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後進国のかわいそうな人達を助けるヒーローという自己アピール問題

最近欧米では、SNSでのリア充アピールの為に海外でわざわざ貧しい子供と一緒の写真を撮ることが偽善だと問題になってます。


facebookやインスタでたくさん「いいね」をもらったりフォロワーを増やすために、後進国に行って貧しい子供達の真ん中に自分が陣取って写真を撮ってUPするような人が多くなったと。


しかも後進国を見下していて、後進国やそこに住む人々へのステレオタイプな偏見が心にある。
ほんとはその国の現実はそこまでひどくないのに、わざわざ貧しくて汚い場所を選んで、貧しい哀れな子供達に囲まれた自分、という絵で自撮りしたがる。

その国やひとにはそんなに関心がない。 
SNSで「いいね」がつくこととリア充アピールが目的。
自分がいい人と思われ、ヒーローだと言いたいが為に、という議論です。。





こちらの  「facebookやインスタなどのSNSにUPした自分の写真に「いいね」がたくさんつくにはどうしたらいいか?」

というビデオを見て下さい。







ビデオの内容の解説と和訳をしますね。





欧米人の白人女の子は、自分がSNSにUPした写真にぜんぜん「いいね」がつかないことにため息をついている。

SNSでフォロワーが多い人気者は、海外に行ったり、アフリカの子供に囲まれた写真をUPしてリアルなヒーローと賞賛されてる。

SNSで「いいね」がつくにはどうしたらいいのかな?

「そうだ、私もアフリカに行こう」 とアフリカに旅立つ女の子。

アフリカの近代化されてる地域ではなくて貧しい人がいるエリアを選ぶ。
そして道端にいる貧しい子供にチョコをあげている自分の写真を撮る。

「ネタになりそうなことにフォーカスする!」

貧しい哀れな子供=「いいね」がたくさんつくネタ。

だからアフリカの辺鄙なところにある小学校に行く。
子供達に囲まれた自分の写真を撮り、授業にも乗り込んで小学生と自分の写真を撮る。

病院にも行き、病気の子供と自分の写真を撮る。
病院の診察の邪魔になっているのに。

そしてその写真をSNSにUPして、ハッシュタグつけてアピールしまくり。

「人々の苦しみは、SNSの”いいね” を倍増させる」。

ハッシュタグがそんなに好きならこのハッシュタグをおぼえておいて 「 # Nostereotypes 」

「ステレオタイプはだめ」。

ステレオタイプは相手の尊厳を傷つけプライバシーを侵害している










これは北欧の団体の啓蒙ビデオです。

もうひとつの関連動画。


こちらも解説と和訳します。









あなたには、白人が救世主 という偏見がないだろうか?

「恵まれた先進国の私達が、かわいそうな後進国を救ってやる」という思い込み。


最近海外へのボランティア旅行が流行っている。

後進国に行って「哀れな子供達」に囲まれた自分の写真をSNSにUPする先進国の人達が多い。

でも自分のSNSのリア充自慢の為に子供達の写真をUPするのは、相手のプライバシーと尊厳を傷つけているのだ。

「よくありがちなのは、白人の欧米人が遠く離れた国に旅行に行き、10人とか20人のアフリカの子供達に囲まれた自分の自撮りを撮ること。主役は子供達じゃなくて自分なので、写真のまんなかに自分がいる。まるで自分がつくりあげたストーリーの主人公は自分だとアピールするように」

こうした写真が世の中にバイアスがかかったイメージを拡散していく。
「後進国のリアルを見せるといいながらも、実は先進国の白人が後進国と見下す国へのステレオタイプな偏見で満ちている事が多い。
現実を見せているというよりも、ネガティブな面を強調している。
(例えば、靴をはいてる子が実際多いのに、わざわざはだしの子供だけを撮影するとか)」


この団体は、ステレオタイプな見方はやめよう、相手や相手の国を傷つけないようにしよう、と啓蒙している。
相手をリスペクトするために気をつけること、というガイドラインやリストもネットで公開している。
バービー人形を使って、バービーがかわいそうな黒人の孤児の人形を抱いて「孤児と一緒に写った写真は一番ウケがいい」とインスタにUPしたりとか。
自分がよかれと思ってやってることが、ほんとは意図的なのかどうかのチェックリストも公開して注意喚起している。

「自分がいいことをしている、自分がイイ人だ、というのをSNSでアピールして人気になりたいがために、わざわざ海外に行ってボランティアをしてるんだろうか。自分がさもいいことをしてるとでも思ってるんだろうか。」

毎年100万人のアメリカ人が海外ボランティアに行っているが、その85%が白人である。

ボランティアをすることは何も悪いことではない。
あなたが自分をヒーローだと自慢するのでなければね。
そういう自己中心な考えを捨てよう。
地元の人達も自分達の地域の問題を改善する為に一生懸命がんばっているということを理解すべきだし、そういう地元の人達も紹介すべきだ。

じゃどうすればいいのか?

「まず、自撮りはやめよう。
もし写真を撮りたいんだったら、自分が写らない写真を撮ること。 そしてヒーロー気取りをするのはやめよう。」












次はこのビデオ。






これは先進国の白人がアフリカにボランティア旅行に行くのを皮肉ったビデオ。

よく海外でありがちなチャレンジのTV番組のパロディ風に作ってある。




このビデオを解説したのがこちらの記事。


https://mic.com/articles/103788/one-hilarious-video-perfectly-sums-up-a-big-problem-with-western-humanitarianism#.azF11sewG




これを和訳します(要約)。



「西洋的な人道支援の大問題」


これはノルウェーの学生や学者の国際援助基金(SAIH)が制作したビデオである。

最近はびこるFACEBOOKやインスタであるあるなリア充アピールに警鐘を鳴らしている。

この"Let's Save Africa!" のビデオはそれを皮肉ったビデオだ。


アフリカのサバンナに車で突然乗りつけて、車から走り出す白人の若い女性。タンクトップにショートパンツ姿で、おしきせの食べ物を抱え、すでにご飯を食べている現地の人の食べ物を放りなげ自分が持ってきたご飯を無理やり与える。
ツアーの次は、子供達に読み方を教える。
彼女はたくさん自撮りして、facebookにどんどん写真をUPしていく。
アフリカ人の子供達を並べて自分が真ん中に陣取り、自分が主役の写真を自撮りして、それをfacebookのトップ写真に。

しかし彼女はテレビに出演して「アフリカの国は何か国あるでしょう?」という簡単な質問に答えられず「1か国」と言ってしまう。
彼女にとってはアフリカの各国の違いや文化などには別に興味がなく、アフリカはアフリカ。


これはいま欧米人に流行ってるボランティア旅行や海外ボランティアのトレンドや人道支援を皮肉っている。

先進国からの人道支援や海外ボランティアには、現地の文化や歴史、人種、地域コミュニティに興味がなくリスペクトしてないことが昔からおうおうにしてある。

お金がある先進国の人には、人道支援をしたければいろんな選択肢がある。
グアテマラの貧しい子供への支援。フィリピンの台風被害の援助。ウガンダの孤児の支援など。
ボランティア自体はいいことだ。
だがSNSやインスタの写真やネタや自分のPRの為にボランティアをやる人がいるというのが問題なのだ。

西洋的なボランティア精神には、植民地時代から西洋が他の国におしつけてきた精神がある。
現地の人が本当に必要としてることではなく、西洋が後進国と見下して自分達の文化をおしきせすることだ。

それに自分達の国だっていろんな社会問題がおきているのに、自分の国でおきている社会問題よりも、外国でおきている問題の方が解決しやすいように思えてしまうこともよくある。
アメリカ人ならアメリカのワシントンDCやデトロイトなどのホームレスや貧困問題は大問題なのに、それよりもカンボジアの子供を助ける方が簡単だと思い込んでしまう。

「白人の救世主」という固定観念でおしつけるのではなくて、援助される受け手の方が何を欲してるのかが重要だ。
孤児を支援したり貧困を救う支援などは、短期でいって解決する問題じゃなくて、長期の支援が必要である。

ほんとにアメリカ人がアフリカを心配していてアフリカを救いたいと思うのなら、アフリカにそれを求めるのではなく、アメリカの政府に働きかけてアメリカの外交政策を変えるべきだ。アメリカの外交政策がアフリカの社会問題に影響を与えるのだから。

ボランティア活動やひとを助けたいという気持ちはいいことである。
でも現地の人達をリスペクトする気持ちがないならば問題だ。
特に自撮り写真でSNSでアピールに利用したいだけの人は、明らかに外れている。










:::

どうでしょうか?

これを見て「あるある」と思った事ありますか?



この3つのビデオを作った団体が言いたかったことは、


SNSで自慢したい、いいねをたくさんほしいからと、海外のかわいそうな人達を利用してリア充アピールしてる人達がいる。

そして人道支援という名のもとに、海外の現地の文化や人の気持ちをリスペクトせずに、自分達がやりたいことをおしつける人達や団体は昔から多い。

自分達は恵まれてる先進国だから、後進国と見下した国に施しを与えてやろう。
実際は近代化された部分やいい面もあるのに、わざとネガティブな面ばかりに焦点をあてて、そこばかり映す。

かわいそうな人達に自己満足や自分のPRの為に施しをする、というなら偽善じゃないのか、
それは相手の尊厳を傷つけてませんか、
ということを言いたいのでしょう。


SNSで自慢したいために自撮りをする人達。
そして昔から先進国が「後進国」と見下した人におしつけてきた慈善という偽善、
の2つの問題を提起してると思います。






アルゼンチンのブエノスアイレスで一番有名な教会カテドラル・メトロポリターナ。
教会の一角に南米の独立戦争の英雄ホセ・デ・サン・マルティンの墓があり、兵士達が警備してます。
私がそこにいた時に、欧米人の観光客がこの廟の像によじ上って写真を撮り始めたのです。
兵士が制止してもきかず、ついに兵士が棒をだーんって床にたたきつけて怒ったら観光客はびっくりして飛び降りました。

現地の人にとっては、尊敬する南米の英雄の廟堂であり、しかも教会の中です。
そういう神聖なところで騒がしくし、たんにSNSにUPする写真を撮りたいからと相手の文化や宗教を侮辱したらいけないですね。



日本人も昔は欧州で、立ち入り禁止のところで写真を撮ってたりしてそれが日本人観光客の問題と言われてました。日本人といえば首からカメラ下げてる像だったし。
でも最近はSNSばやりで世界各国の人がやってる。




また私がカンボジアに行った時に、カンボジアは物売りや物乞いの子供が多かったです。
カンボジア人のガイドさんから「子供にお金をあげたり、物を買ってはいけない。親から人身売買組織や犯罪組織に売られた子だから、外国人がお金を払えば、売られる子があとをたたなくなるから」と言われました。
ところが、欧米人の観光客がその物乞いの子供達を手招きして写真を撮るのです。しかも物も買わずにお金も払わずに写真だけ撮って去っていきました。
こういう写真がSNSなどで「貧しいカンボジアでかわいそうな子達と写真を撮りました」と拡散されるんだなと悲しい気持ちになりました。




カンボジアといえば、昔友達から頼まれてボランティア活動のヘルプをしました。
フランス人の集まりで、昔フランスの植民地だったカンボジアに学校を建てようというチャリティ団体です。結構有名人も参加してました。
寄付を集めてカンボジアに学校を作ってかわいそうな貧しいカンボジアの子供達に教育を施そうという。私はその主旨に賛同してメンバーになったわけじゃなくて、友達からチャリティパーティなどのヘルプをしてほしいといわれて何度かヘルプに行きました。
彼らはよかれと思ってやってるけど、でも私は内心、カンボジアからしてみればフランスは元宗主国で、元植民地のカンボジアにきて、仏教国なのにキリスト教の教育を施してやるってどうなの?って思いました。
カンボジアにはカンボジアの宗教や文化があるのに。。。って疑問が強まって、その団体には行かなくなりました。




コロンビアに来た日本人の中には、「メデジンのスラムに潜入してみた」などとという動画をyou tubeにUPするユーチューバーいます。
スラムになんか絶対に行っちゃいけないのに、you tubeで稼ぐ為のネタにするためにあえてスラムに行く。そういうものを作ればウケがいいだろうと。
もし事件に巻き込まれれば、多くの人に迷惑がかかるのに。
エスコバルは25年前に死んで、メデジンカルテルももうないし、コロンビアは中南米第3位の経済国になり、コロンビアのメデジンの治安は飛躍的によくなっているのに。ステレオタイプな映像だけ撮って世界に拡散してしまう。




ベネズエラもいま危機に瀕していて国民400万人が脱出してるけど、まわりがとめるのを振り切ってベネズエラに行ってしまう日本人バックパッカーがいます。
ベネズエラがネタになるからです。
そして「世界一危険なベネズエラに潜入した」という動画をyou tubeにあげたり、ブログに写真UPしてる。
ベネズエラはほんとに殺人率が世界一で、負傷しても病院にろくな医薬品ない。ベネズエラ人の多くは飢えてるしあの独裁政権で毎日大変。
まじめな報道ならともかく。
たんなるおもしろネタにするのは現地の人の神経を逆なでしてると思います。





実は私はコロンビアの殺人率が一番高い都市の、一番殺人率が高いエリアに1か月半ほどいた事あります。貧困層が住むエリアです。
ボランティアでいたんじゃなくて、サルサでたまたまそこにいるはめになったんです。そこでローカルの人と同じように普通に生活してました。
だから別に一回も強盗などのトラブルにもあったことないです。ま、その地域は外国人は絶対に入ってこないので、外国人は私だけだったんですけど。

中南米の貧困層のエリアは、衛生観念がもともとあまりない人達や、「貧すれば鈍す」の人達やお金がある人にはたかろうという人も、なかにはいましたけどね。


コロンビアでいうと、コロンビアでいま一番大変な地域はエクアドル国境の近県とベネズエラ国境の近県だと思います。
特にコロンビアの元FARCの支配地域やそこに住む先住民や貧困の人達の問題はあまりに複雑すぎて、政府ですらなかなか解決できない。
先進国の人が1週間行ってなんかやったからと解決できるような問題じゃない。貧困問題や人種差別問題だけではなくて、コロンビアの制度や政治や歴史そして隣国との関係やゲリラ問題などがいろいろからみあっているので、すごい難しいです。それぞれの人達の気持ちを本気で理解しようと思わなければ無理。




スラムの人にご飯をあげるのはいいことだけど、じゃ明日もあさってもしあさってもくれるの?
ツアーで行った一日だけスラムの子供にご飯をあげたとしても、明日のごはんはどうなるんだろう。

またあまりにあげすぎてクレクレ君になってしまうと、もう自分で稼ぐ気がなくなったり、外国人にたかればいいと思う人もなかにはでてきます。

その地域の人が一番必要なものがなにかを理解して、地域の人が自立できる形でしていくようになるには、教育を含めて長期的な取り組みがないとなかなか解決できないのではないかと思いました。
しかもその人たちの気持ちを理解してです。
ただかわいそうな人にくれてやったという上から目線ではなくて。



JICAの中南米でのボランティアに応募ことがあるのですが、書類審査は通って面接に行きました。
その時にJICAの面接官から「中南米に住んでたんですね。中南米に居住経験のある人は採用しないんですよ」と言われました。
だったら書類審査で落とせばいいじゃん、って思ったんですけどね。
理由は「中南米に住んでた人は、中南米人の気持ちや相手の立場を考えるし、現地の人と交流されたりすると困るから」だそうです。

JICAの元隊員だった人にその話をしたら、JICAは現地の人が必要だと求めてる事ではなくて、日本のJICAが考えたことを現地の人にやらせてる団体。だから私のような考えの人には合わないだろう、と言われました。





私は前は英語圏の先進国に住んでましたが、ラテンが好きになってから中南米にいました。
中南米で現地の人だけに囲まれて、超ローカルな生活をしていました。

毎日その人たちと話していてわかったのは、

中南米はスペインの植民地時代からフランスなどの征服、そしてアメリカからの圧力を受けてきたから、外からの攻撃に対して敏感。
見下されることをすごい嫌がります。

中南米は後進国だといわれますが、
GDPランキングではブラジルは8位、メキシコは15位。
コロンビアだって中南米第3位です。
私はそのメキシコとコロンビアにいました。
中南米は全体的に景気がよくて、欧米人の若者が出稼ぎや移住に来てるくらい。

中南米にやってくる先進国の人達には、中南米を後進国と見下したり、中南米人を差別したり、カネでいうことをきかせようと札束で顔をひっぱたく人たちがいる。
そういうことをする人を中南米人はすごい嫌ってるし、言葉ではなにも言わなくても陰ではすごい悪口言ったり軽蔑してるんですよね。

ローカルなコミュニティで暮らしてました。
中南米でよく言われたのは 「君は私達の考えを尊重してくれる」 「文化をリスペクトしてくれる」 「宗教もリスペクトしてくれる」 「同じ目線で見てくれる」 「地域コミュニティの中で生きてる」ということです。


私は自分がラテン文化が好きで中南米にいたし、ボランティア活動はしてませんでした。
けどジモティと同じ生活をしてたら、だんだんその地域や生活上や社会の問題も見えてきました。
自分がお世話になったんだし、いつかは恩返しというか貢献できたらいいなと思います。




ま、これは私が自分の体験からおもった個人的な意見なので、海外に行ったりボランティア活動をしてる人達を批判してるわけじゃありません。海外で違う価値観や文化を知ることはすごくいいことだと思います。誰かを助けたいという優しい気持ちはすばらしい。



ただ、上の団体が警鐘を鳴らしたように、写真を撮ったり、SNSに他人の写真などをUPしたり、ブログやネットなどに書いたり、ボランティア活動をする時は、それが相手の尊厳やプライバシーを侵害してないか、自分のPRや自己満足ではないのか、相手の気持ちを考えずにおしきせになってないか、を考えてみてもよいのではないでしょうか。



上の二つの啓蒙ビデオを作った欧州の団体が提示していたチェックリストです。

ネットに写真などをUPしたりする前に、これをチェックしましょうという注意。






英語なのでだいたいわかると思いますが。

いちおう和訳しておくと、



・「この写真をUPする自分の意図は?」と自分に問う。
・写真を撮る相手の了解を得る。
・写真の対象になる人の名前やバックグランドを把握。
・写真に撮った人に写真を送るかどうか聞く
・個人が特定される場所や名前などは避ける
・異なる文化や伝統をリスペクトする
・自分が相手の立場で同じように写真を撮られるならうれしいと思うか、自分に問いかける
・医療施設など慎重に扱いべき場所や状況は避ける
・自分がつくりあげたストーリーのヒーローとして自分を美化しない
・自分が現地で実際に見聞きした感覚を大事にして、ステレオタイプな偏見はやめよう」























中南米で髪を切ってみよう

半年や1年中南米にステイする日本人には、髪がのび放題の人が多いと思います。

コロンビア人からも「日本人の男はみんなロン毛だね」 「なぜ日本人の男はみんな髪が長いの? 変なの」と言われました。

多分旅行の日程がタイトなので時間がないか、そんなお金がないか、スペイン語話せないからなんていえばいいかわからない、異国で床屋に行くのが怖い、という理由で中南米で床屋に行けないんだと思いますが。




中南米人、特にコロンビア人は美容院が大好きです。

女性も月に2回位はネイルサロンに行くし、美容院にもよく行きます。

ちなみにコロンビア人は男性でもネイルサロンに来てるんですよ。
私がネイルサロンに行った時は隣の席がおじさんでした。
なぜ男性がネイルサロンかというと、コロンビア人男性は爪に気をつかっているからです。
透明のマニュキアを塗る人が結構多いんですよ。
爪のお手入れもよくしてます。
みだしなみに気をつかうからです。



そんな美意識の高いコロンビアで、手入れしたロン毛ならまだしも、半年とか1年間ただ伸ばしっぱなしでボーボーの男性はかなり目立ちます。
ボーボーの髪をちょんまげなどにしてる人もバックパッカーにいますが、あれも現地でめっちゃ浮いてます。


以前、このブログで 

「コロンビアでの日本人殺害事件と安全対策」


で詳しく書いたので見て下さい。

この記事では、海外では現地で浮かないようにしたほうが防犯対策になると私は書きました。

「日本人だから強盗にねらわれやすい」「金持ちと思われないように汚い恰好をわざとする」という日本人は多いです。
でもコロンビア人(他の中南米人もだけど) のほとんどは、東アジアの人(中国、台湾、韓国、日本)の差がまったくわかりません。
中国と日本を混同して、日本は一人っ子政策と勘違いしてる人もいます。

汚い恰好をしてれば貧乏だと思って狙われないのではなくて、「よそもの」かどうかが問題なのです。

ねらわれたくなければ、町で浮かない服装やヘアスタイルにすることが重要といいました。



髪が伸び放題の人は、遠目にすぐ旅行者とわかりますからね。


だから防犯の為にも髪をカットした方がいいと思いますよ。
現地で流行りの髪形にした方が、現地在住者か、アジア移民か日系人と思われやすいからです。

それにすっきりして清潔感が出るし、おしゃれになる。



じゃどうすればいいのか?

現地の床屋か美容院で切ればいいのです。


それに伸び放題だとむさくるしいじゃないですか。

中南米は階級社会なんで、あんまむさくるしかったり汚いと相手の態度が悪くなるし、入れる店も限られてしまいます。


旅行者じゃなくて、留学や長期滞在でいる人も髪が伸びちゃったら床屋や美容院へGO。




中南米人は男女共に美意識が高くて、特に週末の夜は気合入れておしゃれします。


輸入じゃなくて現地産の服を買えば安いし。
上記の過去記事で書いたように、服装も現地の服にしたほうがねらわれにくいです。
周遊者は荷物を増やせないでしょうから、少なくとも中南米で服を買った方がいいですね。
庶民のお店に行けば安いし、安くおしゃれが楽しめますよ。



美容院や床屋も非常に安いです。
髪を切るにも何百円とか。町の床屋は安い。

だから床屋に行って、流行りの髪形にしてくれとか、現地の人の写真を見せてこのヘアスタイルにしてくれ、と頼んでみては。

中南米の床屋さんは技術がある人も多いので、かっこよくなるかもしれません。


私もコロンビアで男性の友達が床屋に行く時に現地の床屋に興味があったのでついて行ったけど、理容師が1人でつきっきりで1時間半かけて丁寧に仕上げてました。


ネイルも私はコロンビアで500円位でやってもらったけど(手足だと600円位)、ネイルアートまでしてくれてかわいかったですよ。
ネイルは美容院に併設してることもある。
あっちこちにネイルサロンがあります、下町でも。


女性が美容院で髪を切る時は、日本人の髪質に慣れてないし流行ってる髪形が違うから自分が思う様にはならないと思います。
在住の日本人は美容院に苦労してる人が多いです。
現地の美容院に行ったら失敗したので、韓国人とかに切ってもらいたいとかそういう話をききました。

現地で流行ってるヘアスタイルを頼むといいのかもしれません。
中南米女性はロングヘアが主流なので、ロングヘアにした方がいいですね。
だから旅行の間に伸ばしてロングヘアにした方がいいかも。


私は中南米でヘアカットじゃないけど美容院にはよく行ってました。
美容院の外観や中にいる美容師さんとかを外からちらちら見て、よさそうなら入ってました。



週末出かけるときはヘアアイロンを使って巻く中南米人女性も多いです。
ヘアアイロンが欲しいなら、大きなスーパーやショッピングセンターに売ってます。
もちろんドライヤーも売ってます。





中南米で床屋に行ってみたいという人へ。


この方のビデオが参考になりますよ。


コロンビアのボゴタで留学生活している日本人のユーチューバーの方です。


数日前にUPされたばかりの新しい動画。

コロンビアのボゴタの床屋に行って「おまかせします」って言っただけ。

さてどういうヘアスタイルになるでしょうか?







↓ you tubeのチャンネルはこちら

【海外散髪】『全てお任せで注文してみたら、超絶変身を遂げた』




コロンビア人の理容師さん、思ったより丁寧でしょう?

それにかっこよくなったじゃないですか。

カット料金は600円だって。

ボゴタだから私がいた地方都市より高いかも。

日本もそうですが、コロンビアもサロンによって値段違います。
高級住宅街の方が高い店が多い。
同じ町でも高い店と安い店があります。
腕も違うので美容師さんの顔や髪形も見て決めたらいいかと。




この値段で切ってもらえるなら、現地で切った方がいいですよね。


「おまかせします」が怖かったら、現地の人の写真を見せるといいですよ。

現地の人の写真がなければ、ネットで拾った写真でも。
けどなるべく同じ国のヘアスタイルがいいです。
なければ中南米の。

国、そして都市によっても流行りがかなり違うんで。

コロンビアでもボゴタとメデジンとカリでは流行ってるヘアスタイルが違います。
カリは暑いし黒人系が多いので短いヘアスタイルなんです。



いま滞在中の方、これから滞在する方はぜひ現地で美容院(または床屋)に行ってみましょう。













コロンビアのカリは観光客にはハードル高い

これは2年前に別のブログで書いた記事です。



2015年から2016年にコロンビアのカリにいた時の話。

カリは世界のサルサの都市だし、カリやカリのサルサについてよく書いてるので、カリに興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

ただし、カリは日本から観光客が訪れるにはまだ少しハードルが高い都市だと思います。

私はカリには以前住んでたので、知り合いも多く、エリアや治安やカリ特有の言葉などもわかります。

しかし、カリにまったく知り合いもいなくて、サルサが好きとか、フェスティバルに行きたいとかいう理由だけでふらっと遊びにいくようなとこでもないような。
カリに友達が住んでいるとか、カリサルサの先生と一緒のツアーで行くとかなら安心でしょうが。

カリはサルサの都市というのは本当で、特に12月のフェリアの時期は国外から観光客も訪れています。
でも、12月過ぎるとまた普通のコロンビアの地方都市に戻ります。
道端で踊り明かしたり、サルサのカーニバルがあったりするのは12月だけ。

カリはサルサの都市なんだけど、逆にいうとサルサがないと、たんなる普通の地方都市のような。。。
特に観光的な見どころもないし。

ペルーとかメキシコのような遺跡もないし、観光名所っていってもわざわざ国外から見にくるようなとこでもないです。
実際、サルサに興味がなくてカリに来た人にはごちゃごちゃしたつまらない都市だったと評判よくないです。
サルサに興味がないと、つまらないと思います。

首都のボゴタや、第二の都市メデジンと比べるとあんまり整備されてないです。
コロンビアは6段階にエリアが階層で分けられていて、ボゴタやメデジンはお金持ちエリアと貧困エリアがぱっきり分かれているのですが、カリは入り混じっているのでコロンビア在住者でもエリアを見分けづらいです。

しかもカリは殺人率では世界7位です。メデジンも上位に入ってます。
かといってカリで殺人や銃事件見たことがあるかというと、まったくないんですが。
たぶん殺人はマフィア間とか治安の悪い地域が大半で、あとは強盗や金目当てなんじゃないかと思いますが。

コロンビアは3-4年前までテロありましたが、FARCとの停戦もあって今はテロもなく静かです。
以前はゲリラが郊外や山中にいたのでバスで他の都市に行くのは危険が伴いましたが、今はバスでの移動も安全になったそうです。

しかし、強盗やひったくり、スリはかなり多いです。
スマホが流行ってるのですが、スマホがすごい高いので(iphone最新機種15万円、sony xperia 最新機種13万円くらい)、
スマホを狙った強盗やひったくりが増加しています。
強盗におそわれたらすぐ荷物を渡さないと撃たれることもあるそうです。

路上でタクシー拾うと、ときどきタクシー強盗にあいます。
メデジンやボゴタはまだ路上でタクシー拾えますが、カリではやめといたほうがいいです。
無線タクシーよんでもらうか、UBER使うか。

エリアにもよりますが、女性は暗くなったら一人で歩かないほうがいいですね。

中南米は、グループかカップルでクラブに行きます
女性グループは少ないし、一人はありえないです。

今メキシコに滞在中の方へ(特に旅行者)震災後の注意

メキシコでM7.1の大地震がありました。
1週間ちょっと前のオアハカとチアパスのそばであった地震とはまた別で、今度はプエブラを震源とした地震です。
プエブラから近い各都市と首都メキシコシティに大きな被害が出ました。

夜中も救出作業が続いていますが、建物の倒壊が多く救出作業に難航している様子。

日本から観光旅行、または短期滞在でメキシコを訪れている皆さんへ注意事項です。


今メキシコの現地では、政府や赤十字やいろんなところから注意事項や緊急連絡先などが発表されています。

メキシコでテレビのニュースや新聞やネットなどで最新の情報を得てください。

スペイン語がわからない人は、まわりの人に確認したり、日本語で発信してくれてるツイッターやSNSなどをチェックしてください。


今後も余震がある可能性があります。
オアハカの地震ではM6級の余震がきたので、余震には十分気をつけて下さい。

残念ながらメキシコは日本と並ぶ世界2大地震大国です。
メキシコ人やメキシコ在住者はある程度地震に慣れてたり(といっても大震災じゃない)、避難訓練などもしてますが、避難の仕方が日本と違うのでとまどったことと思います。


日本では地震がおきたら、テーブルの下に隠れましょうと指導されます。

中南米全体どこもだいたいそうですが、メキシコでは地震がおきたらすぐ屋外に避難しましょう、です。

耐震性の建物が少ないので建物自体が倒壊したり、天井や壁が落ちて中で死ぬ危険性があるからです。

私もメキシコで数回、コロンビアで1回地震にあいましたが、地震がおきたらみんな外に飛び出しましたよ。
私も耐震性じゃないからやばいと思って外に出ました。


もちろん外に出ると今度は建物が倒れてきたり上から物が落ちてくる危険性もあるので、それにも注意して下さい。
なるべく広場など、なにもない広いところを探したほうがいいと思います。


メキシコの現地情報で、地震後にいま気をつけることという注意事項があったのですが、スペイン語なので和訳します。


「⚫️危険エリアにいるときは、スマホのwifiをつけておくこと
⚫️家の中の危険箇所をチェックしよう
⚫️ガス漏れを発見したら、すぐ通報
⚫️寝る時も服を着て、着脱しやすい靴をおき、懐中電灯や身分証明書やスマホを手の届く範囲におくこと
⚫️救急車や消防車などの緊急車両の通り道を妨害しないよう
⚫️SNSに投稿する時に注意。皆が感情的になっている為、フェイクや扇動する内容が広まらないように。常に最新情報をチェックするように」



いまメキシコでは停電してるエリアが結構あり、断水やガスが止まったりしてる地域もあるようです。

余震で家の中がこわいので外で過ごしてる人もいるようですが、強盗や窃盗に注意してください。



また、危険や安全に関わる簡単なスペイン語をすぐ覚えてください。
しかもメキシコ弁で。

もし指差し会話帳のメキシコ編を持ってればそれに書いてあると思います。



メキシコシティには英語を話せる人もいますが、大半はスペイン語のみです。

メキシコでは標準スペイン語と違ういい方をすることがあります。メキシコ弁。



絶対にいま覚えたほうがいいのは、



「危ない!」

 AGUAS ! (アグアス!) 



これは標準スペイン語と違って、メキシコでしか通じないけどメキシコ人はこれをよく使います。


私がメキシコで通りを歩いてたら、「アグアス! (あ、危ない)」とメキシコ人に腕をひっぱられて、車にはねられそうな危険を避けられたこともあります。



アグアス! 

ですよ。

これは絶対に覚えて。



それから他には

⚫️ 「Corre」 コレッ   (走れ)

「コレコレーッ」っていわれたら、走れ走れ です。日本の「これ」とアクセントの位置が違う。
建物内から避難するときに言われたら、走って逃げろってことです。



⚫️ 「subete」 スベテ    (あがって)


たとえばバスのタラップ階段を登れとか、上にあがってこいっていうときに、
たぶん他の国は sube スベ  だと思うんですが
メキシコでは  subete スベテ  といいます。



⚫️ 「ven」 ベン    (来い、 おいで)


ven は 来い、おいで、っていう意味です。

「ここにこい」 なら 「ven aqui」 ベン アキ

aquiは「ここ」なんだけど、aca アカ っていうこともあります。



⚫️ peligrosso ペリグロッソ    (危険)


あっちのエリアは ペリグロッソ とかいわれたら、そっちは危険エリアだから行くなってことです。




せめてこのくらいは覚えたほうがいいですね。

命に関わる言葉なので。




まだ余震が続いてるし、今は大丈夫そうな建物が倒壊したり、余震でまた被害が出るかもしれません。

メキシコは通常でも、歩道に穴があいてたり、電線が垂れ下がってたり、店の上から看板が飛び出てたり、歩道橋がボロボロで落ちそうだったりするところが多いので。

前後左右と上下全部に注意を払ってください。


今もどんどんニュースやツイッターなどで、いろんな注意事項や、どこの道が封鎖でどの公共交通機関が再開したなどの情報が出ています。

それもgoogle翻訳を使うなどして読むようにしてください。



観光でたまたま地震にあってしまった方、お気の毒です。

メキシコはもともと地震国なんですが、今回地震の被害が大きかったメキシコシティのローマノルテやコンデサは日本人が多いし、震源地のプエブラは被害が大きかったモーリアのクエルナバカはメキシコシティから近い観光地で日本人にも人気ですからね。
もしかして巻き込まれた方がいるかもしれません。

今後の情報と余震に注意して、気をつけてください。

「Despacito」のビデオのプエルトリコの撮影地が人気観光地に

「Despacito」(Luis Fonsi ft. Daddy Yankee)は世界中で大ヒットし、you tubeのビュー数も30億になりました。

いま世界中で大ヒット中。

世界中でここまで大ヒットしたラテンの曲としては、1996年の「マカレナ」以来だそう。















さて、この「Despacito」のミュージックビデオのロケ地だったプエルトリコの町がいま人気の観光地になってるそうです。

ビデオに出てきた場所をめぐる観光客が外国から押し寄せているそう。


「Despacito」効果からか、今年に入ってプエルトリコは観光客が40%も増えたそうです。






これはニュースの現地レポです。








「Despacito」は、歌ってるLuis FonsiとDaddy Yankee がプエルトリコ人。
ビデオに出てくる美女は元ミスプエルトリコ。
ビデオの監督もプエルトリコ。
撮影地はプエルトリコのサンファン。

プエルトリコの魅力と文化をみんなに伝えたいというLuisの願いがこもったビデオ、ということは前にこのブログで解説しました。





ニュースのビデオはスペイン語なので、和訳して解説しますね。




「Despacito」は世界中で大ヒット中。

Luis Fonsiがインタビューで


「Despacitoは世界中で流行し、ドイツやオランダなどの欧州でも流行っている。
スペイン語の歌詞はわからなくても、

”デスパーシート、 ラララララララララ〜” と歌ってる。

もう言葉なんか関係ない。
音楽のサボール(味わい)やリズムを楽しみ、音楽やダンスで喜びを感じることが大事なんだ」

と話している。



この歌のビデオが撮影されたプエルトリコのサンファンにある場所も、新しい観光スポットとして脚光を浴びている。

Las RocasというLuisが歌ってた浜辺、
ミスユニバースの美女が歩いていた海岸の通りのマレコン、
La Perla という町。


La Perlaというバリオ(地区)はサンファンの中でも最も貧困のエリアの一つ。
以前はギャング団がいて犯罪が多く、かなり治安が悪かったそう。

でも最近ここを訪れる観光客が増えて、住民の意識が変わった。
ここだって価値がある場所なんだ、と思うようになった。


「Despacito」のビデオの最後の方でダンスを踊るシーンが撮影されたバーは、今は観光客でおおにぎわい。
”DJは「Despacito」を日に何十回もリクエストされるんだ”、と喜ぶバーのオーナー。





というのが、上のニュースの和訳です。




La Perlaという町。








この町に行ってみたいと思う人もいるでしょう。

現地発ツアー(英語のツアーなど)などがあれば、ツアーで行った方がいいかも。

プエルトリコのサンファンにはエリアによって危険な場所もあるので注意してください。
超ローカルなクラブでも、場所によってはやばいとこもあるし。
銃事件も時々ありますので。





私はプエルトリコには4年前に行ったことがあるけど、一人旅だったので高級リゾート地と旧市街の名所だけで、こういうところにはいくチャンスがありませんでした。

今度プエルトリコに行ったらぜひこの町にも行ってみたいです。

あとローカルなレゲトンのクラブにも行ってみたい。



「Depacito」の曲の解説と、歌詞の和訳は、ジャスティン・ビーバーの英語remix版も一緒に以前このブログにupしたのでそれをみてください。

    ↓


「 Despacitoの歌詞の和訳とよみがな Luis Fonsi ft daddy yankee(ジャスティン・ビーバー版も)」
















『Despacito』関連のブログ内の過去記事は :


「 Despacitoの歌詞の和訳とよみがな Luis Fonsi ft daddy yankee(ジャスティン・ビーバー版も)」

「 Despacitoのビデオのプエルトリコの撮影地が人気観光地に」

「 Despacitoってなんのジャンル?」

「Despacitoをどう踊るか (kizombaの場合) 」







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