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コロンビアサルサがメキシコで

今日はメキシコで、コロンビアサルサの有名グループ、Sonora Carruseles のコンサートに行ったときの話をします。


このブログで何度も書いてるように私はコロンビアのサルサがサルサ初心者の頃からず~っと好きで、Sonora CarruselesのCDは何枚も持っています。
5年前にもこのブログで、私が一番好きなサルサビデオとしてSonora Carruselesの「La salsa la traigo yo」を紹介しました。 (※  「My favorite salsa video」 を参照してください。)
それがこのビデオです。

Sonora Carruseles 「La Salsa la Traigo y Yo」



サルサの踊り方の参考になるダンスビデオのようなPVだと思います。
コロンビアのカリサルサとは違う踊り方ですが(コロンビアはカリと他の都市ではスタイルが違う)、ビデオでは途中でブーガルーのダンスも出てきてますし、私はほんとはカリサルサよりもこういうコロンビアのサルサの踊り方が好き。
今でもこのビデオ好きです(一番とは言わないが)。5年前と同じようにやっぱり黒いパンツスタイルの女性の踊り方が好きなので、ピンクのドレスの女性のお尻ばかり追うカメラがうざいですが。


で、メキシコで行ったSonora Carruselesのコンサートの話に戻ると、

そのコンサートはSonora Carruseles一組だけのコンサートじゃなくて数組あり、彼らのあとにさらに有名なサルサ歌手のMaelo Ruizが控えていました。(Maelo Ruizには日本のサルサバー定番曲が多いのでみなさん知ってると思います)。

私はMaelo RuizよりもSonora Carruselesのほうが見たかったし、私のメキシコ人の友人たちもSonora CarruselesファンなのでSonoraめあてでした。その友人たちはサルサミュージシャンなので(有名じゃないけど)、Sonora Carruselesがサルサの演奏がすごいうまいと大ファンなのです。



ところが…

他のメキシコ人たちにはあまりSonora Carruselesは知られてなかったのかもしれない

※ コロンビアサルサがメキシコで知られてないわけじゃないですよ。
別の日にGrupo Nicheが出たときは大人気でした。グルーポ・ニーチェのGota de Lluvia とか Una Aventuraとか観客大合唱。(Grupo Nicheは日本のサルサバーの定番。彼らについてと彼らの代表曲については過去トピックの「Grupo NicheのJairo Valera死去」を見てね)




Sonora Carruselesがコンサートで、
日本でもおなじみの「ミカエラ」(ウ、ハー、ウー ハー で始まるノリのいい曲)を歌ったとき、


「Micaela」  



「ミカエラ」はウケたのですが、



日本のサルサバーでもよくかかる 

「La comay」



とかほかの曲はほとんどウケず。。。。

※これらの曲が全部入ってるCDは(私も持ってるのは)、30曲以上入ってるアルバムです。


このアルバムと1曲ずつのiTunesダウンロードは



Sonora Carruselesたちはすごい上手に歌ってて、演奏もとても上手だったんですよ。
バンドのトロンボーンやトランペットの人たちが花道(?)まで出てきて演奏を見せたり、パーカッションだけを長く見せたりしたので、サルサミュージシャンの私の友達たちは感激してました。


しかしSonora Carruselesがどんなにがんばってもメキシコ人観客たちにウケないのでだんだんあせってきて、「僕たちはまだメキシコではあまり知られてないだろうけれど、また来年メキシコに来るのでよろしく」とか、メキシコの大きな国旗を背中に背負って歌いながら「ビバ メヒコ(viva mexico)!!!」と叫んだり、気をつかってました。


彼らはコロンビア人ですから、もちろんコロンビアのスペイン語でしゃべります。

前にメキシコのスペイン語とコロンビアのスペイン語がかなり違うとブログの過去トピックに書いたように ( 「メキシコ弁とコロンビア言葉」を参照)、コロンビアは中南米の中でもっとも丁寧な話し方をすると私は思うし、メキシコはラテンアメリカで一番お下劣なスラングが多い国だと言われています。

コロンビアでは、知らない人に話しかけるときに「señor (セニョール)!」とよびかけたり、友達や家族にも「si, señor](シ、セニョール。 英語の Yes, sirだけど、コロンビアではちょっとニュアンスが違う)を使うことがよくあります。

メキシコ人にはそういうコロンビア言葉が奇異に思えるらしく、Sonora Carruselesが観客によびかけるとき「~~~、si señor!」などとコロンビアのスペイン語で話すと、わざとマネして「シ セニョールだってさ、がはははははは」というふうに嘲笑するのです。

私はコロンビアの言葉が分かるので、かわいそうに思いました。一生懸命盛り上げようと思ってしゃべってるのに。。。


しかもなんとSonora Carruseles が歌ってるときに、次に出てくるMaelo Ruizの名前を観客たちが叫びはじめたんです。

「Maelo Ruiz, Maelo Ruiz, Maelo Ruiz!!!    早くMaelo Ruiz 出せや!!!」って。



これには驚愕。 失礼だよね

友人たちに「いくらなんでもリスペクトを欠いてるよ。あまりに失礼すぎて信じられない」って言ったら、「俺たちはサルサミュージシャンだからSonora Carruselesがどんなにうまいか分かってるし前からファンだけど、多くのメキシコ人にはあまり知られてないんだよ。メキシコ人達は自分達になじみのサルサの曲やアーティストじゃなかったり、知らない曲だとノらない人たちが多いので。。。 でもほんとに失礼だよね。同じメキシコ人として恥ずかしい…」と言ってました。


Sonora Carruselesほんとに哀れ。。。

その点、Grupo Niche のほうがメキシコに何度も行ってるから経験値が高いので、メキシコ人が好きそうなゆっくりしたサルサを中心にプレイして観客がすごい盛り上がって一緒に歌ってました(gota de lluviaとかsin sentimientoとかuna aventuraとかcali pachanguero)。


Sonra Carruselesはメキシコじゃなくて日本に来たほうがよかったと思います。日本のサルセーロ達なら日本のサルサバーやサルサイベントでなじみの曲が多いしきっと盛り上がることでしょう。


メキシコはマリアッチの国でサルサの国じゃないからしょうがない
ってみなさんは思うでしょう。
でもメキシコではサルサは人気で、街角でもスーパーでも町の祭りやホームパーティ、結婚式やクリスマスでもがんがんかかってるので、たとえサルサが好きじゃなくても小さいころからいつも耳にしています。コロンビアのボゴタやメデジン、キューバの観光地以外の場所よりも、メキシコのほうがサルサを耳にしたくらいです。
だからサルサ踊れる人多いですよ(特に大都市)。ON1で踊り、ターンををよくするし、女性によってはターンしたときに片手を上にあげたりすることも(LAスタイルとは違いますが、日本でON1踊ってる日本人にはメキシコは踊りやすい場所じゃないかと思います)。


ただし、メキシコ人は自分たちになじみの曲ばかり聴く(かける)傾向が一般的に高いと思います(特にクラブやディスコ以外の場所では)。自分たちが知らない曲だと「げーーー」なので、何年も前からかかってる曲の傾向がほとんど変わってないと私は思います。知ってる曲なら踊るけど知らない曲だとブーイングということがよくあります。メキシコではクンビアもよくかかりコロンビアの古いクンビアの曲が人気です。でも本国コロンビアではそういうのはもう懐メロだからかかりません。




で、観客がお待ちかねのMaelo Ruizが出てきたときはMaeloの曲はメキシコですごい人気で知られてるので、みんな大合唱してました
日本のサルサバーでもおなじみの曲ばかりです。

Maelo Ruizは、友達が言ってたように、200kgくらいあるんじゃないかと思われるくらいの巨体でした。
(Maelo Ruizとその曲と逸話については、過去トピックの ( 「身体じゃなくて音楽は?」を読んでください)


Maelo Ruiz で日本でもおなじみの曲を紹介しておきます。
他の有名曲は、上記の過去トピックを見てください。


Maelo Ruiz  「 Este Amor Que Mata 」



(このビデオより、私が見たときはもっと太っててライブのときマイクの前に直立でずっと歌ってるだけでした)


Maelo Ruizの有名曲、「Te Va a Doler」と「Regarme Una Noche」が入ったCDは、

Los Clasicos De
Maelo Ruiz
Sony U.S. Latin (2010-12-07)







キューバで流行ってた曲

前回キューバ訪問時のサルサと音楽事情について話をしました。

前回のトピック、「キューバはもうサルサの国じゃなかった!? 」 でもかきましたが、

今のキューバはレゲトン大全盛  !!


そして

キューバの街で一番耳にした音楽のランキング(トップ3)も発表しました。

1位 カンナムスタイル(K-POP,韓流)
2位 Daddy Yankee 「Limbo」(レゲトンKINGのダディ・ヤンキー)
3位 女性の歌うバラード。

だった。
(その詳細と各曲については、前回のトピック、「キューバはもうサルサの国じゃなかった!? 」を読んでください)



3位の曲名をハバナ在住のキューバ人の友達にきいてみたのですが、曲名知らないとのこと。

そのバラードの曲、めっちゃキューバで流行っていて、キューバの街角のあちこちできいたので覚えてしまいました(キューバ人の家とかラジオとかいろんなところで)。
「これいつもきくけど、いま流行ってるの?」ってキューバできいたら、大ヒットしてるよ、みんなよくきいてるよって言ってました。


キューバのあとにメキシコに滞在してたら、メキシコ人がこの曲きいてたのでタイトルきいたら教えてくれました。
Yuridia というメキシコの歌手だそうで、これはメキシコの歌なんだそうです。



「Ya Te Olvide」 Yuridia





このタイトルの和訳は、 あなたのことなんてもう忘れたわ  です。


歌詞の意味を和訳してみますね(原語はスペイン語。概要を意訳)


あなたのことなんてもう忘れたわ
あなたから離れて、また自由な自分の生活に戻れた。
あなたのことなんて忘れたわ。
もう私はあなたのことを完全に切ったから、心も遠く遠く離れてしまった。

あなたは私の心を深く傷つけた。
私に非人間的で不幸なことを教えた。
私をさも愛してるかのようにふるまってたけど、あなたが私のことを一度でも愛してくれたことがあるのかもわからない。

あなたは、「君のことを忘れられない、キスしてくれ」とまた言い寄ってきた。
でもあなたのことなんてとっくに忘れたわ。
もうあなたは私の心の中にはないの




という感じでしょうか。


痛い失恋経験のある人なら、わかるわかる、っていう共感するでしょう。

この歌手の女性がせつない顔をして、ろうろうと歌い上げるので女性としての感情も感じられると思います。


もしこの歌詞のように悪い男性に出会ってつらい思いをしている(た)女性がいたら、ぜひこの歌を聞いてそれを(または悪い思い出を)断ち切って、前進してくださいね。
それにもしスペイン語圏の元彼につきまとわれて困っている方がいたら、「Ya Te Olvide」というのを相手に使ってみてください。それでも相手がしつこかったら、この歌のyoutubeリンクを相手に送ってみてください。


日本のサルサバーでは基本ダンスを踊れる曲しかかけられないので、バラードがかかることはないのですが、ラテンアメリカではバラードが人気です(クラブではなくて一般に)。
今後はバラードもこのブログでもっと紹介していきたいと思います。


この曲が入ったCDは、
現在メキシコでのアルバムヒットチャートで2週連続1位になっています

Para Mi
Yuridia
Sony U.S. Latin (2012-01-31)


このアルバムかこの曲のiTunes ダウンロードは




そういえば、ラテンアメリカで 日本でも人気サルサ歌手のTITO NIEVESのコンサートに行ったんですけど、TITO NIEVESが上記の 「Ya Te Olvide」 のサルサバージョンを歌ってました。
コンサートに来てた観客たちが、みんなこの歌を大合唱してました。


タイトルは同じですが、歌詞が若干違って相手が女性になっています(まあ、TITOは男だからね)。
最後のところに、オリジナルとは違う歌詞が追加されてるんです。

それもだいたいで和訳しますね。



もう君のことなんて忘れたよ。
君は僕をだました悪女だ。
もう君に会いたくない。
過去のことは過去のことだ。
もう君のことは忘れたよ。
悪い女
君にはコラソン(心)はあるのか?




TITO NIEVES  「YA TE OLVIDE」




Tito Nievesのコンサートできいて思ったんだけど、TITO はこの曲を明るく元気に歌うので、楽しい曲だと思っちゃいますよね。
すでに日本でこの曲をかけたDJがいるのかわからないのですが、もしかけたらたぶんみんなはリズミカルで明るい曲だと思って楽しげに踊るんだろうなと思います。
(ラテンアメリカのコンサートでも楽しく踊ってるラテンアメリカ人達いたし、別に自分が好きなように踊ればいいと思いますが)


最初のオリジナルのバラードをきいたり上記の歌詞の和訳を見たら、実は苦い失恋の曲なんだということがわかるでしょう。
私は歌詞の意味では、オリジナルのバラードバージョンのほうが好きだな。

ラテンアメリカ人やスペイン語圏の人は、sentimiento(感情)がある歌が大好きだし共感するので、この曲がこんなにラテンアメリカで大ヒットするんだと思います。

この曲が入ったアルバムは



この曲のiTunesダウンロードは




ブログ内関連記事:
「大泣きしちゃうサルサ」 (TITO NIEVESの「Fabricando Fantasias」
「キューバはサルサの国じゃなかった!?」


キューバはサルサの国じゃなかった!?

サルサの国といえばキューバと世界中のサルサ界でいわれています。
日本のサルサ界でも サルサといえばキューバとよくいわれますよね。


でもキューバに行ってみたらなんか違うような気がしました。。。

プエルトリコはサルサの国だけど、プエルトリコに行ったらサルサは観光産業と化してたのでびっくりしました。
marc anthonyのようにプエルトリコ系のサルサ歌手はたくさんいますが、アメリカ本土在住のアーティスト多いし。。といってもプエルトリコはアメリカ領だが。


キューバもサルサが観光産業化しつつあるような気がしました。
外国人観光客が多い場所ではサルサのライブがあったりサルサのクラブがありますが、行ってみると外国人観光客ばかり。
外国人がいなくてキューバ人だけのサルサのクラブはないのかとハバナのキューバ人たちにきいたのですが、外国人がいないサルサのクラブはきいたことがない、と言われました。

観光地のレストランやバーやカフェは、サルサやソンなどのライブをしてるところが多いですが、そういうお店は値段が高くて外国人観光客ばかり(〝普通の”キューバ人には値段が高くて入れない)。
道端や公園で音楽やってる人たちもいますが、立ち止まって音楽きいてると速攻でお金集めに来ます。
もし写真撮ったら「今写真撮ったでしょう。写真撮ったなら絶対にカネ払え」ってしつこく言われちゃいます。



いまハバナで人気のクラブ(サルサ)にいくつも行ったのですが、男がキューバ人で女が外国人、というパターンが多かったです。
キューバ人の給料ではこういうディスコの入場料は高くてなかなかいけないと、一般のキューバ人が言ってました。
クラブに来てるキューバ人を観察してたら外国人女性(観光客とか)同伴で入っていくか、または外国人女性をナンパしてはドリンクをおごってもらってる人をみました。
私にも「ビール買ってくれないかな」ってキューバ人男性が言ってきたので、「え、なんで男の人にお酒おごらなきゃいけないの?」って言ったら、お金持ちそうな北米人のおばさんのほうにいってしまいました。
そのキューバ人たちは常連らしくクラブのスタッフとも顔見知りでした。

キューバ人常連と話をしてみました。
水曜日はこのクラブ、金曜日はこのクラブって、毎日行くクラブが違うそうです。
曜日によって盛り上がるクラブが違うから。

ハバナのサルサのクラブのマネージャーと話してみたら、さきほど毎日のようにクラブ行ってると言ってた常連をさして「あいつはカネないから気をつけな」と言いました。
「あの男もこの男もカネない」「でもあっちのスーツの男は金持ってるから大丈夫」と。


サルサめあてでキューバにきた観光客にたいして、「今夜サルサ踊りに行こうよ」と誘ってくるキューバ人が結構います。
もしキューバ人達と一緒にサルサ踊りにディスコやライブハウスに行こうと誘われたらご注意。
人によっては彼らの入場料やドリンク代を払わされたうえに、知らないうちにどんどん別の友達や親族をよばれて、気づいたら全員分のお勘定を払わされる、というトラブルがハバナでよく発生してるので注意したほうがいい、という話はキューバに行く前に日本人のラテン音楽愛好家たちからきいていました。


たとえば旧市街の観光客レストランで私が食事してたら若いウェイターから「今日は土曜日だから今夜サルサを踊りに行くのに君を招待したいんだけど」って誘われたので、即お断りしました。。。
ハバナの街を歩いてると、「日本人? いっしょにサルサ踊りに行かない?」って誘ってくる男たちがいたので全部無視しました。

サルサを踊りに行かないか、ルンバのライブに行かない、かという誘い文句で、ライブやクラブに一緒に行くと全部おごらされたり、友達や家族まで連れてこられてその人たちの分もおごらされたり、ぼったくりの店に連れて行かれる(つまり客引きだった)のがこわかったし、知らない人と一緒にクラブ行きたくないから。

日本人と分かると、特にサルサに行こうと言われることが多いような気がしました。
旧市街の観光地を歩いてると、「japonesa?」 「japonesa?」ときかれるので、そうだというと誘われるし、
「china (中国人だよ)」って答えると、ふーん、って無視。
共産党つながりでキューバには中国人移民が多いので。

キューバに観光に行く方はご注意!



ハバナの有名ライブハウス カサデラムジカでは、日本でも人気のサルサグループのライブにも行ったけど、入場料20米ドルでした(飲み物代別)。
その有名サルサグループで20ドルなら安いですよね。

でも

20ドルってキューバ人の平均月給に相当するんですよ。
日給じゃないよ、「月給」だよ。


カサデラムジカは外国人が多かったけどキューバ人もけっこう来てました。

私たちはみんな開演まで入場できず会場の外でずっと待たされたのに、さっさと顔パスで入って行ったキューバ人男性たちがけっこういた(キューバ人男性のみのグループとか単独)。
なにそれ~???

会場内に入ったら、別のサルサクラブにいた常連さんたちを見ました。

あとすごい若いキューバ美女が、外国人のおじさんたちと一緒というパターン。


でもそういうキューバ人は一部の人たちですよ。
日本でいうと、六本木常連ラティーノみたいな感じなのかな。
キューバではジゴロみたいに言われるそうですが。

キューバ人みんながそういうわけじゃないですよ。ごくごく一部の人です。

そういう高いクラブに来てるキューバ人たちはサルサうまかったです。
なかにはすごいサルサ上手な人がいて驚きました。
私もそんなサルサが上手なキューバ人たちと踊りましたが踊りやすかったです。
日本のレッスンで教えられてるキューバンサルサとはけっこう違ってました。

もしかしてサルサうまいキューバ人の常連たちは、観光客のための要員としてサルサ場では顔パスなんでしょうかね?




私はキューバ人の友達がいて(ハバナに住んでる友達。サルサ関連ではない)、ハバナの旧市街を夜案内してくれたときに、ブエナビスタソシアルクラブの人が出てる有名なライブの店の前を通りかかりました。
店から音が漏れ聞こえてきたので私は思わず音楽に聴き入ったけど、私の友達はレゲトンやEDM好きでサルサファンではないし「何十ドルもする高いところに入りたくない」というので、店の外で聴くことにしました。
こういうライブやってるところでも窓が空いてると外でも音楽がきこえてきます。
この店は1階だったので、音楽まるきこえでした。

店がオープンエアとか店の外まで音が聞える店だと、店の外(路上)で音楽をキューバ人達がきいてることがあります。
そのときも店内は外国人観光客でいっぱいでみんなぱちぱちフラッシュたいて写真撮ってて、外ではキューバ人が道端に座って聴いてました。
私もキューバ人達と一緒に道端で演奏を聴いて、キューバ人の友達と歩道で踊りました。



キューバ人のお給料(20米ドル以下)では、観光地のレストランやカフェ、ディスコにはとても行けないと友達が言ってました。
ドリンクだって3ドルとか5ドルとかするし。ディスコやライブハウスは入場料も高い。
かといってキューバ人向けの安いディスコがハバナにあるのかというと、数年前と違って今はほぼない状態だそうです。
だからディスコにはお給料をもらったときに行けるかどうかか、特別な時に行くだけ。
もし行ってもドリンク1杯とかしか頼めないと言ってました。
それが「普通」のキューバ人の状況です。




一般のキューバ人がふだんきいてるのは、なんといってもレゲトン。
キューバでは今レゲトンが一番流行ってるそうで、どこもかしこもレゲトンばかりだそうです。
実際どこに行ってもレゲトンを一番耳にしました。
それからダンスミュージックやEDM系やPOPS。


日本人のサルサ愛好家はキューバに行って、サルサのクラブやライブハウスやトローバなどでソンとかルンバとかキューバの伝統音楽やサルサをがっつりききます。

でもキューバ人たちは、
「キューバはもともとサルサの国じゃない。ソンの国だ」とか 
「サルサはおじさんやおじいさんたちの曲だ」とか
「トローバなんて、もうゴミだ」
って言ってました。。。。

キューバンサルサやってる方やキューバ音楽愛好家の方たちは怒るでしょうが、私が言ったんじゃなくてキューバ人たちが言ったんで、そこのところご理解ください。


キューバに行く前に東京のサルサ関係のキューバ人にキューバのサルサ場についてきいたら、
「実は今はもうキューバはレゲトンばかりなんで、サルサめあてに行ったらびっくりすると思うよ」
て言ってました。実際そのとおりでした。



まあ私もキューバはサルサの国というよりは、ソンとかルンバの国だろうって昔から思ってたし、キューバ在住のキューバ人の友達が自分はテクノとかEDMとかが好きだしまわりにもあんまりサルサ好きな子がいないって言ってたから、リアルではそうなんだろうって思ってたけど。


キューバではレゲトン大全盛です。


キューバのキューバ人の高齢者には、今はレゲトンばやりでどこもかしこもレゲトンだらけだけどレゲトンは歌詞がお下劣なので嫌いだと言ってる人もいました。


キューバ人でサルサが踊れる人は少ないとキューバ人がみんな言ってました。
実際若い世代にはサルサ踊れない人がほんとに多かったです。
彼らのお父さんたちとはサルサ踊れましたが、中高年以上の人たちにはサボールのあるいいサルサを踊れる人もいます。
70代以上のおばあさん世代たちは、マンボとかルンバとか聴いてました。


私のキューバ人の友人やその友人達は(18歳から20代)みんなサルサ踊れない。
テクノやEDMとレゲトン好き。
俺はサルサ踊れると言った人は1人しかいなかった。
サルサをまったく聴かないわけではなくて、ルイス・エンリケとかmarc anthony とかのPOPなサルサは少し知ってるのですが。

キューバサルサのスターのLos Van Vanのライブに行った話をしても、若い世代の人たちは「ふーーーーん、で?」って興味がなく、「おおお、すごい!いいなー、どうだった?」って関心があったのは50代以上の人たちでした。

サルサ踊れないキューバ人の友達の友達からサルサ教えてくれといわれて、しょうがないので教えました。
でも1曲で飽きちゃって、「もうレゲトン踊ろうよ」って言われた。

コロンビアにひきつづき、なんでサルサの国で日本人の私がサルサ教えなきゃいけないんだ??? 笑



キューバ人たちからきこえてくるのは、毎日レゲトンやダンスミュージックばかり。




そこで

キューバで一番耳にした曲を発表します。



1位 カンナムスタイル

なんと韓国のK-POPが一位。
旧市街の観光地でも他都市や郊外でもこれがたくさんかかってました。
カンナムスタイルは世界中で大ヒットして、他のラテンアメリカの国でも大人気です。
ハバナの旧市街(観光地)では毎日これを耳にして嫌になっちゃったくらい。


カンナムスタイル (PSY - GANGNAM STYLE)




この曲が入ったCDは




ただ困ったのは、「この歌の歌詞の意味を教えて」とよくきかれたことです。
キューバだけじゃなくてほかのラテンアメリカでも。
これは韓国の曲で、私は日本人だから分からないって言ったら、「え? 日本語と韓国語って違うの?」って驚かれました。
※ (「中国、韓国、日本、みんな同じ」っていうのが、ラテンアメリカの一般的な見方です(日本のアニメファンは中南米に結構いて彼らは日本をよく知ってますが、大半のラテンアメリカ人は極東はすべて同じ、と思って日本と中国を混同してる人が多いです)。

ちなみにキューバでは韓流ドラマを放映してて、韓流見てたキューバ人のおばあちゃんから「これって日本よね?」っていわれました。
日本でも人気があるユン・サンヒョンが出てたので、「いやこれは韓国のドラマです」って答えました。

※ラテンアメリカでは韓流も流行ってます。(前にコロンビアでもK-POPが大流行してることを書きましたよね → 「南米でK-POP」)。




さて 第2位  Daddy Yankee 「LIMBO」

Daddy Yankee 「LIMBO」



この曲については、以前記事を書いたのでそっちを見てください。(歌詞の翻訳とかもあります)

「Daddy Yankee "LIMBO" と歌詞」


この曲が入ったCDは、
Prestige
Daddy Yankee
EMI Latin (2012-09-11)



それから 地元キューバ出身(アメリカ在住)のPITBULLの曲ももちろんかなり流行ってました。
ダンスミュージックのほうね。



次に第3位の曲ですが、女性が歌うバラードでスペイン語の曲です。これも超流行っててあちこちで耳にしたのでおぼえちゃいました。曲名分からないのでキューバ人にきいてみます。
(※追記: 「キューバやメキシコ、中南米で大ヒットの曲」 でそのバラードとサルサバージョンについて書きました。
Yuridiaの「Ya Te Olvide」です)



キューバ人のレゲトングループも多いし流行ってます。
でもdon omarとかdaddy yankee, wisin y yandelとかのプエルトリコ系のレゲトンは好きだけどキューバのレゲトンはあまり好きじゃないっていう派に分かれてるようです。



ハバナでは日本人観光客を結構見ました。
特にサルサの場所には日本人たちが来てました。
サルサとかソンとかブエナビスタソシアルクラブとかルンバとかトローバ狙いの人たちは、そういうところだけに行けば十分サルサやキューバの伝統音楽を楽しめるでしょう。

そんな日本人観光客(特にサルサやラテン音楽愛好家)が多いと思うので、キューバに行ったことがある日本人の読者の方は私が書いたことに対して反感を持つかもしれません。
サルサやキューバ伝統音楽を楽しめる場所はたくさんあるので、そういうとこだけに行けば、キューバはやっぱりサルサとソンとルンバとかティンバの国なのね~って満足できるでしょう。


でもそれは店を選んで行ってるのであって、私が言ってるのは一般のキューバ人がきいてる音楽の話です。


私はキューバに2ヶ月滞在して、旧市街や新市街にもいましたが、6割以上はハバナ新市街や外国人がいないローカルエリアにいました。
キューバ人とレゲトンやテクノ踊りました。踊るといってももちろんディスコやクラブではなくて、家の中とか庭とか路上でですよ。
キューバ人の高校生女の子たちとレゲトン踊りました。

あとはキューバ人の10代の若い子たちが集まる屋外のパーティにも行きました。200人くらいいたかな。音楽やテクノやEDMなどのエレクトロ系でした。


結局キューバに行って、踊ったりきいたのは大半がレゲトンとテクノとトランスだった…っていう。。。



まあそういうオチです…。


キューバに対して以前から疑問を持ってたんだけど、キューバに実際行ってみて自分の疑問が現実だったことが理解できたと実感しました。

→ その疑問についてはこの過去トピックを読んでね ↓

「ラティーノってサルサ踊れない?」  (※日本人サルサ愛好家が、〝キューバ人以外のラティーノはサルサ踊れない”ってサルサバーでラティーノ達の前で言ってしまったので、サルサの国と誇っているコロンビア人達が怒ってしまった話)
「キューバ人にキューバンサルサについてきいてみた」
「 サルサ ≠ キューバ」 (サルサ=キューバじゃない) (2006年の記事)
「やっぱりキューバン?」
「キューバ VS コロンビア」


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下記に私のおすすめCDを紹介(iTunesも)。クラブでいつもかかる曲ばかり。ブログ内で書いてるので上記の検索欄で検索して試聴してね ↓ ↓ ↓

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これに入ってるのサルサ曲「vivir mi vida」も世界で大ヒット。Marc Anthonyはラテン界の帝王的存在。
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