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コロンビアでの日本人殺害事件と安全対策

コロンビアで日本人が強盗に殺害されるという悲惨な事件がおきました。心からお悔やみを申し上げます。

私はコロンビアに何か月か前までいたので大ショック受けました。
亡くなった方はほんとにお気の毒だと思います。
もしこのブログを見てくれてて質問しててくれれば、被害者の方にアドバイスできたことがあるんじゃないかとすごい落ち込みました。

私でもなにかできることがあるとしたら、今後海外に行く方のために(またはすでに旅行中の方のために)安全対策を書くことではないかと思いました。
それで事件から1週間たってやっとこの件についてブログにUPする気になりました。


世界一危険な国コロンビア行くからそんなことになった、なぜ麻薬のメデジンカルテルがあるメデジンなんかにいったんだ、などと被害者とコロンビアが批判されてます。

でも今回の事件を「コロンビアが危険な国だから」とか「被害者(だけ)が愚かだったんだろ」で済ましちゃうと、また同様の事件がどこかでおきかねません。

また次の犠牲者が出ないようにするためにも、コロンビアそして他の中南米、そして欧州や他の英語圏にも住んでいた自分が思うところを書きます。




●バックパッカーに告ぐ

ニュースを最初にきいたときに、強盗から奪い返そうとしたと報道してたので、「旅行者だろうな」と思いました。在住者ならそんなことしないからです。

しかしこの事件を受けてバックパッカー達のなかに、自分も強盗にあったときに奪いかえしたことがあるとか、海外で無謀なことをやった武勇伝を自慢したり、たとえ死んでも自己責任だから旅を楽しめばいいとか、みんなしょっちゅう危険な目にあってるし「旅行はいつも危険ととなりあわせ」とかブログに書いてる人たちがいました。

普通の観光客とかなり感覚が違うのにびっくり!
しかも事件のニュースきいたあとでの感想なので、さらに驚き。
それじゃ今回はたまたま場所がコロンビアだっただけで、またいつ死傷事件がおきるかわからない…と心配になりました。

強盗を追いかけて奪い返そうとすれば危害を加えられる危険性があるのは、どこでも同じですよね。強盗にあったら抵抗しないというのは安全対策の基本で、日本のコンビニ店員のマニュアルにも書いてある。

私は海外旅行やコロンビアの安全対策について何度もブログに書いてきました。
コロンビア在住の日本人達もブログなどでよく注意喚起してますが、的確なアドバイスが多いです。もし被害者の方もそういうコロンビア情報を読んで到着後に宿の人などに周辺情報や安全情報を詳しくきいていたら、もしかして死ななくてもよかったかもしれない… と思うとほんとに残念でなりません。

特に世界一周バックパッカーは訪問国数が多いのであまり調べる時間もなく南米入りしてしまいがちでしょうが、訪問都市についてたくさん情報を集めましょう。

南米で会ったバックパッカー達が危険地帯に行くというのですごい危険だからやめたほうがいいと私がアドバイスしても、「バックパッカー情報では大丈夫と書いてあったし、ルートと日程がもう決まってるから」と反論して強行してしまいました。こっちはひやひやします。

自己責任だから無謀なことをしていい、というのは間違ってると思います。もし事件がおきれば家族はもちろん、現地の在住日本人や日系人を巻きこみ、事件がおきた国や観光産業にダメージを与え、もし人質事件なら国際問題にも発展しかねません。

私はバックパック旅行したことないのでバックパッカー達が書いてることも今回いろいろ読みました。
旅慣れしてないとか平和ボケとかじゃなくて、特に世界一周のバックパッカーは世界各地をまわってきているがうえに「バックパッカーずれ」してるような気がしました。
私の印象では、世の中の常識じゃなくて、“バックパッカーの常識”で考え行動してる。
こういうほうが旅慣れしてるみたいでかっこいいじゃん、がんばってきらきら輝いてる俺、みたいな。

もちろんバックパッカーにもいろいろいるので、みんながそうというわけじゃないですよ。

周遊バックパッカーはみんなだいたい同じルートをまわり、必ず最終目的地に達成するまで完走しようと励まし合ってるそうですね。 
でも旅はRPGゲームじゃありません。周遊旅の目的地にゴールしなくてもいいんです。
そのときどきの安全情報や気象条件でルートの変更や日程変更するなど臨機応変にしましょう。もしトラブルにあって体調やばいなどの場合は日本に帰る勇気も必要です。

バックパック周遊旅行や個人旅行をする方は、安全対策をしっかり学んでから旅行してくださいね。安全対策を守らないなら南米には行かないほうがいいです。

今回事件があったコロンビアのメデジンは、日本人の旅行者のケアを(日本語で)してくれる人が何人もいるし過ごしやすくて恵まれた環境なんです。私もペルーのマチュピチュの帰りに風邪こじらせてピンチになったとき、メデジンに飛んでしばらく休養したくらい。
けど他の南米の土地や移動中ならそういうふうにはいかないところがたくさんあります。

あんま南米なめないほうがいいですよ。
私が今回書いた記事に「うるせーな」と思ったバックパッカーは、南米を旅行ルートから外すことをおすすめします。

(マチュピチュとウユニは大丈夫でしょうから、あそこだけにしといたほうが)。





●コロンビアから陸路でベネズエラやエクアドルに抜けないように

南米(もしくは世界)を周遊するバックパッカーには、コロンビアから陸路でベネズエラやエクアドルに行くルートを通る人がいると思います。
でもベネズエラやエクアドルとの国境付近の県は外務省の渡航安全情報で「渡航禁止」エリアです。
ベネズエラは今国家の非常事態で国民が飢えデモ隊と警官隊や軍隊が衝突し、コロンビアの国境地帯にもベネズエラ人が逃げてきたりベネズエラの軍人が侵入するなど混乱しています。
また逆のエクアドル国境に近いコロンビアの県は第二のゲリラの活動が活発化しています。
ベネズエラにはいかないこと。そしてカリを通ってエクアドルに陸路で行かず飛行機でエクアドルにいきましょう。




●コロンビアはもう世界一の危険国ではない

もうコロンビアはそんな危険国ではなくなりました。超危険国だったのは麻薬王エスコバルが殺害された1993年までのことです。
今世界で一番殺人率が高い国はベネズエラです。
次がホンジュラス。
コロンビアの首都ボゴタや第二の都市メデジンはランキング50位圏外です。
※(2015年の世界殺人率ランキング)
http://www.worldatlas.com/articles/most-dangerous-cities-in-the-world.html

※<追記> 2016年はメデジンはさらに治安がよくなって殺人率が激減しています。




●コロンビアは好景気の経済発展国

コロンビアは中南米第三位の経済国。
特にここ何年かは好景気にわいてバブル景気状態のように。
国外からの投資が増大しています。景気がよく国に活気があります。
特にボゴタやメデジンなど大都市は開発が進んでめざましく変わっています。

※2015年11月 東京UFJリサーチコンサルティング 「コロンビア経済の現状と今後の発展」
http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_151106




●コロンビアへ観光客や移住者急増

観光客や移住者も急増しています。2010年位からバックパッカーの間で「コロンビアは中南米のバンコク」と言われるほど人気。

コロンビアは、ロンリープラネットが選ぶ「2017年旅行すべき国ベスト10」でカナダに次いで第2位。
http://www.lonelyplanet.com/best-in-travel/countries

またコロンビアは、米人とカナダ人が移住したい国の8位になりました。
好景気のコロンビアは求人が多いと、不況で仕事がない欧米から移住してくる若い欧米人も増えてます。





●メデジンは外国人に人気


第二の都市メデジンは気候がよくこぎれいで、白人率(コロンビア人)が高いところです。
外国人に人気があり、欧米人の長期滞在者も多いです。

メデジンは日本人バックパッカーのルートに入っているし日本人向けサービスもあり評判がいいです。
世界一周バックパッカーの被害者がメデジンを訪れたのもルートに入ってたし旅行者に評判がいいからでしょう。

外国人が多いので、英語の情報や日本語の情報も多いです。

私はメデジンには2回滞在しました(1ヶ月間)。
サルサがなければ私もカリ市じゃなくてメデジンに住みたかったです。





●コロンビアでの犯罪


コロンビアの殺人率を押し上げてるのは、コロンビア第三の都市カリ市とそこから近いパルミラです。どちらもマフィアの抗争のせいで殺人率高いそう。マフィア関連のところに近づかなければ普通に観光したり生活するにはマフィア事件は特別関係ないです。

私は世界殺人率ランキング10位のカリ市にいたんだけど、よくコロンビアのイメージにあるようなそこらじゅうの人が銃持ってるとか死体がごろごろ転がってるというようなことはありませんでした。銃なんて警官や警備員が持ってるのしか見たことないし、殺人事件や遺体も目にしたことないし、マフィアも見たことないです。けど強盗やひったくり事件はよくききました。


※<後記> カリは2016年は殺人率が激減し、殺人率ランキングで世界で22位になりました。(10位→22位)
全体的な犯罪率もカリは下がりました。


コロンビアは都市によってぜんぜん違うので、カリ市とメデジン市だと状況はがらっと変わります。

メデジンは治安が各段に向上し、その方策が革新的だと国際的に評価されています。

現地報道によるとメデジン市で今年外国人が亡くなった事件は、メキシコ人とデンマーク人在住者が家で変死してた事件と、ドラッグ&買春ツアーのイスラエル人が殺害された事件、そして今回の日本人強盗殺害。今年で合計5人だそうです。
変死してた事件は殺害事件ではなかった模様。
外国人で強盗殺人事件にあったのは今回の日本人1人だけ。

メデジン警察は今回の邦人殺害事件をうけて外国人を守る安全対策をさらに強化していくそうです。
メデジン警察とメデジン市長は、治安改善のためにかなりがんばってると思います。

イスラエル人のドラッグ&買春ツアーの事件では、警察が「メデジンではドラッグや買春は許さない」と言ってました。コロンビアは麻薬と美女という昔からのイメージからドラッグや買春目当ての外国人が来ることにコロンビア人は反感抱いてます。そういう悪いことするなら、コロンビアに来てくれなくていいという考えが強いですね。
ドラッグや売春組織はマフィアがらみなので、手を出すとマフィア事件に巻き込まれる危険性が高くなります。コロンビアでドラッグやってみたいとか思ってる人はやめましょう。

<追記>
今年のニュースによると、メデジンで最近ドラッグがらみとかの事件を起こして外国人が何人も逮捕されています。
ドラッグのイメージが強いし、はめをはずすために南米にきた欧米人などの旅行者や長期滞在者が事件を起こしてるようです。
またボゴタの空港で豪人女性がコカイン5キロの運び屋をやってたと逮捕されました。ネットのバイトでやったと本人は言ってますが、コロンビアの空港には麻薬犬がいて荷物は全部チェックしてますし、荷物検査は非常に厳しいです。





●旅行者だからねらわれたのか?


日本人だからねらわれた、と思う人は多いみたいですが、私は「観光客」だからねらわれたと私は思います。

コロンビア人は東アジア人(特に日中韓)を識別できない人がほとんどだからです。
それにコロンビアにも中国人移民がいます。

同じ中南米人でもメキシコ人など中南米他国の人も被害にあってます。

コロンビア人達が 「ツーリストと思われると窃盗にあう」 とよく言ってました。
判別するのは、ジモティかよそ者か。
町に不慣れで貴重品持ち歩いてることが多いので、旅行者はターゲットになりやすいのです。

もし日本人をねらうなら、日本人ばかりが出入りしてる施設のそばでやるしょうし。
コロンビアにも日本人が多く出入りしてる施設があるし、プロの窃盗犯なら把握してるでしょう。

強盗やひったくりならコロンビア人もよくやられてますよ。
今回の事件は犯人が少年だったようだし、もしかしてたんに金目当てに通行人をねらっただけかもしれません。


<追記>
犯人が逮捕されましたが、やはり若い青年でしたね。
しかも貧乏ではなくて会社員。
転売目的の窃盗だったのかもしれません。
犯行の最初のところが監視カメラに写っていて公開されてましたね。コロンビアは通りのあちこちに監視カメラがあります。住宅街にもありますよ。
この監視カメラでひったくりなどの犯罪行為がうつっていることがあります。
逆にいうと、あなたが変な行動してもセキュリティカメラで監視されてるかもしれないってこと。




町で浮かない恰好にする


バックパッカーは遠目からも旅行者だと分かります。

短パンにビーサンとか世界各国のバックパッカーの外見は街で浮きまくってます。
東南アジアで買ってきた服はワールドトラベラー的でかっこいいのかもしれませんが、中南米では「旅行者です」と服に張り紙して歩いてるようなものです。


私は中南米ではその土地で買った服を着て地元の人と同じような服装やヘアスタイルをしてたんであんまり旅行者に見られませんでした。

コロンビアは、コロンビアで買ったジーンズとトップスなどその土地での流行の服を着てました。メイクもするし、ネイルサロンにも行ってました。コロンビア人は帽子あんまかぶらないので、日差しがきつくてもかぶりませんでした。

ディナーやクラブなどにお出かけするときはワンピースにヒールとか。普段から日本にいるときよりおしゃれします。

日本人からしてみたら海外にいるのにそんな格好は危ないと思うかもしれません。

けど、日本人女性観光客がよくやってるチュニックにスパッツで帽子をかぶってる恰好のほうが中南米ではすごい浮きます。そんな恰好してる人いないからです。

中南米の女性はセクシーな格好が大好き。ローカルの女性たちと同じような格好をしたほうが街で浮かないのです。

コロンビア人女性から、「それすてきね~、どこの店で買ったの? いくらだった?」とよくきかれました。つまり私が着てる服はその街で買ったと分かってるからです。

コロンビアで買ったといってもお土産屋で買ったエスニックなのじゃなくて、町のコロンビア人がよくしてるような恰好という意味ですよ。

私はラテンの服が大好きで、特にコロンビアはおしゃれな服が多いのでいつも服をたくさん買います。だからか日本人の顔だけど、旅行者じゃなくてアジア系の住民か日系人と思われることが多かったです。
安全対策のためにコロンビアでわざわざコロンビアの服着てたわけじゃなくて、ファッションが好きだから着てたんだけど、それが身を守るために功を奏してたと思います。

北米や欧州など他の地域に行ったときも、その町の女性たちがしてるような服装にしてます。

海外では、常に街で浮かない服装をこころがけてます。


町で浮かない服装をすることが海外で身を守る安全策 

だと自分は思ってます。日本の旅行安全ガイドで言われてることと違うんで、理由を説明するためにこんなに長々と書いてます。



言葉でいってもわかりにくいと思うので写真を見せますね。

コロンビア人女性はこういう感じ。




これは熱帯地方のカリ市の女性なので、左のビスチエは他都市より少し露出度高めですが、右のブラウスはコロンビア全国で流行ってたスタイル。
コロンビア女性はだいたいこんなイメージ。

そこにチュニックとかチェックのシャツとかだと浮くのわかりますよね。



中南米人の男性はだいたい短髪が多いです。
コロンビアだとハメス・ロドリゲス(サッカーのコロンビア代表)みたいなヘアスタイルが多い。
「ラテンアメリカ男性のヘアスタイル」 に以前、メキシコ人男性とコロンビアのカリ市の男性の流行のヘアスタイルについて書きました。


james rodriguez 2



地域によって流行りのヘアスタイルが違う。
首都で国際的なボゴタはまだヘアスタイルにバリエーションがありますが。
カリは地方都市なので(第三の都市とはいえ)、流行のスタイルを多くの人がやる感じです。

コロンビア人のカリ市の人。カリだとこういう感じの服装やヘアスタイルよく見ます。





それからジーンズ。
コロンビア人女性は普段着でよくデニムのパンツ(ジーンズ)はいてて、そのジーンズがストレッチがすごいきいててぴたぴたのスキニーでヒップアップするタイプのをはきます。
リーバイスみたいのじゃない。
それはコロンビアだけじゃなくて、中南米全域そうです。


これはコロンビアのジーンズだけど こういう感じ ↓

colombia jeans mujer1


colombia jeans mujer2



特にコロンビア人は美容院大好きで外見に気を使う国民です。
男でも自分で爪を磨いたり透明マニュキアしたり、ネイルサロン行く人いるくらい。

女性は美容院やネイルサロンに月に何回も行ったり、おでかけのときは12cmヒールはいたりします。
歯の矯正してる人も多いです。


こういうなかで、ぼろいTシャツ、短パンやタイっぽい柄物ルーズパンツ、ビーサン、のびっぱなしの長い髪など、というような日本人男性バックパッカーにありがちなスタイルだとすごい浮くのわかりますよね? 
(女性なら、たとえばチュニックにスパッツとか、カーゴパンツにチェックのシャツやロングTシャツとかのような地味な旅行者っぽいスタイル)。

コロンビアもぼろぼろのTシャツとかズボン着た人もホームレスや貧困層にいますが、バックパッカーの服装とは違うので…。

それからよくコロンビア人達から「日本人観光客の男はなんで髪長いの?」ってきかれましたよ。
バックパッカーは髪を切る暇がないからか伸びっぱなしで髪が長くてぼーぼーの人が多いのですが、コロンビア人からは異様に見えるそう。南米では庶民向け床屋はすごく安いので髪切ったほうがいいと思います。

バックパッカーは一度買ったら世界中でその服を着たおそうとするのかもしれませんが、東南アジアのタイの服装と中南米ではぜんぜん違います。
中南米で最初に入った国でこういう感じの服を買えば(安物でOK)、中南米周遊で使いまわせると思います。だいたいどこの国でも傾向が似てるからです。前にいた地域で着てた服を少し捨ててでも中南米では服を変えたほうが安心だと思う。

男性なら中南米では(リゾート以外)は、ジーンズか無地のロングパンツ(ルーズじゃない)、トップスがTシャツかポロシャツか襟のあるシャツ、そしてスニーカーや普通の靴ならだいじょうぶかと思います。

女性は中南米でジーンズ(日本のと形が違う)と、現地女性が着てるちょっとセクシーめなトップスを買ったらいいかと。


日本人は金持ちに見えると襲われるからと旅行のときにわざと小汚い格好してる人多いですが、かえって街で浮いちゃって旅行者だと一目瞭然なんです。
窃盗の常習犯はプロなので、小汚い格好してる人が旅行者だとか、バックパッカーがどこに小分けにしてお金隠してるかとか知ってます。


「汚い恰好をすれば日本人だと思われずに窃盗にあわない」というのが海外旅行の常識ですが、私は意見が違います。

 「観光客と見られないように町で浮かない恰好をする」 ほうが安全だと思います。




●スマホ社会だからスマホがねらわれる


コロンビアは貧困の国でスマホなんか誰も持ってないから、スマホが狙われるんだ、とかネットに書かれてましたが、コロンビアは貧しい国ではなくて「貧富の差が大きい」国です。

それにコロンビアはスマホ社会です。
スマホでfacebookやwhatsapp (日本でいうところのLINE) しょっちゅうやってます。
スマホ中毒が社会問題になってるほどです。

コロンビア人はよく歩きスマホしてます。
歩きスマホするからひったくり被害にあってますよ。近所の人とかも人通りのない通りや夜に歩きスマホしてはよくひったくられてました。

スマホが人気なのですぐ売れるから、転売目的でスマホを盗んでるやつらがいるとききました。
スマホを転売する窃盗グループもいるし、mercado libreという日本でいうヤフオクやメルカリみたいなところで個人が転売に出しちゃう場合もあります。

スマホを使うなとはいいませんが、スマホをするところは屋内がいいです。
旅行者が一番やばいのが歩きスマホ。
日本から持ってきたスマホはローミング料金になるし高いですよね。WIFIエリアでしか使えないと思います。
お茶や食事するときにお店のwifiで見る分にはいいかと思います。

ジモティは電車の中やバスのなかでもスマホいじってるけど、旅行者は目立つから交通機関の中であんまスマホいじってるとスリにあうかもです。ジモティでもスマホのスリにあってるので。


※<後記>
コロンビアはネットにアクセスする人口の割合が、世界でトップランクとデータに出ていました。
WIFIゾーンもあちこちにあるし、確かにほんとにネット大好きです。スマホ中毒だし。


またスマホが日本より高くて貴重品から殺して奪ってでもスマホが欲しいんだろうという話も日本のネットに書いてありました。
でも日本は通信費で会社は稼いでるし、本体は分割で割ってるので実質はかなりのお金をとられてると思います。
コロンビアは本体を買って、通信費はプランで自分の予算に合わせてプラン変更できるし、ほとんど使わない人はプリペイドでもつかえます。

日本は世界一のiphoneシェア率ですが、中南米ではアンドロイドが主流。コロンビアではサムソンと中国のファーウェイが大人気でした。





●カネ目当ての犯罪が多いので対策しやすい


中南米の犯罪の大半が金目当ての窃盗なので(ひったくり、強盗、すり)、カネをすぐ渡せば危害を加えられないことが多いです。
さっさとずらかりたいので抵抗したりもたもたしてるとめんどくさくなって撃たれることがあります。「強盗にあったらすぐバッグごと渡して抵抗するな」と中南米人からよくいわれました。

逆にいうと、日本みたいな「誰でもよかった殺人」とかきいたことないから、金目当ての犯罪は安全対策すればかなり身を守れますよ。





●安全はカネで買え


私はブログに「安全はカネで買え」と何度も書いてきましたが (「海外で身を守るために」を読んでください)、これは中南米にはよくあてはまります。

中南米は貧富の差が大きくて階級がある国が多く、特にコロンビアは階級差が激しい国です。富裕層は日本人も想像できないほどリッチ、貧困層は搾取で貧しさにあえいでます。

だから、お金をケチればケチるほど自分の身を守る安全度は減ります。
中南米で安全じゃない交通手段を使ったり、治安が良くないところにいるのは貧困層が多いんです。旅行者がお金をケチることで、貧困エリアや治安の悪いほうに足を踏み入れてしまうのです。
中南米は一般的に安全なエリアと治安の悪いエリアがはっきり分かれているので、安全なエリアにいれば危険はかなり回避できます。

バックパッカーは1円でもケチるし、どれだけ節約できたか自慢してるとききました。
でも身の安全のためにはお金を出すべきところは出しましょう。バックパッカー宿や安宿には地元の人が驚くような治安が悪いエリアに建ってるのもあります。

治安がよくない場所には入らない、安全な交通手段を使って危険を回避しろというのは中南米人も口をすっぱくして言うことです。





●攻撃的な態度はとらない

襲われないように街を歩くときは殴るぞというような攻撃的な表情をいつもしてるとか、宿のフロントとかになんか言われたら暴言を叫ぶとか書いてるバックパッカーいました。

でも中南米人みんなが悪い人ではありません。

それに日本はよく電車内とか病院とかで怒鳴ってる人を見ますが、欧米や中南米などの海外では怒鳴ってる人はほとんど見ません。
もし怒鳴ってる人がいたら、犯罪がおきたときとか、けんかとか、頭がおかしい人とか、特別なことなのでみんなが見るほどです。

中南米人は声を荒げたり攻撃的な態度や対立を嫌がる傾向があります。
コロンビア人は特にその傾向が強いと思います。
トラブルやクレームがあっても、声を荒げたり怒鳴らずに静かに話をしましょう。
中南米人は町で目があったら、欧米人のようにスマイルしますが「あなたに敵意は持ってないよ」という表示でもあります。

でも誰とでもべらべらしゃべろというわけではなくて、知らない人とは挨拶されたら挨拶を返すくらいで、いい天気ですね以上の話はしなくていいです。
特に女性の場合は、あんましゃべってるとついてこられたりするかもしれないので。

中南米には、地方とか貧困層が多いエリアとかは、おらが町は自分で守る自衛意識が高いエリアがあるので、あんま敵意むきだしとか変わった態度してると地元の人たちの目につきます。

それに町や店で過度に攻撃的な行動をしたり叫んだりすれば、トラブルメーカーだと思われて後ろからコワい人が出てきたり、セキュリティに追い出されるかもしれないので注意しましょう。

また、日本人旅行者同士で日本語でしゃべりながら歩いてるのも町で目立ってますよ。





●最低限のスペイン語会話はしゃべれるように


中南米のスペイン語圏は英語話せる人もいますが、スペイン語しかしゃべれない人も多く表示もみなスペイン語です。
スペイン語がまったくわからないと、危険を回避できないこともあります。それにスペイン語がしゃべれないと相手からなめられることもある。
中南米に行く前に、買い物とか挨拶とか最低限のスペイン語旅行会話を覚えたほうがいいでしょう。





●ブログやSNSに日記や写真をUPしすぎない


バックパッカーには旅行のブログやyou tubeのアカウントを持ってて、詳細に日記を書き大量の写真をUPしてる方がいます。

貧困層のジモティしか乗らない乗合バスの中とかスラム街、道にいる一般人の写真などもあり。ブログで自慢できる写真かもしれませんが、そういう貧困エリアでカメラやスマホ出してぱちぱち写真撮ってたら盗まれる可能性あります。
それに見知らぬ街の人を撮ってると、なかにはむかついて怒る市民もいるかもしれません。
私はそういう写真は撮らないです。

それに公開アカウントのSNSやブログに、自分がいま滞在してる町での行動をあまり詳細に書かないほうがいいかもしれません。詳細な日記をUPするのは次の都市(国)に行ったときのほうが。

アメリカの有名人がパリ旅行中にホテルの部屋で強盗団に襲われて、貴金属を全部渡して助かりました。彼女はインスタやfacebook好きだったので、SNSに写真つきで出没場所や持ち物など詳しい情報をあまりUPしすぎたのが窃盗団にホテルで襲われた原因じゃないかともいわれてます。まあ、彼女が有名人で金持ちだったからですけど。

なぜあんなにブログに詳細にわたって書いてるのかと思ったら、ブログで旅費を稼いでいるバックパッカーもなかにはいるそうですね。
あとはyou tubeに、メデジンのスラムに潜入したレポとかupしてるアホな人もいます。
閲覧数をあげて小金を稼ぐために、命の危険を冒さないようにしてください。

ブログに写真UPするためにスマホやカメラに固執しすぎて、強盗にあったときに取り戻そうとしたら危ないですし。
ブログやSNSに長々と投稿する時間を削って、訪問都市の情報を集める時間にまわしましょう。





●ジモティに最新情報をきけ


バックパッカー同士の情報には誤った情報もあります。在
住者から現地の最新の情報を教えてもらうのが一番です。

到着したら現地人のジモティに滞在場所の周辺や行き先の情報や安全情報など細かくききましょう。こまめに現地のニュースを見ることも必要です。
スペイン語ができなくてニュースがわからない人は、在住者に重要なニュースを教えてもらってください。
現地の実情や安全MAPも日々変わりますから、最新の情報が必要です。

コロンビアだけに行く人はコロンビアについて入念に調べてから行くでしょう。
コロンビアに行く予定の人がときどき私に質問してくることがあります。

でも世界一周旅行だと訪問国数が多いので各地の情報がおざなりになりがち。コロンビアは地域や都市によって別の国のように違うため、訪問各都市の情報を集めてください。

私がコロンビアなどで事件にあわなかったのは、私がラッキーだっただけかもしれませんが、現地の友達や近所の人にいつも話をきいていてジモティがやっちゃいけないということは決してやらないようにしてたことが大きいと思います。

滞在期間が長くなれば長くなるほど現地のことが分かってくるが上にだんだん慎重に行動するようになりました。コロンビアはトータルで1年数か月いましたが、今年の滞在のときはコロンビア人たちから「慎重すぎるよ」と笑われたこともあります。

長く海外にいて大胆になるんじゃなくて、海外を知るからこそ慎重になる人は多いと思います。

私はコロンビアではコロンビア人ばかりの中で、メキシコはメキシコ人ばかりに囲まれて地域コミュニティの中で暮らしてました。
中南米人が、私の安全のためにアドバイスしてくれたことが非常に役立っています。
それに私は中南米人の知り合いたちから守られていたと思っています。






今回述べた安全対策は基本どこの地域でも同じなので中南米にかぎらずいろんな国で応用できるかと思います。



…と長文になっちゃった。
今旅行中の方や海外行きを計画してる方、ほんとに気をつけてください。
また関連したトピック書くので、どなたかのお役にたてば幸いです。



事件の犯人が逮捕されたので、続編を2017年2月に書きました。
→  「 コロンビアは世界一の危険国じゃないよ、コロンビアへの誤解をとく」


このブログで他にも海外での安全対策やコロンビアの治安情報や安全対策などの関連記事を書いてますので見てください 
 ↓

「海外で身を守るために」
「 コロンビアは世界一の危険国じゃないよ、コロンビアへの誤解をとく」
「コロンビアのカリ市の最新の治安(2015 - 17年)」
「コロンビアのカリのエリア別治安まとめ<保存版>」
「コロンビアの最新の旅行安全情報について<dia feliz版>」
「コロンビアのカリに観光に行きたいと思ってる方へ」
「コロンビアのカリの治安と注意事項」


ラテングラミー賞受賞曲発表(2016年)

今年のラテングラミー賞の受賞曲が発表されました。

授賞式は、アメリカのラスベガスで日本時間の今日。



では受賞曲を紹介します。



まずは ラテングラミー賞で一番重要な賞



⚫️ 最優秀レコード賞 (レコード・オブ・ザ・イヤー)

「bicicleta 」 Calros Vives y Shakira





コロンビアの歌手2人 カルロス・ヴィヴェスとシャキーラが歌った曲が大賞です!

この曲については、このブログの過去記事の 「コロンビアのビーチが楽しめるシャキーラの曲」   で詳細書きました。





⚫️ 最優秀アルバム賞

「Los Duo 2 」Juan Gabriel




こういう曲が入ってる




メキシコ人で、ラテン音楽界の大御所。今年8月に亡くなったときはラテンアメリカなどでニュースとなりやラテン音楽のアーティスト達がたくさん追悼してました。





⚫️ 最優秀シングル賞(楽曲賞)

「bicicleta」 Carlos Vives  y Shakira



なんと、「bicicleta」が一番大事な賞のうち2賞を受賞しました。
すごいですね〜。

Juan Gabrlel は数ヶ月前に亡くなったので、なんらかの賞は受賞するかと思ってましたが。

コロンビアのバジェナートがオリジナルの曲がこんな大きな賞をとるとは。。。

授賞式には、calros vivesだけが来て歌ってスピーチしてました。



⚫️ 最優秀新人賞

Manuel Medrano


manuel medrano はコロンビア人です。


こういう曲歌ってる人





ここまでが4つの大きな賞ですが、4つのうち3つの賞をコロンビア人が獲得。





その他の賞は…



⚫️最優秀サルサ アルバム賞


La India(インディア)  「intensamente India (con canciones de juan gabriel)」



この受賞したアルバムの中の1曲は

「Dimelo」 India






最優秀アルバム賞を受賞したと上に書いた juan gabriel の曲をサルサで歌ったアルバムらしい。

インディアはサルサのディーバといわれてる人ですね ♪




このサルサ部門でノミネートされて敗退したのは他に4アルバム

「35 Aniversario」  Grupo Niche
「¿Dónde Están?」  José Lugo & Guasábara Combo
「Mi Ritmo Es Bueno」  Bobby Valentín
「Tronco Viejo」  Johnny Ventura 





⚫️ 最優秀フュージョン・アーバン・パフォーマンス賞


Yandel  「Encantadora」







yandel は、レゲトンのWisin y Yandel の片割れです。プエルトリコ人。
このごろはソロでよく歌ってます。
wisin は元気がよくラップする人ですが、yandel はソフトな声なのでこういうロマンチック系レゲトンにあいます。
ロマンチック系レゲトンが流行ってることもあるからか(J Balvinやmalumaなど)、yandel の曲もヒットチャートにかなり入ってました。



⚫️ 最優秀アーバン・ソング賞

Yandelの「Encantadora」


この賞も上と同じyandel の曲が受賞しました。
2曲も受賞なんて!




⚫️ 最優秀トロピカル・フュージョン・アルバム賞

Gente de Zona 「Visualizate」





ラテンで今流行っている、キューバのレゲトングループ Gente de Zona が受賞。
Gente de Zona は、エンリケ・イグレシアスとの「bailando」もヒットしましたよね。

このアルバムで流行った曲はマーク・アンソニーと一緒に歌ったこの曲


「Traidora」 Gente de Zona ft. Marc Anthony








⚫️ 最優秀アーバン アルバム賞

J Balvin 「Energia」





このアルバムのシングルカットで現在大ヒットしてる曲が、 J Balvin とファレル・ウィリアムスの


「 Safari 」 J Balvin ft. Pharrell Williams, BIA, Sky






J Balvin はいま世界で大ヒットしてるコロンビアのレゲトン歌手です。
彼についてはこのブログで過去にいくつか記事書いてます
「いま流行ってるレゲトン歌手は」 など 読んでください)





⚫️ パーソン・オブ・ザ・イヤー 2016 


Marc Anthony (マーク・アンソニー)


元夫婦だったジェニファー・ロペスと授賞式でデュエットし、歌のあとに二人がそれぞれスピーチしたら観客たちが
「beso! beso! beso! 」(キス、キス、キス) とはやしたて、二人がキスしました!


ちなみに、マークもジェニファーもプエルトリコ系アメリカ人です。
結婚して子供もいたし、二人で「エルカンタンテ」という映画をつくって共演しましたが、離婚しました。
マークが浮気してるのではないかというジェニファーのすごい嫉妬が原因といわれています。
その2人がこうやってまた一緒にデュエットしてキスしたのでみんなびっくり。




ここまでしか書きませんが、他にもいろいろ部門がありますので知りたい方はラテングラミーのオフィシャルサイトをご覧ください。
ブラジル音楽部門とかメキシコ音楽部門などいろいろあります。




ラテングラミー賞は毎年アメリカで開催されています。
なぜラテン音楽なのに北米のアメリカでやるかというと、あのグラミー賞がつくったからです。
(アメリカはヒスパニック人口が多いかららしい…)


中南米のラテン音楽の流行を知ってると、「なぜあの曲じゃなくてこんな曲が選ばれるのか」と思う方もいるでしょうね。
アメリカがおこなってる賞なので、アメリカで流行ったラテン音楽が選ばれやすいのかもしれません。
アメリカに住んでるアーティスト、アメリカでよく活動してる(よくコンサートなどしてる)アーティスト、ビルボードランキングなどに入るアーティストが入りやすいかもしれませんね。

それにしても、今回はコロンビア人の入賞が多いですね。他にもバジェナート・クンビア部門やクラシック部門やフォルクローレ部門など受賞し、コロンビアでは喜びのニュースが報道されてました。
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