に対するプレッシャー>


若さにこだわる社会の中で大変なのは男性も同じですよね。


特に日本はすごい。

テレビをつければ、”このサプリを飲めば若返りする” ”この美容液をつければ10歳若く見える” と 若くなれ、若くなきゃだめ、というコマーシャルばかり。
電車内の広告もネットも、やせろ、むだ毛を脱毛しろ、若返りしろ、ハゲをかくせ。。。みたいな広告がずらり。
まるで脅迫されてるみたい。


FacebookやインスタなどのSNSで写真が大量にUPされるので、自分の写真映りが気になる。
きれいで若く見えた方がいい。
SNS映えのために、化粧品が売れたり、美容整形する人が増えたという話もあります。

日本では、写真を修正しまくって自撮りをSNSにUP、25年も続くダイエットブーム、整形。
30代以上の人には、おばさん、BBAとおとしめる。
年上には老害といっておとす。
テレビでも、外見でのバッシングがひどいよね。

まわりの人からどう見られてるか気にする人も非常に多いし。



でも流行って移り変わるでしょう。
50−60年代やバブル時代はグラマラスなボディが流行ってたけど、90年代後半以降はダイエット流行でスリム体型。
江戸時代は切れ長のつり目が流行ってたけど、今は二重で大きな目が美しいといわれる。

60年代は、シームつきの(ラインが後ろに入った)ストッキングが流行っていて、脚に筋(切り込み)をつけてラインつくった女性までいるという話をきいてびっくりしました。
その人はシームつきのストッキングの流行が終わったときにどうしたんだろう。

特に戦後から今までずっと西洋人のようなルックスが理想像になってきました。





<美のイメージからのプレッシャーで醜形恐怖症や拒食症まで>



流行って毎年変わるから、流行に合わせて自分の整形したり自分の体を変えていたら体がもたない。



インスタやFBで自撮りをたくさんUPしてる人には、醜形恐怖症になったり鬱になる傾向が高まってると海外での研究が発表されてました。

メディアの美のイメージに自分が合わないとか、まわりと比較して凹んでる人も多い。

細い体を保つために、先進国に住んでるのにいつも食べ物を制限して飢えてる状態。

なかには醜形恐怖症や摂食障害になる人もいる。


以前、「自分を美しいと思うか?」というアンケートをしたら、日本女性が世界で最下位だったそうです。


今までの社会からの洗脳がすごかったからね。
考え方を急に変えることができない。

自分に自信がもてなくなってしまう。
やばいと思ってもなかなかやめることができない。



社会や産業やメディアなどがつくりあげた美の価値観にふりまわされている。
そして自分にプレッシャーを与えて、自分をいじめつづけてる。

もうそういうのって疲れないですか?

なんでナチュラルじゃだめなの?





<年齢を重ねることは悪ではない>



どうしてそんなに歳を重ねることを恐れるんだろう。


人間には不可能なことがあります。


絶対に病まないこと
絶対に老いないこと
絶対に死なないこと


この世に生まれ落ちてから、毎日毎日、日々老いていってるわけだし、いつかは死ぬ身です。
それはもう自然なことだから、避けられない。
不老不死は無理。

それを動物はわかってるけど、人間はわかってない。





<社会価値観の変化のときがきた>



自分が生まれ持った外見は、世界に1つしかない。
それがあなたの個性。


もうそろそろありのままの自分を受け入れて、社会価値観にふりまわされて落ち込むことなく、自然のままに歳を重ねていき、人と比較せず、個性を大事にして、ハッピーに暮らしたほうがよくない?



だから、これはたんなる外見の流行の話じゃないのです。

意識改革と社会価値観の転換の話。


もうそろそろ、私たちを今まで束縛してきた社会価値観を変える時期にきたんじゃないか、と思います







関連過去記事(ブログ内):


「メディアにつくられた美人像ではなく、ありのままの自分を愛そう」


「ステレオタイプなモデル像ではなく、女性の多様性を訴えるファッションショー@コロンビア 」

「グレーヘア(白髪ヘア)が世界のファッション界のトレンドに 」

「ラティーナの体型 」

「男がほめるから女がきれいになる」


グレーヘア(白髪ヘア)が世界のファッション界のトレンドに

このごろグレーヘア(白髪ヘア)が世界のファッションのトレンドなんだって。


グレーヘア(白髪)が世界の流行の先端。

白髪を染めないのがおしゃれ。


英語では白髪はグレーヘアといいます。
ホワイトヘアとはいわないのよ。

ちなみにスペイン語ではcana(カーナ)。


この白髪ヘアの流行はまずアメリカで始まって、ヨーロッパでも流行。


「グレー レボリューション」 


というそうです。
(レボリューション=革命)



一般人でも、30代から50代の人達の間で白髪を染めない人が欧米で増えてるそう。



アメリカや欧州のファッション界で、白髪ヘアが流行ってきてるという話は前からきいていた。
日本でもじわじわきてるよね。

若作りする人が多いアメリカと違って、フランスは女優でも美容整形しない人が多いし、欧州では若者にはマネできないようなおしゃれな中高年が多いからそれは理解できる。






しかし昨日、南米のコロンビアのメディアがこの白髪ヘアの流行をとりあげてたのにびっくり。

「バイバイ 白髪染め、これからは白髪ヘアがおしゃれ」 って。


だって中南米には白髪が出てきたらすぐ美容院で髪を染める国が多い。
ラテン女性はロングヘアが女の命で、中年女性でもロングヘアが多い。
美容院で白髪染めるときにブロンドのメッシュ入れる人も結構いる。
20代と変わらないファッションの人も。
セクシー第一。
ヨーロッパと違って若さにこだわる国だと思う。

さすがに中南米も高齢者になると髪を短くして、染めない人も増えるけどね。


特にコロンビアは美の追求が人一倍強い国。
美容とファッションには一般人でも時間とお金をかける。
美容整形技術は世界トップクラス。
男性でもネイルサロンに通ったり、そのへんのお兄ちゃんでも爪をみがいて透明マニュキアを塗る国。

そんなコロンビアで白髪ヘアがファッショントレンド、っていう記事があちこちの大手メディアに出ててびっくり。
ま、あの国でみんなに流行するかはわからないけど、ファッションに敏感な人達は実行しそう。



最近コロンビアで人気で、コロンビアの芸能ニュースに毎日のようにとりあげられてるセレブ、イタリアの富豪Gianluca Vacchiは47歳で髪もヒゲも真っ白。


Gianluca Vacchi 3


彼は北米や中南米のラテン界でファッショニスタ(ファッションリーダー)といわれてて、このまえラテン音楽賞の授賞式でも一番おしゃれと賞賛されてた。
コロンビアのレゲトンシンガーJ Balvinの「mi gente」のビデオにも出てる。


彼が元ミスコロンビアと一緒にいる写真。

↓   ↓

Gianluca Vacchi



ファッションに命かけてる人が多いコロンビアなので、もしかしたら今後はグレーヘアが流行るかもしれない。




そこで、このコロンビアの新聞の記事を和訳します。

(スペイン語 → 日本語)







『 さよなら白髪染め。 白髪ヘアがファッション界のトレンドに  』


フランスのファッション誌「ELLE」の元記者で、今はパリのファッションのコラムニストであるSophieFontanel。

彼女はいま54歳。数年前から白髪を染めなくなり、自分の白髪ヘアの自撮り写真をインスタグラムなどにupしていて、フォロワーが急増している。
彼女の考え方が共感を呼び、今度はそれ関係の本も出版する。


「ナチュラルな自分でいるために、もうなにもしないことにしたの。
白髪を染めるのはやめたら、染めてた頃よりも気分がよくなったわ。

白髪が増えていくプロセスも写真に撮ってインスタにupしていったの。
白髪を染めない選択について、他の人がどう思うか反応が見たかったから。

そしたら多くの女性から反応があった。
”見てみて、私もあなたと同じように白髪を染めないで白髪ヘアにしてみたの。そしたらまわりからの反応もよかった” というレスがたくさんきてびっくり。

女性達は昔からの慣習にとらわれすぎて、自分の個性や自分の美を見せることを避けてきたんじゃないかと思う。

女性の美のイメージは男性からの好みでつくられてきたでしょう。
男に嫌われないように、自分の外見を変える。
白髪はよくない、白髪が出たら染めるか短く切れといわれてきたから。

そういうことって、すべて偏見からきてるのよ。
もうそういう偏見は終わらせなきゃいけないわよね 」

と彼女は語った。

1990年代にモデルだった米人の Kristen McMenamhyも白髪ヘアにした。

そしてファッション誌のVOGUEのイギリス版の有名エディター Sarah Harrisもファッションウィークにロングの白髪ヘアでやってきた。


アメリカのスター歌手、レディーガガや Rihannaも白髪をファッションに取り入れた。


美容院のカラリングや白髪染めのマーケットにも影響がでているそう。

しかしフランスの女性ジャーナリスト、タチアナ・ド・ロネは、Paris Matshというフランスの老舗グラフ誌に(米のLIFE誌みたいの)白髪ヘアで出たら白髪ヘアに対して皮肉をあびせられたそう。

このように、概して社会では、男性の白髪は「経験を積んだ人材に見える」とポジティブにとらえられるのに、女性の白髪はよくないものとして見られがちだ。
なぜ女性の白髪には価値がないといわれるのか?
そこにも女性への偏見があらわれているのかもしれない。

「女性の白髪は、老化の表れで美的な外見としては悪いものだとして昔からいわれてきた。
しかし人間の寿命が長くなり、女性が社会進出してキャリアを持つようになって時代や価値観も変わった。
老化や美のオプションも多様化してきている」と社会学者は分析している。





:::


和訳は以上。





次が上記のフランス人のファッションジャーナリストSophieFontanelが紹介されてたツイッター。
彼女が自撮りしてる写真だよ。








上記の記事に出てきた、VOGUEのsarah harrisの白髪ヘア写真


sarra harris


sarah harris







このファッションジャーナリストがいる(いた)ELLEもVOGUEは世界のトップのファッション誌だからね。
世界のファッションのトレンドを生み出す立場にいる雑誌。




つまりSophieFontanelが言いたかったことって、

私の解釈では

ありのままの自分を受け入れる。


自分の個性を大事にする


人や社会から押し付けられた美の価値観で自分を抑圧しない




。。。というようなことだよね。



すごい心にぐっとくる。



こういう話は今まで、女性の外見や体型のトピックとかでもこのブログに書いてきたけど。

(→  「メディアにつくられた美人像ではなく、ありのままの自分を愛そう」  
とか、他の記事もまとめて下にリンクはったのでみてね)


メディアやファッションモデルや、男性から見た女性の美の価値観や、社会的な価値観からつくられた美人像と美のイメージに縛られて、スリムじゃなきゃいけないとダイエットしたり、有名人と同じ顔になりたいと美容整形したり。

でもその美は絶対的なものではなくて、ビジネスやまわりがつくりあげた価値観。

メディアやまわりがつくりあげた価値観に私たちはふりまわされてる。

もうそういうのはやめて、ありのままの自分を愛そうっていう話。



今回の白髪の話も、それにつながる話だと思う。

ありのままの自分を愛そう、っていう。






日本でも、最近サッカーのカズとか、吉川晃司とか、白髪ヘアの芸能人が増えてきたよね。
でも男ばっかり。

会社や社会では、男性は白髪のままの人が圧倒的に多い。
男だと白髪がある人の方が会社で上の地位でビジネスの経験があると思われたり、医者なら白髪の先生だと経験豊富で信頼ありそうとかいわれてハクがつく。

でも女性で白髪ヘアにしてるアラフィフ以下の人はほとんど見ない。
女性が白髪を放置してると、だらしがない、貧乏そう、ださい、オフィスでのみだしなみがなってない、とかいわれる。
なんで女性が白髪だったら悪くて、男ならいいの?

上の記事でもその話出てたけど。
やっぱ社会からの女性への偏見もあるだろうね。




染めない選択肢をする人が増えた理由には、若作りするより老いを受け入れていったほうがいいと思う人が増えたからのような気もする。

facebookやインスタに写真をupするのが流行ってから、外見に非常に気を使う人が増えたでしょう。


で特にアンチエイジングのプチ整形とか美容整形が急増。

ボトックスやヒアルロンなどの注射をうてば一挙に若返りできるし、写真うつりがよくなる。

日本でも大流行り。


けど1年後には整形くずれしたり、ボトックスで顔の一部が硬直するケースもでてきた。

ボトックスってもともとは神経内科で顔面の痙攣がひどい患者さんに、ボトックス注射で痙攣をおさえる治療法だよね。ボツリヌス菌という毒を入れるから、その部分が硬直する。


アンチエイジングのボトックス注射はめっちゃ流行った。
しわをとるためにボトックスをうつ。

けどハリウッドの有名女優達の整形崩れはかなりショックだったよね。
顔がでこぼこになったり、整形劣化で年齢よりもずっと老けちゃったり、顔の一部がぼこっとはれたり、顔の一部があまり動かなくなって表情に変化がなくなったり。

ハリウッドの一流の美容整形医師に何千万円も払って整形してもらってまめにお直ししてても、ああいうふうになっちゃうなんて。。。とみんなびっくり。

「整形崩れするくらいなら、なにもしないほうがましだわ」「シワやたるみも受け入れていけばいい」「きれいに老いていったほうがかっこいい」と思う人が最近日本でも増えたような気がする。



私は前から書いてるように美容整形はしたことないし、今後もしようとは思わない。
病気や負傷して手術が絶対必要な場合はしょうがないけど。
健康な部分にはメスを入れたくないから。プチ整形でも恐怖心が強いからむり。


髪もバージンヘア (染めてない)。
だけどこのごろ白髪が出てきたんだよね。
あーどうしようかなと思って、昔から通ってる美容師さんに相談したんだけど、「このくらい大丈夫。ぜんぜん外から見えないから、このままでいいよ」っていうのでそのままにしといた。

けど去年日本に帰ってきてからストレスが多いらしく、急に白髪が増えた。
日本に帰国後に美容院行って、またその数ヶ月後に美容院に行った時に「数ヶ月でなぜこんなに急に増えたのか」って美容師さんがびっくりしたくらい。

「もう白髪染めしなきゃね」と私が言ったら、
美容師さんが「まだ大丈夫だよ。白髪染めっていうのは、白髪が全体の髪の3割超えてからやるので」っていうの。

「けど白髪が気になる」 って私がいったら、

美容師さんが「染めても根元からまた白髪が出てくるから、すぐまた染めに来なきゃいけない。
それに他の髪も元の髪の色とは変わっちゃうよ。
だから一回染めちゃったら、今後ずっと染め続けないといけなくなる。それでもいいのかよく考えてから決めた方がいいよ。染めるのか、染めないのか、決心してから来て。
あなたの地の髪の色がいいから染めたらもったいないし、髪につやがあるから白髪そんなめだたないよ。」って言われた。


それで帰ってからしばらく考えたんだけど、アレルギーあるから染料でかぶれる可能性が高いし、かぶれて髪の毛が抜けちゃったらやだし、白髪ヘアが流行ってるときいたのでやっぱ染めないことに決めた。

それで今年美容院に行って「やっぱ髪を染めないことにした。この先はじょじょに白髪ヘアにしていく」と美容師さんに言った。

そしたら美容師さんが「うちに来るお客さんも、このごろは白髪を染めない選択をする人が増えたんだよ」と言ってた。

それに白髪染めでかぶれたり、アレルギーで肌がかぶれたり毛が抜けたりするトラブルも新聞のニュースに出てた。
染料には有害物質が入ってるので実際のところ健康によくないらしい。


その美容師さんは都心の美容院でモデルとか芸能人のヘアも切ってる有名な人。
いつも髪については正直にはっきり言ってくれるし、長い間ずっとその人に担当してもらってるから私の髪を知り尽くしててヘアについてはおまかせしてるので、アドバイスに従うことにした。


白髪ヘアにしていくならもう髪をばっさり切った方がいいかなと言ったら、「切らないほうがいいよ。ロングのままのほうが」と美容師さんがいった。

やっぱわたし日本人だから、日本にいるとついまわりの目が気になったり空気よんじゃうんだね 苦笑。
中南米は「女はロング! 髪は女の命」だからロングヘアばかりだけど、日本はロングヘア少ない。しかも日本ではロングは何歳までしかだめ、みたいに線引いてたり。
だから、美容師さんがやめたほうがいいよっていうのをきかずに、半ば強引に切ってもらった。

カット終わったあとに美容師さんが、コテとかカーラーとか使ってちゃんと巻いてる? ときかれた。

白髪あるからもう巻かないほうがいいんじゃないかと私が言ったら、カーラーで巻いたほうがいいって。
それでカーラーでゆるふわ巻きしてくれた。

「気にしすぎだよ。だからあまり切らないでロングの方がいいのに」
「白髪ヘアにするっていっても、そこまでなるのにまだこの先何年もかかるじゃん」と美容師さんに笑われた。

結局、私自身が気にしすぎなんだね 笑。

中南米では毎日おしゃれしてたんだけど(コロンビア女性はおしゃれに命かけてるから)、日本に帰ってからすっかりずぼらになってる私。
私の美容師さんはおしゃれでセンスとってもいいし、美容師さんがいうように髪ももっと手を入れないとなあ。




ところでよく考えたら、なんで日本ではそんなに白髪や老いを嫌がるんだろうか。

昔の日本の伝統文化では、年齢が上がればめでたいといわれてたし、年をとれば知恵がつくとか年を重ねるのはよいイメージだったのに。

年をとるのが悪いイメージになったのは、戦後のアメリカ文化のせいなのかな?



英語ではmature(成熟する)というし、スペイン語ではmaduro。

30代以上の女性はmature woman(成熟した女性)。

年齢とともに熟していく。


でも日本では30代以上の女性には、三十路とか、おばさんとか、BBAとか、老害とかろくな表現がない。

若い「ぴちぴちギャル」(← わざとこの言葉使った)が好きな男性が多いから?


日本では「年より若く見えるね」っていうのがほめ言葉だしね。

年相応だね とか 老けてみえる、っていうのは、悪口になる。


こんなに老いを嫌悪するのはなぜだろう。
人間はおぎゃーと生まれ落ちたその日から、毎日毎日老いていくし、死に向かって近づいていくのは自然の摂理なんだけどね。自然にあらがってもむり。



自分が20代だった頃を考えると、まだ20代は人生の経験が足りなくて人間的にも成熟してなかったけど、その後人生経験積んできた。辛いこともあったけどそのおかげで他の人の辛い気持ちもたんなる同情じゃなくて共感できるようになってきたよ。だから年齢を重ねることはいいこともあると思う。


白い毛いいじゃん、うちの猫はもともと白い部分が多いんだけど、おばあさん猫になってさらに白い部分が増えてきてるよ 笑。
猫も年取ったらだんだん白っぽくなっていくんだよね。




うちの母が何年か前に髪染めたときに、染料にかぶれて頭皮や顔が赤くなって病院に行ったのを見てこわくなった。
病院で染料はもうダメといわれたため、母はそれ以降は白髪染めてない。

母が先日美容院に行ってセミロングにしたら、美容院から写真を撮っていいか頼まれて写真撮られたそう。
そこの美容院でもこのごろ白髪ヘアの注文をするお客さんが増えてきたし、いまトレンドのおしゃれな白髪のヘアスタイルを研究してるので、白髪ヘアスタイルの写真を集めてるんだそうだよ。



それにうちの近所に白髪ヘアのすごいおしゃれなマダムがいるの。
そのマダムの髪は真っ白で、肩下くらいのストレートなワンレン。
メイクはばっちりして、背がすらっと高くてファッションもすっごくおしゃれ。

かっこいい。ああいう風になりたーい。


白髪がちらほら出てくる30−40代って一番悩む時期だよね。
白髪がでたら気になって抜いたり、速攻で染めちゃう人がほとんどだと思う。


以前、加藤タキさんをそばで見たことある(有名人)。
彼女は20代から若白髪だったらしいんだけど、染めるのをやめて白髪ヘアにしたそう。
ヘアは白髪で、真っ赤な口紅でメイクはばっちり、真っ赤なスーツ。
さっそうとしてかっこよかったよ。


白髪ヘアにすると、おしゃれにもっと気を使わないといけなくなるけど。
美容院でこまめにカットしなきゃいけないし、メイクも明るめにして、ファッションも白髪ヘアに合うように変えるとか。

若いときは真っ赤なスーツに真っ赤な口紅だと、バブルファッションみたいになっちゃうけど、
白髪ヘアになったらピンクとか真っ赤な服とか派手な服着れるし、真っ赤なリップとかカラフルなおしゃれが楽しめそうだね。

近所のマダムみたいに真っ白のヘアになったら真っ赤なワンピとか着るんだって美容師さんにいったら、「その人かっこいいねー。けど君は将来そこまできれいに真っ白になるかわかないよ、白黒まだらになるかも」って、水を差されたけどね。。。笑


最近、日本でも、おしゃれな白髪ヘアとか、白髪ヘアスタイルとかネットや雑誌や新聞の特集を見るようになった。
白髪ヘアへの関心はが高まってるのは感じる。


でもどんなヘアスタイルがいいんだろう?



それで、ネットからひろってきたおしゃれな白髪ヘアの人の写真をUPするね。
(ググって出てきたのを許可なしにひろってきたので、すみません。。。)
参考にしてください




白髪ヘア9






白髪ヘア2

白髪ヘア3


白髪ヘア4


白髪ヘア6



白髪ヘア7



白髪ヘア10



白髪ヘア13


白髪ヘア24


白髪ヘア21


白髪ヘア20


白髪ヘア19



白髪ヘア14


白髪ヘア22



白髪ヘア27


白髪ヘア25


白髪ヘア26


白髪27



白髪ヘア8



すてきだよねー。

外国人だから日本人とはもちろん見え方も違うし、髪質も違うし、もとがブロンドの人は白髪なのかプラチナブロンドなのかわかりづらいのもある。

けど上にupした写真はみんな白髪ヘアだよ。


海外のサイトでは白髪ヘア特集がかなり多いので、「gray hair」 でググったら写真いろいろ出てくるよ。




日本人はストレートヘアが多いから、ストレートでぱっつんと切るヘアスタイルもいいかもね。

それかコテでゆるめに巻くか。


この写真で見るとロングもかっこいいなあ〜。
美容師さんがいうように、ロングにまた戻してもいいかもしれない。
今度こういう写真見せて、また美容師さんと相談してみよう。




関連過去記事(ブログ内):


「ステレオタイプなモデル像ではなく、女性の多様性を訴えるファッションショー@コロンビア 」

「メディアにつくられた美人像ではなく、ありのままの自分を愛そう」

「ラティーナの体型 」

「男がほめるから女がきれいになる」

一人で踊るハウス、ペアで踊るラテン

ひさしぶりにハウスのイベントに行ってきました。

ハウスの屋外イベントは数年前にkings of houseに行ったんだけど。
David MoralesとLouie VegaとTony Humphriesの。


でもハウスのクラブ(箱)は、すんごい久しぶり。
もしかしてyellowのクローズパーティ以来かもしれない。


私はもともとテクノとハウスのクラバー。
以前は毎週末クラブに行って、始発からはアフターアワーズ。
つまりオールで踊って、そのまま次の日の10時や11時まで踊ってた。

海外にいるときもクラブによく行ってました。ロンドンのテクノのクラブとか。

前は特にディープハウスとbossaハウスが好きだった。

今でもずっとハウスはプライベートでは聴いてるけどね。
この半年にハウスのCDは40枚近く買ったよ。


別にハウスのクラバーをもうやめたわけじゃないけど。
「30にもなってまだクラブ」って日本ではいわれるってきいたし。





で、 

久しぶりにハウスの箱に行って思った事。。。。



みんな一人で踊ってる。



DJブースの方をみんな向いて、並んで踊ってる。



あたりまえじゃん



とハウスやテクノのクラバーは思うかもしれないけど、ひさしぶりにその光景を見て新鮮な驚き。





だって、ラテンは男女ペアで踊るから。

男女で向き合って踊るし、ターンとかスピンとかして動きが激しいので、誰もDJの方を見る暇がない。



ハウスではありがちなみんながDJブースの方を向いて一人で踊ってる風景が、ラテンにしばらくいた私には新鮮に見えました。




ハウスのクラブで

ダンスフロアのスピーカーの前で一人で踊ったんだけど、爆音のスピーカーの音がシャキシャキ体に突き刺さるように中に入ってくるんだよね。

音が体に突き刺さって、その音が昇華していってトリップしていく感じ。

あー、これだよ、これ。

前にハウスとかのクラブに通ってた時に、この感覚が好きだった。

なんにも考えずに爆音の中で一人の世界に入って、DJの世界観の中で踊りまくるのってほんとに気持ちいい〜。


これがきもちよくてクラブに通っちゃうんだよね〜。




あ、それとハウスの箱で自分の踊り方がフロアの人と違うことに気づいた。

ラテンは腰が大事で下半身に重心をおいて腰で踊るんで、他のダンスしててもつい腰が入っちゃう。





もちろん、ラテンのダンスは大好き。

ラテンのダンスって男女ペアで踊るでしょう。
サルサも、バチャータもメレンゲも。
レゲトンやピットブルとかシャキーラなどのラテンダンスミュージックも。


ペアで踊るから、相手とダンスの波長が合うとダンスがエスカレートして情熱的になっていく。

けど、逆に踊りの波長が合わない場合は、お互いに「あれ、合わないぞ。1曲が終わるのが長いー」となることもあるけどね 汗。



というのも
ラテンのダンスって、もともとは男性から女性の求愛だったり、求愛された女性との駆け引きだったものもあるから。

中南米は誕生日フィエスタや結婚式とか、町の祭だと何千人が踊るから、ダンスが男女の出会いの場ということも。
出会った男女が踊りながらしゃべって知り合う。

踊っててダンスの相性で確かめ合うとかね。

アルゼンチンのタンゴは、移民同士で言葉が通じないのでタンゴで踊って男女が知り合ったという話もあるし。

すでに恋人や夫婦というカップルなら、ロマンチックなダンスで愛を深める。




ただし
サルサやバチャータやメレンゲなど、レッスンでは男性がリードして女性はそのリードに従うようにと教えられてる。
私は好きな曲だと勝手に体が動いちゃうことがあるので、レッスン系の人や先生からしかられることも。

まあ、普通クラブで踊る時は好きに踊っちゃうこともあるけどね。

レゲトンとかピットブルみたいなラテンダンスミュージック系は自由に踊ってOK。

日本でも中南米人オンリーとか、中南米人に米軍基地の人がくるラテンディスコ(ラテンのクラブ)に行くと、ラテンの曲以外にヒップホップやEDMとかもかかる。
ラテンオールミックスだとelectronica系も結構かかる。



中南米では中南米人は友達や親戚のグループでクラブへ行く人が多い。そのグループ中で踊ったり、クラブは恋人や伴侶と一緒にいく。

私は中南米ではいつも友達グループでクラブに行ってたけど、それだと友達としか踊れない。知らない人と踊っちゃダメといわれるので。


でも日本のラテンのクラブには、一人かもしくは同性同士でやってくる人が多く、ダンスフロアで知らない女性に声をかけて、1曲ごとに相手を変えて踊る。
男性が女性を選んで踊りに誘う。
女性は誰からも声かけられないと、ずっと壁の花。

ラテンで男女ペアで踊るのは楽しいけど、疲れることも正直ある。





ということで、ハウスに話を戻すと、

ハウスは好きな曲がかかったら一人でフロアに出て踊って、音楽に合わせて自分が好きなように踊れるから楽しいなー、自由だなーって思った。


でも前にハウスのクラブに行ってた時は、私はハウスも人と踊ることが結構多かったんだよね。

ハウスもテクノも連れと一緒に踊るのも楽しい。


でも一人で踊ると、なにも考えずに世界に入れるから気分がすっきりする。



しかも今回はDJがラテンハウスも何曲かかけてくれたの!
うれしくなっちゃって、踊りまくった。

ラテンのパーカッションの音がきこえると、アドレナリンがきゅーーーってあがるのよね。
ラテンなサウンドには体が自然と反応するからしょうがない。

あと私が好きな「most beautiful」もかかったので、気分がアガった ↑ 


他の曲もよかったけどね。
ひさしぶりのハウスのクラブだったので。


うわーやばい。

またハウスにはまりそう。







● ブログ内の英訳/スペイン語訳(歌詞の和訳等)の無断転載禁止
● キュレーションサイト(naverまとめ含む)による転載やぱくりは禁止




【【【 おすすめラテンファッションとグッズ 】】】

【ラテンファッション レディース】
ラテンファッション
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
ブラジルジーンズ ブラジルジーンズ ブラジルワンピ
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
サルサシューズ サルサシューズ ブラジルオールインワン


【ラテン メンズ ファッション&グッズ】
ラテンメンズ
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
ブラジルジーンズ キューバTシャツ
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
ブラジルの制汗剤 ペルーのピスコ(酒)
TWITTER
ブログの更新はときどきですが、ツイッターでは毎日ラテン等についてつぶやいてます 笑
おすすめCD紹介 ↓
下記に私のおすすめCDを紹介(iTunesも)。クラブでいつもかかる曲ばかり。ブログ内で書いてるので上記の検索欄で検索して試聴してね ↓ ↓ ↓

ワイルドスピード8
J Balvin 最新アルバム
Energa
J. Balvin


Pitbullの新作
バチャータのプリンス・ロイス新作
Five
Prince Royce


marc anthony大ヒットアルバム
これに入ってるのサルサ曲「vivir mi vida」も世界で大ヒット。Marc Anthonyはラテン界の帝王的存在。
大ブレイクのMALUMA
DANZA KUDUROはこれ!
Don Omar Presents Mto2: New Generation
レゲトンのNicky Jam
J Balvinとあわせていま人気のレゲトン歌手がNicky Jam。彼のベストアルバムです
エンリケ・イグレシアス
エンリケ・イグレシアスの大ヒット曲「Bailando (バイランド)」(ft. Gente de Zona) が入ったアルバム
ルイス・エンリケのロマンチックサルサ
yo no se mañanaが流行ったルイス・エンリケの新しいアルバム。踊りやすいロマンチックサルサがいっぱい
Daddy Yankee ヒットアルバム
レゲトン J Balvin
ここ1-2年世界中で超ヒットしてるレゲトンがコロンビアのJ Balvin。音楽賞を総ナメにしました。
大ヒットのバチャータ
Phase II



バチャータの帝王
世界のバチャータブームをおこした2大バチャータキングは、Prince RoyceとこのRomeo Santos。Romeoは、バチャータの人気グループAventuraの元ボーカル。
El Cantanteの元歌はこっち
El Cantante
El Cantante

サルサのDIVA
Salsa Divas
Salsa Divas
Celia Cruz とLa India
泣いちゃうサルサ
Fabricando Fantasias
TITO NIEVES
ブログで紹介したCDリスト

「ブログで紹介した曲とCDリスト」

リンク & お気に入りブログ
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


ラテンCD

AMAZON サーチ

みんなで投票
よく行くラテンクラブは? (複数回答OK)
RSSフィード
フリーエリア