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「ラテンのクラブでかかる音楽のジャンル」

サルサを踊る男性の悪いマナー。  ワースト10

先日you tubeで

「10 Worst Salsa Dancer 」 という動画を見つけました。

サルサのワーストダンサー10 という意味。



これは海外のサルサダンススクールのインストラクターが作成したビデオです。



見てたら  あるある   で笑っちゃったので、紹介します。










ビデオを解説。


すべて、男性側 の問題をビデオで見せています。

これは男性編で、女性編もあります。
今回は男性編のビデオです。

女性編のビデオも笑えたので見てみてください。

ワースト10って書いてあるけど9しかなかった 笑。



さてその内訳とは


1) なまけもの


ほとんど足や腰を動かさずに、手だけで踊ってる。
女性を手でまわしてるだけ。
自分はあんまり動いてない。




2)指導魔

そうじゃない、こういうふうに踊って、あー違うなー、 こうだよ、と踊りながら女性にいちいち指導する教え魔。
先生でもないし相手がうざがってるのに、指導しつづける。





3)俺を見ろ

カメラ目線。
まわりやカメラばかり気にして、踊ってる相手の女性を見ない。
自分のダンスがまわりからどうみられてるかの方が気になって、自己顕示欲が強い。
ペアダンスなのに相手の女性を見ない




4)スピン魔

女性をずっとスピンさせ続ける。
女性がもう疲れてし目がまわりそうなのに、くるくるくるくるスピンとターンさせ続ける。





5)接近しすぎ

ペアダンスは相手との間隔をとらなきゃいけないのに、ダンスしながらぎゅーっと抱きしめたり腰をおしつけてきたりするセクハラ男





6)屁こき

ダンスしながらおならをする。臭い人





7)のけぞり魔


サルサの最後の決めポーズで後ろにのけぞるやつ。
あのポーズを踊りながら何回もやらせる。
何度もなんどものけぞらせて、自分がポーズをキメる。





8)セクハラ男

ダンスしながら背中においた手をヒップにまわしてヒップを触る男。
ダンスしながらセクハラするやつ




9)独走

ペアダンスなのに一人で暴走してしまう。
相手の手を放してソロばかりで独走




::::


どうですか?
これちょっとコメディタッチだから表現がオーバーだけど、結構笑えますよね。
ダンススクールの先生が作ったビデオなので、生徒さんやサルセーロ達(サルサを踊る人達)に相手を不快にする踊りのマナーを見せたかったんだと思います。



これ見てたら、私が今までこのブログに書いてきた話に共通する事が多いなと思いました。
私のブログを12年前から読んでる方はご存知でしょうが、ブログの初期の頃は私はまだサルサ2年目だったのでサルサのクラブに行って感じたことをよくブログに書いてたんです。

たとえば、週末の混雑してるダンスフロアで激しく踊ってまわりにぶつかりまくってる人達がいて、そのヒールがあたって足をケガしたとかね。

その頃に、サルサバーのきてる人のマナーやトラウマになった事についても書いてました。





私が10年以上前にブログに書いてたことはこういう内容です。



●日本人の、特にON1を踊ってる男性には腰と足が動いてないし手だけで踊ってる人が多いなと思います。
サルサは足のステップと重心のかけ方が重要ポイントなんですが、ON1踊ってる人を見てると足と腰がほとんど動いてなくて、女性をくるくるまわしてるだけの人が多い。
それを私は「手踊り」とよんでました。



●踊ってる時に「違うな。そうじゃない」「ステップが違う。はい、1,2、3、1,2,3」って指導してくる人がいます。
特におじさんが多くて、「あのおじさん、ずっと指導してくる。やだー」って嫌がってる女性が結構多いです。そのせいでせっかくサルサ始めたのにサルサやめちゃった若い女性何人も知ってます。



●日本人の特にON1踊る男性に多いのが、くるくるターンとスピンばかりさせる。
スピンさせられることがもうわかってるので、ダンスに誘われたら「On1ですか? 私は高速スピンできないですよ」って最初にいってます。それでも踊るという人とは踊りますが。
スピンできないって言ってるのにいきなりくるくるスピンかけてくる。
「あー、酔っ払ってるからくるくるまわすなー、あー目がまわってきた、気持ち悪ーい」ってなるんですよ。
夜のクラブではお酒を飲んでるから。「あのー、酔っ払ってるからくるくるあんままわさないでください」って頼んでるのに「わかりました」っていって、またスピンかける。もうやめてくれー、みたいな。



●間隔をとらずに、ぎゅーって抱きしめたり、腰をおしつけてくるおっさん。
「痛い」 「離して」と嫌がってるのにやめない。
サルサ界の女性からはすごい嫌われてて、ブラックリストに入れられてます。サルサバーで声をかける女性にことごとく断られてる男性には、こういうタイプが多いです。
南米人にも多い、エロい痴漢魔。



●屁こきは知らないけど、臭い人や汚い人ならききます。
すんごい臭かったり、汚れていて、くっつくのが嫌とか言ってる女性はいます。
ペアダンスなんだから、ダンスに来る前にもう少し清潔にしてほしいという。



●セクハラ男。
南米人はよくあるんだけど。
日本人では背中においてる手を踊りながら、すーーーーーっとおろしていってヒップを触ってるサラリーマンの男いましたよ。踊る女性踊る女性にやってました。



●のけぞり魔


これも六本木のサルサバーなどでよく見る。
1曲に何回も何回も女性を後ろにのけぞらせてポーズをとる。
1回や2回ならまだしも、何度も何度もこれをかけてくる。
オール明けにこれやられて、身体が辛くなったことあります。



●ソロで暴走。

ペアで踊ってるのに、途中で手を離して一人で踊る人。
ダンスが合わなかったのかと不安になってしまう。ただソロで踊るだけならいいんだけど、こちらから手をとって踊ろうとしても手をふりはらう人もいる。
しまいには途中で立ち去って女性をフロアに取り残す失礼な人も。






えーと、こういうことが、私が10年位前にこのブログで書いてたことなんだけど。


女性のサルサ踊ってる人達からはけっこう共感をよびました。

けど男性からは非難のコメントがたくさんきて、炎上しかけたことも。


これらについて昔書いた記事は、

このカテゴリーにあります。
こちらをクリック。かなりたくさんの記事がありますが、特に昔の記事の方に書いてます。


「ダンスやサルサ界について思った事」




あと、個別に上の問題を書いた記事はこちらです

↓ ↓



「サルサでトラウマ」


「のけぞり 」


「 ラティーナにダンス教える人」


「デートとサルサ」
  

「日本人は手、 ラティーノは腰」


「ラテン好きの女子の悩み」








私は13年前にサルサを始めた頃に、こういう嫌な思いをしたり、嫌な事がトラウマになってサルサやめようと何度も思いました。だからブログ始めたあとは、凹んだときにブログに自分の思いを書いてました。
すると結構共感してくれる人がいた。

日本のレッスンサルサに自分が合わないと思ったのも初心者の時にサルサをやめようと思った理由なんだけど、その時クラブでコロンビア人が踊ってるサルサを見てかっこいいと思った。コロンビアのサルサに出会ったことで、サルサが楽しくなってはまちゃったんですけどね。

今昔の記事を読み返してみると、こういうふうに悩んでたなあ、あの頃ブログに気持ちを吐露してなかったら、サルサを続けてこれなかったのかもなあ、とも思います。


けどその頃から12年たった今サルサのイベントやサルサバーにいっても、まだ上記のような問題を見ることがときどきあるんですよね。


なぜ男性の問題だけをとりあげるのかというでしょうが、今回紹介したビデオは男性バージョンだったので。

それにサルサは男性がリードしますよね。
男性のリードで女性が動くので、男性に主導権があります。
サルサのインストラクターから言われたことは、「サルサは男性がリーダーだ。リーダー(男性)がスピンをしろって命令すれば100回でもスピンを続けなければならない。女性は絶対に勝手に動いちゃいけない、男性のリードに絶対に従え」とのこと。

だから男性がダンスの時に自己中な事をすると、それに女性は嫌でも合わせなきゃいけません。
そして女性をダンスに誘うのも男性。
踊る女性を選ぶのも男性です。
男性には女性を選べるけど、女性には男性を選ぶことはほとんどできない。声をかけられたときに断る権利はありますが。
女性から男性にだって声をかけられるんだけど、女性から誘うケースはほとんどありません。

だから、男性の側の問題が、女性よりは重視されるんだと思います。




サルサはペアダンスです。相手あってのダンス。

ペアダンスは男女の会話。

結局は「自己中」 かどうか、 「相手に思いやりがあるか」だと思います。

あまりにも自己中で相手を思いやる気がないならペアダンスには向かないので、一人で踊るシングルダンスにいった方がいいと思います。

セクハラは言語道断。セクハラは風営法違反ですし刑法違反です。



中南米ではサルサを踊る時は、男女の友達グループや家族や恋人や夫婦でいって(またはフィエスタやホームパーティ)、カップルや友達や家族だけと踊る事が多いです。
だから上のようなトラブルがほとんどおきない。


けれど日本では、日本人が中心のクラブやイベントでは知らない相手と1曲ごとに相手を替えて踊ってますよね。
日本だけじゃなくて欧米のクラブもそうだけど。
知らない相手だからこそ、相手が不快な気持ちにならないように気をつかって、お互いに気持ちよく過ごせるようにしたいものですね。


サルサってペアダンスだから、ダンスで波長を合わせて二人でダンスをつくっていくことがスリルだし楽しいでしょう。
私はハウスとかテクノなども大好きだけど、サルサを始めてからはハウスのクラブに行って一人で踊ってるとだんだん二人でも踊りたくなるんですよね。

だから「サルサ中毒」という言葉があるんじゃないでしょうか。
サルサの麻薬のような不思議な魅力。
その魅力はお互いに快適だともっと増幅されるから、マナーは守って楽しく踊りましょうね。







ラテンのクラブでかける1曲の長さ

日本のサルサバーやサルサのイベントでかかる1曲の長さはほとんどが5分まで、といわれています

MAXで5分半まで。
6分以上は長すぎ。
5分を過ぎると踊ってるお客さんたちが「曲が長い」と感じ始めるからだそう。

なので6分台の曲は最初からかけないか、途中で次の曲につなぐか、もしくは編集して短くするか。

でも6分台の長い曲だけど最初から最後まで盛り上がるので曲の途中でぶったぎれないし、全部かけないと曲が完結しないものもあります。
たとえば、
東京のサルサバーでよくかかる6分以上の曲は、メレンゲのproyecto uno の「latinos」。


以前リクエストされて、pantera mambo (LA 33) (ピンクパンサーのサルサバージョンの曲)をかけたら、「あーこの曲好きだけど、長いんだよねー」という声がきこえました。
確かに長いです。 6分ちょっと。
なので5分過ぎのきりのいいところで次の曲につなぎました。



ちなみに、他のジャンルのクラブミュージック、たとえばハウスとかテクノなどでは1曲が8分とか9分です。
だから他のジャンルのDJたちからは、「ラテンは短いね」と言われます。


日本のクラブでも、中南米人が大半のラテンディスコでDJも中南米人(特にペルー人)のお店は、だいたい2分半くらいごとに曲をつなぐことが多いです。
どんな曲でも2分半たったら次の曲にノンストップでつなぐ。

レゲトン→ サルサ → メレンゲ→ ラテンダンスミュージック→サルサ 
みたいな。
短時間でどんどん変わっていくのでめまぐるしいし、短い時間のなかでつなぐからDJも超忙しい~。

ラテンってDJで一番難しいジャンルだって知ってましたか? 
MIXする技術を一番求められるんで、ラテンDJって実は一番難易度高いんです。
なかでもサルサが一番MIXするのが難しいです。
サルサ、 バチャータ、 メレンゲ、ヒップホップみたいなレゲトン、ピットブルとかのダンスミュージック、みんな違うタイプでしょ。オールミックスに近いわけです。

(中南米人ばかりの)ラテンディスコの中南米人のDJは、次にかける曲の速度を変えて同じ速度にそろえてからつないでます。それによってサルサの曲の速度も変えてしまうんです(MIXする)。

確かにDJ理論でいったらそれでいいんだけど、でもオリジナルの曲の速さを知っててそのスピードが体にしみこんだ私にとっては、「あれ? いつもより速い… 」と踊ってて違和感があります。

※ペルー人のDJといっても、日本人が多いサルサバーやイベントでプレーしてるDJの方たちは違いますよ。
これは中南米人ばかりのラテンディスコでプレーしてるDJの話です。

ラテンディスコに来る中南米人は、中南米(本国)のようにカップルやグループで来て同じ相手と何曲も踊ることが多いです。
なので、2分半ごとにノンストップで曲が変わってもOK。

私は日本で、中南米人が多いラテンディスコや中南米人ばかりのイベントでもDJしています。

ペルー人が特に曲を2分半でつなぐ傾向が強いと思います。そういえばペルー旅行でディスコに行ったときにオールミックスでどんどん曲がつながってたような記憶が。
(日本のスペイン語圏の在住者で一番多いのがペルー人でなので、ラテンディスコの客もDJもペルー人が多い。)

ラテンディスコでDJやってるDJたちは、  「MIXしないDJ=技術がないDJ」  だとみなす人が多いです。

だから、ラテンディスコでDJするときには2分半ごとに曲をノンストップでつなぐことを求められがちです。

ラテンディスコでプレイしてるペルー人のDJ(友人)を六本木のサルサバーあちこちに連れて行ったら
「なんでここのDJたちは曲を1曲通しで全部かけるの? MIXしないなんてDJに技術がないんじゃない? 」ときかれました。

「DJの技術の問題じゃなくて、日本人は1曲ごとに相手を替えて踊るしレッスンで習ったサルサを踊るので、1曲の最後の音まで踊りたいからもし曲をMIXしたら客が怒る。それに1曲終わったところで、ありがとうございましたと挨拶して次の相手を探しに行かなきゃいけないのでその時間も必要。ノンストップでつないでいったら、相手を替えたくてもそのタイミングを失うでしょ」 
と説明したらビックリしてました。

日本人で他のジャンルのDJがサルサバーにきたときも、同じことをきかれました。
「なんでラテンのDJは曲をMIXしないの?」って。
それで上記のことを説明しました。


私は個人的には、レゲトンやラテンダンスミュージック(ピットブルなど)やサルサチョケ、またはメレンゲ(特にエレクトロニックなメレンゲ)はREMIXしていいと思うし自分でもしますが、サルサはしないです。
サルサは全部通しでかけたほうがいいと思っています。



国による違いですが、

海外でサルサに行った時、カナダやオセアニアなどの白人中心のクラブでレッスンで習ったサルサを踊ってるとこでは、日本と同じように1曲最後までかけて次の曲かけてました。
1曲ごとに相手を替えて踊り、踊ったあとは、ありがとうとあいさつして相手を替えます。
(でも中南米人がほとんどというクラブに行くと、日本のラテンディスコと同じようになります。)

中南米のなかではアルゼンチンが異色。レッスンで習った踊り方で1曲ごとに相手を替えて踊る人が多かったし、1曲通しでかけてから次の曲にいってましたね。


中南米でも国や地域によって違いがあると思います。
私が行った国では、キューバ、コロンビア、プエルトリコ、アルゼンチンなどは曲の最後までかけてました。
メキシコは、町やホームパーティなどのフィエスタや祭ではMIXしてたけど、サルサバーのようなクラブでは曲の最後までかけてました。



コロンビアのカリはサルサの都市なのでサルサには思い入れがあるため、サルサの曲は1曲最初から最後まで完璧にかけます。
レゲトンやメレンゲやchokeやエレクトロニック系などはDJたちはMIXしますが、そういうDJでもサルサだけはMIXしません。

カリには一晩中サルサしかかからないクラブも結構あります。

カリでは1曲かけて、1曲が終わったらすぐ次の曲につながないで一瞬間があくときもあります。
カリは1曲踊り終わると、自分のテーブルに戻ってきてお酒を飲む人が多いから、曲間をあけてもいいのかな?
私がカリでかけたときは、曲間あけずにつないでたけど。


コロンビアのカリで今すごい流行ってるサルサの曲があります。

その曲、なんと 

7分40秒


しかも、曲のサビのあと曲が終わるまでの後奏が2分半もあるんです。
その後奏も最後までしっかりかけます。

そんな曲をもし日本でかけたら、お店からもお客さんからもめっちゃ苦情くる!!
もしかけるとするなら5分過ぎくらいで切る。

しかしカリではどこの店でもこの曲はコンプリートでかけないといけないのです。
途中で切ったらそれこそブーイングの嵐!!!

2分以上の後奏は単調でだらだらしてる感じがするので、普通の人には同じメロディがループしてるだけにきこえると思います。
途中で飽きて踊るのをやめてしまうでしょう。

DJのコントローラー(機材)にはループというのがあって同じ小節を繰り返す機能があるんですが、この曲はループボタンを押してるように繰り返してるわけじゃありません。
同じことを繰り返してるようだけど、実はだんだん演奏が激しくなって最後にがーーーーって盛り上がって、ダダンッ て終わるんです。

カリの人は楽器好きでサルサのバンドの演奏を重視してるし、カンパーナ(カウベルみたいのをたたく)とかグイロ(洗濯板みたいのをギーコギーコこする)などを家に持っててクラブに持参する人が多いです。
サルサがかかるクラブでは、カンパーナやグイロを持ってる客たちがじゃかじゃか鳴らして、どんどん盛り上がっていく。そしてクラブ全体がトランス状態になっていくんですよ。
楽器鳴らしてる人と踊ってる人とフロアが一体化して盛り上がっていくんですよね~。

こういうのは、サルサの国と言われるキューバやプエルトリコでも私は見たことがないです(私が行ったところでは)。
キューバのハバナで行ったサルサのクラブではどこもDJすらいなかったが…。

同じコロンビアでもメデジンやボゴタなどではそういうのなかったので、たぶんカリ特有じゃないかと思います。

カリの人たちは毎日サルサきいて曲覚えちゃってる人が多いんで、編集して短くしちゃったり、途中で切って次の曲につないだらブーイングおきます。
だからカリではどんなに長い曲でも最後までかけるし、途中で切ってはいけないわけです。


まあ、このようにクラブやイベント、国や地域、客層などによって、かける曲の長さやその背景も変わってくるという話でした。

後奏が長い曲をクラブでかける場合

日本のサルサバーやラテンのクラブでは、お店から1曲の長さは5分くらいまでと言われました。

サルサの曲はだいたい4分台から5分ちょっとが多いのですが、なかには6分近いものや6分半や7分半という曲もあります。
でも、なるべく5分半くらいまでに収まる曲をかけてくれということです。

日本のラテンのクラブ(サルサバーやイベント)では、1曲ごとに相手を替えて踊ることが多いターンやスピンとかもするので、5分以上の曲だとお客さんも疲れるし、曲に飽きちゃって 「曲長いなー」とか言われることがあります。

ラテンディスコのペルー人のDJだと2分から2分半で次の曲につなぎます。
DJは2分半ごと曲をノンストップでMIXしていくんです。
中南米人が多いラテンディスコは、同じ相手と何曲も踊ることが多いし、1曲が4-5分続くと「長い」と言われることが。



でもぜんぜん違う国があります。

私がいたコロンビアのカリです。

サルサしか一晩中かからないサルサのクラブ。
(バチャータやメレンゲやレゲトンなどは一切かからない。一晩中サルサオンリー)

カリのクラブの映像を見てると、
ずーっと同じ調子の後奏がだらだら続いてるでしょう。
でもお客さんはずっと踊り続けてるし、DJは曲が終わるまでかけています。

カリで流行っててあちこちでかかりまくってたサルサの曲は1曲なんと7分40秒もあるんです。
5分すぎから後奏に入って、2分40秒も同じ調子の後奏が続きます。


日本のサルサバーならこんな曲かけない。
もしこの曲かけるなら、5分すぎのところで切るか、次の曲につなぎますね。


ところが、カリはこの後奏のところのほうが盛り上がるんですよ。

クラブにはカウベルみたいなカンパーナという打楽器鳴らしてる客たちがいます。
客が自分のカンパーナを持ち込んで、かんかん鳴らしてます。
1人じゃなくてたくさんいます。

カリのクラブって、カンパーナやグイロ(洗濯板みたいなのをこすって音を出すやつ)を自分の家に持ってる人が多くて、クラブやコンサートやライブやフィエスタなどがあるとそれを持ち込んで鳴らしてる人が多いんです。
打楽器が欠かせない。
お店によってはコンガとかボンゴとかパーカッションを置いてるとこもあって、それをたたいてる人もいます。

カリでは打楽器鳴らしながら盛り上がって行って、フロアでダンス踊ってる人たちも、自分達のテーブルで飲んでる人たちも体を揺らしてトランス状態に入っていくんです。

それが結構気持ちいいです。

カリの人は歌もだけど、バンドのほうの評価も厳しいので、歌手だけがうまくてもバンドが下手だと評価は悪いです。
たとえば海外から有名な歌手がきても、連れてきたバンドがよくないと文句が出る。
だからコロンビアのサルサのグループって演奏もうまいのが多いような。
楽器が重要なので、演奏がうまいサルサの曲の方が人気があるような気がします。



サルサって後奏で盛り上がる曲が結構あるんで、ほんとは後奏をカットするのもったいないんですよね。
いい曲なんだけど、6分40秒とかあるから日本ではかけられない曲とか、もしかけても全部は無理って曲もあって、あーあこれ全部かけたいなーって思うことあります。

カリのサルサオンリーのクラブは、曲を途中で切って次の曲につなぐことはないですね。
1曲最後まで全部かけます。


キューバ人から話をきいたら、キューバ人も同じようにどんどん盛り上がっていくので1曲が長い、特にライブではと言ってました。



カリはクラブ系のサルサも難しい

コロンビアのカリのクラブでサルサ踊ったときに、よくカリの人から「君の踊り方は、サロンのサルサだね」って言われました。

サロンのサルサとは、中南米人がいう、レッスン系や競技会系のサルサのことです。
日本でいう、on1, on2,、キューバンスタイルなど、レッスンで習ったり競技会で踊るようなサルサ。

中南米では、サルサのレッスンきちんととる中南米人はプロダンサーを目指したり、競技会にでようと思ってる人で、普通の人たちはレッスンで習うこともなくクラブやフィエスタ(ホームパーティや結婚式や誕生日パーティなど)でサルサ踊ってます。


今まで日本とかでは、私の踊り方は競技会系じゃなくて中南米系とかクラブ系といわれてたのでショック受けました。



カリはダンスアカデミーで10数年の英才教育を受けてプロダンサーになるので、プロダンサーと一般人のサルサの踊り方がぱっきりと分かれています。
ひとめでこの人はダンサーか一般人かわかります。



「前にカリに住んだ時に誰と一緒にクラブに行ってたか?」 ときかれたので、クラブに一緒に行ってた友達はみんな元サルサダンサーだったと言ったら、「あーやっぱりね。君の踊り方はダンサー系だもん。うちらのと違う」っていわれました。

コロンビアは、グループでクラブに行ってグループ内だけで踊るのが普通です。
なので以前いた時は、友達以外と踊ってませんでした。
もちろん、一般のカリの人の踊り方は見てて知ってて、他の人たちと踊りたいと思ってはいたんですが。。。


カリの一般の人たちは、ダンサーとまったく違う踊り方です。
日本にいる中南米人とも踊り方がぜんぜん違います。
コロンビアのボゴタやメデジンという他都市とも違う、カリ独特の踊り方をします。
コロンビアの首都のボゴタの人のほうがニュートラルで踊りやすいです。

日本などで「カリサルサ」のレッスンを受けてる人が、もしコロンビアのカリに行ったらびっくりすると思います。
カリの一般人はレッスンとはまったく違う踊り方をしてるから。
「カリサルサ」のレッスンで習ったのは、ダンサーの踊り方の基本ステップです。
一般人達はそういう踊り方はしません。
私も日本でカリサルサのレッスンとってたけど、カリにいったらほぼ役にたたなくてショック受けました。

カリのダンサーや一般人の踊り方みてると、1、2、3、4、のステップじゃないんですよ。
リズムのとりかたがかなり複雑で。
カウントとって踊ってません。
口で説明できないから、ビデオ撮ってくればよかった。


クラブ系の人は幼い頃から自然に身についたというか、彼らがいうにはサングレ(血)にあるそう。
カリ以外の人では、コロンビア人でもああいう風には踊れない。


クラブで踊ると、なんかリズムとかステップが合わなくて、むこうが「違う」って顔をするので焦りました。
カリの女と踊りが違うと思われてるんじゃないかと。

だって、私はカリの女じゃないもん。


世界でもショーをしている有名なカリのダンスアカデミーのショーを見に行ったときは、ショーの合間にダンサーが降りてきてプロダンサーと踊れました。
プロダンサー達と踊ったらすごい踊れて楽しかった。
面白かったので、高かったけど2日も行っちゃった。

っていうことは、やっぱ私の踊り方はプロダンサー系なのか???

でもカリサルサは難しいので、カリのプロダンサーみたいなカリサルサは私には到底無理。

けど、ダンサーとはかなり楽しく踊れます。



以前キューバに滞在したあとは、踊り方がキューバっぽくなったと日本在住のコロンビア人のサルサの先生からいわれたし。

カリではon1とかスタイルなんてダンサー以外知らないから、自分でも分からなくなった。


今回のカリ旅行では、クラブでいったいどうやって踊ればいいのかちょっと悩みました。
以前は、友達がダンサーだったので問題なかったんですが。

カリの人は、クラブではみんな同じ踊り方するんです。
違った踊り方をすると、「あ、外国人(もしくはコロンビアの他地域の人)だ」って目立ってまわりからジロジロ見られます。
カリはサルサの都市だけど、カリの一般の人はかなり閉鎖的で、コロンビアの他州の人ですらあんま受け入れない気風があるし、カリでいつもかかる曲じゃないと踊らないんです。

プロダンサーでも、もしクラブにいったらまわりに合わせて踊り方をクラブ系に変えます。
誰もスピンとかしてないので

どっちかというとダンサーのほうがon1とかいろんなスタイルのサルサやバチャータとかも踊ってるから、許容範囲が広いと思います。

キューバンサルサはクラブでよくかかるけど、いわゆる「キューバンスタイル」ではカリの人は踊ってないです。
キューバンサルサをカリサルサで踊ります。
私がキューバンサルサ踊って見せたら、「なんじゃそれ?」って、カリの一般人から驚かれました。


クラブで一般人が踊ってるサルサの踊り方は、レッスンで習得できるものでもないし。

私はカリ人じゃないからしょうがない。
でも相手になるべく合わせてクラブで踊ってました。

コロンビアっていつもグループでいって、だいたいグループ内で踊るでしょう。
一緒にクラブ行く友達やその人が連れてくる友達に悪いな、ダンスが合わない… って思ってるだろうなと気をつかいましたよ。

かといって、私が競技会系のサルサうまいのかといったら、そうじゃないし。

飲んで酔っ払ってなんでも楽しく踊ればいいじゃん、っていう雰囲気じゃない。カリでは。

カリは踊り方で、ジモティかよそ者かわかる。
(外国人か、他州から来た人か、それともアジア系移民でカリ育ちか)


一般人の踊り方も「カリサルサ」なんですよ。
カリサルサは、ダンサーのサルサだけじゃなくて、一般人がクラブやフィエスタで踊るダンスもカリ独自のサルサだからカリサルサです。

カリはダンサーの踊り方も難易度高いけど、クラブの一般人の踊り方も難しい。
外国人がサルサ踊りに行くにはかなりハードルが高い都市です
カリに来た観光客はたいてい外国人が集まるクラブに行ってます。


カリ のプロダンサーのストイックさ

コロンビアのカリにはサルサのアカデミーが多数あります。

日本や他の国にあるダンス教室とは違うんですよ。
日本は習い事として、自分がレッスン受けたいときに受ける感じでしょう。

カリでは、3歳~5歳という幼児のころからダンスのアカデミーに入門して、そこで大人になるまでダンスの英才教育をされます。
高校生にしてサルサ歴15年とか。
ダンサーになったら、そこのアカデミー所属として、ペアや団体で競技会やショーやパフォーマンスなどに出ます。
ダンサーはどっかのアカデミーの所属してるか、元ダンサーでも以前どこのアカデミーに所属してたか… いつもどこのアカデミーなのかをきかれます。


私のカリの友達に、有名ダンスアカデミーのディレクターがいます。
彼はプロダンサーでもありショーにも出てますが、アカデミーの長としてマネジメントしています。

そこのアカデミーは海外公演もやっている、国内外で有名です。
海外に行くとKING扱いされるんだけど、カリに戻ればサルサのプロダンサーがごまんといて競争が超熾烈なのでKINGではなくなると、ぼやいてました。
それは、カリにいるダンサーならだれでも言うこと。
カリはダンサーの競争が激しすぎるから。
カリでダンサーとして目立つには、世界チャンピオンになるとかしかないのでは…。


私は先月まで2か月コロンビアのカリにまたまた滞在してました。
そのときにそのアカデミーのディレクターであるその友達に何度か会って話をしました。

彼の奥さんも同じアカデミーのディレクターで、彼ら夫婦はダンスパートナーでもあります。
彼らの子供も3歳から自分のダンスアカデミーに入れてダンサーの道を歩んでいます。
一族にサルサダンサーが何人もいて、家に帰ってもサルサの話になってしまう。

仕事ではダンサー達を率いて指導して、自分もショーで踊って、サルサが仕事。
子供と遊ぶ時間もなく家庭を犠牲にして、自分の趣味の時間とかもなく、子供の時からサルサに人生を費やしてきてる。

サルサのために、彼は非常にストイック(禁欲的)な生活をしてる。
彼は体を常に健康に保つために、タバコも吸わないしお酒も飲まない。
食事や睡眠に気をつかって、ダンスの練習に励み、体を鍛えている。
週末にクラブに踊りに行くこともないそうです。
万が一なんかがあってクラブに踊りに行ったとしても、水しか飲まない。
仕事以外でサルサ踊ることはほぼない、とのこと。


しかも夫婦でダンスパートナーだしサルサアカデミーの長だから、サルサを家庭に持ち込むと気が休まらないので、家でサルサ踊るのは禁止にしてるそうです。
サルサ踊っていいのは、12月24日のクリスマスイブと誕生日の一年に2日だけ!
それ以外は家ではサルサ禁止にしてるそうです。

だから、せっかく日本から来た私をクラブとかに連れて行ってあげたいんだけど、12月はカリのサルサ大カーニバルで一番忙しいときだし、もし時間とれたら踊りにつれていくねといってましたが、普段からクラブとか行かないんだから無理しなくていいと私は言いました。
結局、彼は多忙すぎてクラブなんか行くヒマなし。
まあ、そんな有名でダンス上手い人とひとまえで踊ったらはずかしいから、別にいいけど。


以前から、彼の話をきいていると、ほんとにストイックで(禁欲的)で泣けてくるくらい。

彼は人生哲学がしっかりした人で、その哲学を若いダンサーたちに説いてるんですよ。

ダンサー達みんながみんな彼みたいにストイックなのかわからないですよ。
もっと若い子とか遊んでたり、なかにはもっと不真面目な人もいるかもしれない。
元ダンサーでも、ダンスで食べて行けずに転落していった人もいるし。



しかし 実際、カリのクラブに行くと、ダンサーに出くわすことはほとんどないです。
ダンサーは踊り方や姿勢が違うのですぐダンサーだと分かっちゃうから、ダンサーがクラブに遊びにきてることはあんまりないと思うんです。

私は以前カリにいたときは、元ダンサーの友達が多かったので、元ダンサーの友人たちとクラブ行ってました。
元ダンサーなので、他のダンサー(や元ダンサー)に出会ったらすぐお互い顔や名前がわかって挨拶はじまるんだけど、クラブで出くわすことは年末以外ほぼありませんでした。


カリは、ダンサーと 一般のクラバー(クラブで踊ってる一般人)がきっぱり分かれてます。
そこには大きな境界線が。
クラブにはたんにお酒とダンスを楽しみに来る一般人達が来てて、一般人は踊り方が全然違います。
日本でカリサルサを習った方がカリのクラブに行ったらがっかりするかもしれません。
カリの一般人はOn1 でもOn2でもキューバンでも、いわゆるレッスンで教えられてる「カリサルサ」でもないです。
カリ独特の踊り方をします(コロンビアの他都市のボゴタやメデジンとも違う)。
けど、これも「カリサルサ」なんです。 カリのサルサだから。


一般のダンサーはダンサーだけで食べていけなくて、本職を持ちながらダンサーやってる人たちも結構います。
コロンビア人は早朝からよく働くから仕事忙しいし、夜や週末はアカデミーのダンスの練習やショーに出ないといけないし、ほんとに多忙なんだと思います。
たぶん時間的にも体力的にもクラブに行く余裕なんてないんでしょうね。
コロンビアのクラブ、お金かかるしね。(東京よりお金かかる)。


コロンビアは階級社会で、人種差別もありますし、出身地区や居住地区によって6段階にクラス分けされてます。
サルサのダンサーになる人たちは大半が、貧困層とかあまり経済的に恵まれてない層やそういう地区の出身者が多いそうです。
カリで一番サルサが盛んで、年末に路上でサルサ踊るような地区も あんまり治安がよくなく経済的に貧しい地区が多いです。
もっと上の地区は路上で音楽かけたりダンス踊るのは法律で禁止なので。


カリは昔はもっと閉鎖的でカリのサルサに誇りを持ってたので、カリの中だけで独自のサルサが発展してたんだけど、カリのサルサダンサーがワールドチャンピオンになってから状況が一変したとのこと。
サルサのダンサーでも世界のコングレスで勝利すれば有名になれる、  成功すればお金が稼げる、そしてコロンビアから国外に出ていくこともできる… 、と 世界をめざすダンサーが増加した、という話をききました。


超ストイックな私の友達はもう世界で公演してるのですでに世界を知ってますが、「自分達がカリの若いダンサーたちのお手本になって彼らに希望を与えたい」といってました。

自分のアカデミーの若いダンサー達にも、常に 規律とか、体を強く健康に保てとか、生活規範をきちんとしろとか、
スタジオでも ぐずぐずするな、さっさと行動しろとか、非常にキビシイ。
はっきりいって、親よりずっと厳格。
そしてダンスや人生についての哲学を諭しています。


ほんとにサルサに命かけてて、びっくりするくらい。

これがカリのプロダンサー魂 なのかーとビックリ。

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