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コロンビアの最新の旅行安全情報について(dia feliz版)

最新のコロンビアの安全情報について話したいと思います。

あれ、安全情報なら外務省の渡航安全情報見ればいいじゃん、旅行サイトにはみんなそう書いてあるよ、と思った方多いと思います。

でも外務省の渡航安全サイトのコロンビアの項、なんか情報が古いような気がするんですが。。。。

ゲリラのFARCとの和平交渉締結についても最近あったボゴタでの爆破テロについても書かれてない。見たかぎり一番新しい情報は2015年のような気が。。。

また在コロンビアの日本大使館のHPも、外務省の渡航安全情報へのリンクしかないみたい。


中南米はこのごろ異常気象で天災が各地でおきています。政治情勢やデモが起きたり治安のいいエリアなどが変わることもあります。

中南米にいく方は中南米の最新のニュースをチェックしてください。
スペイン語がわかる人は現地のニュースを毎日ネットなどで読んだ方がいいです。
英語ならCNN españolなど英語で中南米の広域ニュースを読めます。
ネットに一部のニュースを和訳してupしてくれてる人もいます。
それも無理な人はgoodle翻訳などで現地のトップニュースを翻訳してみてください。


私はコロンビアには半年前までいて、今は日本にいるんですがコロンビアのニュースは毎日チェックしています。
ニュースによってはコロンビアを中心にツイッターで翻訳してるので、私のツイッターもみてください。


そこで私がコロンビアにいたとき見聞きしたことと、最近のニュースを見て、コロンビアで行かないほうがいいと思う地域と注意したほうがいいと思った地域を発表します。
(注:2017年3月時点の話なので先々は状況が変わるかもしれません。私の見解に異論がある在住者の方はご自分のブログやSNSなどで旅行者に安全情報の告知をお願いします。旅行者が事件に巻き込まれないように)



 <dia feliz 版 コロンビアの渡航安全情報 (2017年3月)>



私がいまコロンビアで行かないほうがいいと思うエリア
→ 隣国のベネズエラの国境近くとエクアドルの国境近くの地域。

旅行はもちろんできるけど注意したほうがいいと思うエリア
→ 首都ボゴタ、カリ、パルミラ、ブエナアベントゥーラ



なぜかということを下記で説明します。



colombia 県の地図


ちなみに第二の都市メデジンはAntioquia県、第三の都市カリ市はValle del Cauca県にあります。Valleには下記に出てくるBuenaaventuraもあります。




● いま渡航しないほうがいいと思うエリア

ベネズエラとエクアドルとの国境近くの地域。

→ 特にククタなどのノルテ・デ・サンタンデール。


エクアドルの近く 
→ 特にナリーニョ、カウカ県。 

チョコ県。

アマゾン地域 



これらの地域は日本の外務省の安全情報では以前から「渡航をやめてください、渡航中止勧告」地域です。
両方の国境地域は以前からゲリラの活動地域で、麻薬組織もいるところだからです。

(チョコとアマゾンは違いますが)

ブラジルで黄熱病が発生しているのでブラジルの近くのアマゾンに行く人は黄熱病の予防接種証明書が必要になりました。なぜかチョコもだそうです。


ゲリラとは和平締結したからいまはゲリラ問題ないんでしょ?と思う方も多いと思います。

確かにコロンビアはここ数年治安が大幅に改善して、ゲリラ問題やテロもほとんどなくなり、好景気で投資も増加し、外国人の旅行者が急増しています。



ところが最近2つ大問題が出てきたんですよ。


隣国のベネズエラの危機状態と、ゲリラ問題。


コロンビアでは毎日ベネズエラ関係のニュースが報道されています。
ベネズエラの情勢もなのですが、ベネズエラ(人)がコロンビアにどういう影響を及ぼしているかが大半です。
コロンビアのせいじゃなくて、隣の国の影響なんですけどね。


ベネズエラは独裁政権下の経済危機に陥ってます。
国民の大半が飢餓に苦しんで暴動などがおきることも。
ベネズエラ人達がどんどん国境を越えて近隣の国に逃げています。

コロンビアにも多数のベネズエラ人が不法に入国して、入管に検挙されています。
特にククタなどにはベネズエラ人が物資や薬品を求めて多数やって来たり、ククタで先月は未成年を含む不法のベネズエラ売春婦が検挙されたりしています。

ノルテ・デ・サンタンデールは逃げてきたベネズエラ人が多いので、ベネズエラ人関係の事件が増えています。
今週はベネズエラ人3人が殺害されました。

他のベネズエラの近くの国(パナマ、ブラジル、ペルーなど)にもベネズエラ人がやってくるので、ベネズエラ人へのビザを一時止めてる国もでてきています。

ベネズエラが超インフレのため高額の新札を発行したときは、両替に来るベネズエラ人が殺到して混乱しないようにコロンビアが国境を一時封鎖しました。
ブラジルもその頃一時国境を封鎖してました。

ベネズエラの問題は簡単に解決しそうではないので、今後も情勢の動向が気になります。


そしてゲリラ問題。
ゲリラは第一のFARCとは和平締結して武装解除してる途中です。FARCの支配地域だったところはそのプロセスでちょっと混乱してます。
そして第二のゲリラのELNと和平交渉が始まったのにELNがテロをおこしたので交渉が難航しています。



日本の外務省で渡航中止勧告エリアになっているにもかかわらず、このエリアにいまだに入る日本人バックパッカーがとても多いです。
バックパッカーは決まったルートと陸路にこだわるからだと思います。
陸路でコロンビアを抜けてベネズエラやエクアドルに行きたいんですね。

ベネズエラの情勢悪化で、JICAや外資企業などはベネズエラからもうひきあげているからベネズエラに行くのは論外です。
コロンビアの国内でもベネズエラに陸路で行くには上記の治安が悪い国境エリアを通ることになるので上記のエリアに入るのはやめましょう。
コロンビアでは上記以外の地域を旅行してください。


エクアドル国境近くのナリーニョやカウカやチョコなどもコロンビアのニュースに最近特によく出てきます。

チョコ県は外務省の安全レベルでは渡航中止勧告地域に入ってませんが、最近急にコロンビアのニュースに出てくるようになりました。
ゲリラELNのチョコでの活動が活発化してるからです。
で最近コロンビアの新聞記者がカウカ県でゲリラのELNに捕まった事件もありました。

ナリーニョとカウカ県はコカなどの麻薬の産地ですが、Farcとの和平締結後コカ畑などの麻薬栽培地が政府によっていまどんどんつぶされていってます。そのニュースが毎日のように出ています。
ナリーニョとカウカは麻薬の産地であり麻薬組織が多いところです。

エクアドルとの国境近くの美しい教会を見たいのはわかりますが、コロンビアからエクアドルに行くなら飛行機にしましょう。飛行機のLCCもあります。
(Caucaカウカ県は、カリ市のあるValle del Caucaとは別です)




● 訪問はもちろんできるけど、注意したほうがいいと思われるエリア


首都のボゴタ
ブエナアベントゥーラ
カリ市
パルミラ



上記の国境付近に比べたら安全度はずっと高いので旅行できますが、気をつけたほうがいいと思われる地域です。


パルミラと第三の都市カリ市は、世界殺人ランキングの上位にでてきます。
私はカリにいましたが、殺人率が高いのはマフィア抗争だそうです。
マフィア抗争は普通に生活してたら普段は見ることはないです。
けれど強盗殺人は日常的にかなり多かったです。
カリは今まで治安のよかった高級住宅街エリアや外国人が多いエリアでここのところ殺人事件が急増しています。
単独犯の事件もありますが、ギャング団が高級住宅街を狙ってるのもありました。
カリの人たちもどこが安全でどこが危険かわからないので、どこでも危険と思って気をつけたほうがいいといっています。

カリはサルサ(ラテンダンスの一種)が好きな人じゃないかぎり、特に見るべき観光名所がないです。
カリに絶対に行く用事がなくて、たんにエクアドルに陸路で行く経由地として滞在したい人は、エクアドル付近の県が上記のようにとても治安が悪くなっていていかないほうがいいため、経由地としてのカリ滞在はやめといたほうがいいと思います。
メデジンから空路でエクアドルに入るのをおすすめします。


ブエナアベントゥーラは、太平洋に面した市です。
カリの人から行かないほうがいいといわれたくらい、もともとそんなに治安はよくない港町です。
この1ヶ月半くらい渇水問題に苦しみ、水が出ないから衛生状態が悪く子供が感染症で亡くなったりしています。渇水問題はまだ解決してません。


首都ボゴタは世界殺人ランキング圏外で、外務省の渡航安全情報でも危険度レベルが低いです。
開発されてとてもきれいな都市になりました。
しかし最近またテロが何度かおきています。
保険会社などをねらった小規模爆破テロはおととしくらいからちょこちょこありました。
最近では2月のボゴタの闘牛場のそばで爆破テロがあり1人が死亡し30人近くが負傷しました。ゲリラのELNが犯行声明を出しています。
ボゴタは首都で政治と経済の中心地ですので、テロにもともとねらわれやすい場所なんです。
先月ボゴタの空港の飛行機機内で爆弾騒ぎがありましたが、外国人乗客の狂言でした。
コロンビアにいく人はボゴタを通る人が大半でしょうから注意してください(って爆破テロは注意しようがないんだが)。

都市部の交通機関の注意点としては、
また、このごろボゴタの公共交通機関が襲われる事件もおきています。
SITPという市内のバスでバス強盗や窃盗事件が多発しており、またバスの車体が壊される事件もありました。

コロンビアでは一般の黄色いタクシーが評判がよくないので、スマホアプリのUBER(配車サービス)が人気です。
でもUBERに客をとられると怒ったタクシー運転手達がUBERの車を襲撃する事件がカリやボゴタなどでいくつもあったし、タクシー運転手たちが抗議デモすることもあります。


また異常気象で中南米のあちこちの地域で天災がおきています。
コロンビアではカリで去年は雨季が終わる時期なのに雨季が終わらず洪水したし(いまも一部で洪水)、いまはチョコやアンティオキアの一部などで洪水被害が出ています。
各都市を結ぶ道路で土砂崩れがときどきおきています。

去年から今年にかけて何度か大きめの地震がおきています。

(3月22日追記:コロンビアの洪水被害地域が28%になりました。特にパルミラや、アンティオキアの一部などが被害が大きいです。カリ市も川が警戒水位になってるので注意してください。今雨季なので豪雨の影響もあり、落雷や土砂崩れで道路が封鎖される場合もあります)

(3月24日追記: ベネズエラの武装した軍人たちがコロンビアのアラウカ県(ベネズエラとコロンビアの国境沿いの県)に侵入し野営地をつくりベネズエラ国旗をたてました。コロンビア大統領がベネズエラ大統領に要請して撤退しましたが。ここ数週間、ベネズエラの軍人や警官など公職にある人たちがコロンビアの領土に侵入してくる事件がなんどもおきています。コロンビアの県知事がベネズエラ国境を完全に封鎖すべきだと主張していており、ベネズエラとの緊張がおきています。ベネズエラ国境付近の各県には入らないほうがいいと思います)

(3月24日追記:コロンビアのカリ市内のsurなどで洪水被害が出ています。カリ市から他方へ向かう道も洪水で浸水してるところもあります。)


このへんが私がコロンビアのニュースを見ていて気になった地域です。

コロンビアにいく方や滞在中の方は、最新のニュースを必ずチェックしてください。


ベネズエラに旅行しないようにね!

ベネズエラといえばギアナ高地やエンジェルフォール。
世界の絶景がある。

Oscar D'Leon, Adolescentes Orquesta, Chino Y Nacho (最近解散してそれぞれソロになったが)など素晴らしいサルサやラテン音楽のアーティストがいる国。

産油国でリッチ、日本ともビジネス取引してて以前は外国人たちが出稼ぎにたくさんきてた国でした。

ほんとは今も豊かな国なんです。

ところがチャベスが大統領になってから状況が変わり、チャベスの死後に後継者として大統領になったマドゥーロが独裁政治をしてから一部に富が吸い上げられ、ベネズエラが危機的な状況に陥ってます。

今は国民の8割が飢えてやせていってる。
暴動がおきることも。
飢えに苦しんでゴミをあさったり、他の国に脱出する人もいます。

中南米の他国はベネズエラとの国境を封鎖することもあるし、ビザ発給を停止する措置をとったりしています。

毎日状況が変わっていてカオス状態。

外資企業やJICAも引き上げていて、航空会社にはベネズエラへの就航をやめたり、国によってはすでに渡航を禁止しているところもあるそうです。


ベネズエラは南米の一番北のほうにあり、以前から南米周遊バックパッカーのルートに入っています。


いまだにベネズエラに行く日本人バックパッカーたちがいます。



ベネズエラに行く旅行者に告ぐ。
ベネズエラには旅行しないように。

日本の外務省の渡航安全情報でもベネズエラへの渡航はやめるように書いてあります。

バックパッカールートでは南米入りはコロンビアから入る人が多いみたいですね。
コロンビアでは必ずコロンビア人かコロンビア在住の日本人からベネズエラに行くなと言われてるはずですが。
それをふりきってベネズエラに行く人たちがいまだにいるんですね。

そしてブログやSNSなどに、ベネズエラは危険っていわれてたけど行ってみたらそうでもなかったよ、楽しいよとか、ベネズエラは物価が安いよとか書いてるのを目にします。

けどベネズエラは今日大丈夫だったからといって明日大丈夫かどうかわかりません。
あなたが行って大丈夫だったところが、別の人が翌週に行ったら危険になってることもあります。
今日国境が通れても、明日は封鎖されるかもしれません。

しかもベネズエラ人に囲まれていて守られている人と、つてがなにもない旅人とは違います。

私はコロンビアに前にいた6年前に、ベネズエラに旅行に行こうとしたらコロンビア在住者から「ベネズエラは危険すぎて論外。絶対にダメ」って止められました。
6年前でですよ。

だから私はベネズエラに行ったことありません。
隣のコロンビアに滞在してただけ。
今もコロンビアのニュースや、ベネズエラに詳しい方や在住者からベネズエラについて知るだけです。

コロンビアはベネズエラの隣だし昔はベネズエラはコロンビアの一部だったこともあり、かなり影響を受けているので、毎日のようにニュースでベネズエラのことが報道されています。
私はコロンビアのニュースをツイッターに毎日翻訳してのせてますが、ベエズエラ関係はほんとに悲惨なニュースが多いです。


コロンビアで日本人殺害事件があってからこのブログになんどもベネズエラにいかないように書いてます。
コロンビアは身を守る安全対策をしていればだいたい大丈夫ですが、コロンビアとベネズエラではまったく状況が違います。
コロンビアは警察も法律も機能してるし、景気がいいし食べ物も物もあふれています。

(注:ただし、コロンビアでもベネズエラに近いほうのエリア(ククタとか)は、ベネズエラの影響などもあり、かなり治安が悪くなっています。また逆のエクアドルの国境近くのエリアも最近ゲリラ問題でいま状況がよくないです。ゲリラは和平交渉でもう終わったと思ってる人もいるでしょうが、FARCの解体のためのプロセスが進行中で、第二のゲリラELNとの和平交渉はELNのテロや誘拐などの反抗により停滞しています。ゲリラによる誘拐事件やテロなどもおきてます。左右の国境近くのエリアにはいかないように。コロンビアからエクアドルに行くときは空路をお勧めします。)


コロンビアとベネズエラでは雲泥の差。
他の中南米地域とベネズエラも違う。

ベネズエラはアウト・オブ・コントロール。


そのへんのところは、ツイッターやブログなどでベネズエラ在住者やベネズエラのメディア関連などの詳しい日本人の方たちが書いています。


これをぜひ読んでください。
(野田 香奈子さんの記事)

ベネズエラへ旅立つ前に知っておくべき10のリスク



旅にはリスクがつきものだよ、なにかあっても自己責任だし、旅先で死んでも本望だよなんて武勇伝ばかり語ってネットやブログに書いてるバックパッカーの方たち。

あなた1人がひっそり殺されて埋められて誰も知らないままなら、おっしゃるように自己責任で終わりでしょう。
でももし誘拐されて日本政府に身代金要求とかされたらどうしますか?
それこそ中東などの紛争地でおきてるような国際問題になっちゃいますよ。


ベネズエラのことを必死で現地から伝えてくれたり、ベネズエラにいかないように言ってくれてる親切な人たちの好意をあざ笑って、たんに南米ルートをコンプリートしたいとか旅のネタになるからという物見遊山の甘い気持ちで行くところじゃない。
在住者にも迷惑です。
人道支援でいくならともかく。
紛争地じゃないけど、旅人は紛争地くらいの同じくらいの感覚で考えたほうがいいような気がします。

ベネズエラに旅行でいかないようにね!


中南米旅行のおすすめ

ここのところ世界情勢が不穏になって、今まで安全といわれてイメージがよかった欧州やカナダや豪などでもテロがおきています。特にヨーロッパはテロが多いですよね。


どこに旅行に行ったらいいかわからない〜という人におすすめなのが、中南米です。


中南米はISのテロがいまのところおきてません。
反米の国が多いからかもしれません。

コロンビアは以前テロがあったけど、最大ゲリラのFARCと和平締結したしテロもほとんどなくなりました。

中南米は好景気や観光客の増大もあって、以前よりだいぶ治安がよくなった国が多いです。
特にペルーやコロンビアは以前に比べてかなり治安がよくなりました。コロンビアは特に首都ボゴタと第二の都市メデジンの治安が劇的に改善しています。


「あれ、以前コロンビアで日本人殺害事件がおきたときに、南米には旅行しないほうがいいと言ってたじゃん」と思う方もいるでしょうが、あれは中南米やコロンビアのことをちゃんと調べもせずに中南米に行って危ない地域に行ったり危ないことをして武勇伝を語るような人は中南米にはいかないほうがいい という意味で書きました。

中南米の行きたい国だけに旅行する人はおうおうにして渡航先についてちゃんと調べていきますから。
自分がいく国と渡航予定の都市については、在住者や在住経験のある人などにもしっかりリサーチしてから行ってください。


ただし中南米でいま絶対に行ってはいけないのは、ベネズエラです。経済危機で非常事態になっており、窃盗や暴動やデモや警官隊との衝突などが頻発しているし、国境が封鎖されたり混乱がおきています。もう欧米などの国はベネズエラを渡航禁止にしてるところもあります。
それから中米のホンジュラスも世界一の殺人率なのでやめましょう。


そして中南米のもう一つのおすすめの理由は、世界的な恐慌のなかで中南米は景気がいい国が多いんです。
BRICSのブラジルはバブル景気も陰りをみせてますが、コロンビアやペルーなどはここ何年か景気がいいです。
景気がいいからどんどん開発も進んでるしイベントなども多くて楽しい雰囲気で国に活気があります。

メキシコやコロンビアなどは産油国で石油の価格下落でドルに対して通貨が下がったので、アメリカ人を中心に観光客が激増 (ドルなど持ってる人には安いから)。
メキシコは今年何倍も観光客が増えたそうです。

日本円との両替でも何年も前に比べたらかなりレートよくなりましたよ。

欧米に比べたら物価が安いところが多いですし。
高級レストランは高いですが、庶民が行くような食堂とかで食事すれば定食数百円とかです。場所を選べばかなりコストを抑えることができます。


コロンビアは日本ではまだ危険国というイメージが強いですが、2010年代になってから欧米の観光客にとても人気です。
コロンビアは世界で一番人気の旅行ガイドブックのロンリープラネットで2017年おすすめの旅行先ランキングで2位になりました。

観光産業がもうかることがわかったからか、観光に力を入れる国も出てきました。
たとえばコロンビアはボゴタの空港を大規模に改築。観光客の安全を守るよう警備強化しています。


中南米はアメリカから近いのでやっぱり北米からの観光客が多いです。

日本から中南米は遠いのですが、だんだんと直行や乗り継ぎがいい飛行機の就航が増えています。

今は特に航空券の価格が下がってて、コロンビアのボゴタ往復でも10万円とかあるらしい。
そういえば今年私が買ったコロンビアのカリと日本の往復切符は135000円でした。
もちろん時期もありますよ。




さて、日本から休みの間に行けるおすすめ旅行先を紹介します。



⚫️ 1週間くらいの休みでいける旅行先


ー キューバ(ハバナ)

ー メキシコシティ

ー メキシコのカンクン

ー プエルトリコ



これらは観光客が多い観光地なので、中南米初めての人にもおすすめです。

キューバやメキシコは日本からのツアーもたくさんあります。

いま中南米で一番人気なのはキューバ。
キューバはアメリカとの国交回復後に人気になり、アメリカ化するまえにキューバを見ようという人も殺到して急激に観光客が激増してます。
日本人のキューバの訪問者は去年から今年にかけて3倍に増えたそうです。
ハバナの観光客に人気のスポットは入場制限がかかるほど混み合ってるそう。
キューバは共産党政権で国民の監視が強いし、外国人への重大犯罪は重罪だそうですりやひったくりは多いですが、中南米のなかでもトップクラスに治安がいいです。
日本からツアーもたくさんでてますが、個人旅行でも女性一人旅でもOK。
ハバナだけなら日本から5日間ツアーもあるから気軽に行けます。
中南米旅行が初めての方には特におすすめの国です。

プエルトリコはアメリカ領土なのでアメリカのESTAがあればいけるし、通貨は米ドルでホテルなどの観光産業の人たちは英語が流暢です。アメリカ人観光客がとても多い。
首都サンファンなら個人旅行でOK。

カンクンは日本人のハネムーナーに人気。
美しいカリブ海のビーチがあるリゾートのうえ、メキシコ料理やマリアッチも堪能できるし、リゾートだけではなくて世界的なピラミッドのチチェンイッツアなどマヤ遺跡もあります。
リゾートも歴史遺産も楽しめるのが大きなポイント。
深夜のディスコなどのナイトライフも人気で、このナイトライフのために北米から若者たちがたくさん来るほど。
ラテンっていうよりアメリカっぽいので、ラテン的な雰囲気を求める人にはちょっと物足りないかもしれませんが、マヤ遺跡などに行けばマヤ人もいます。
非常に治安がよくてホテルゾーンは深夜でも歩けるくらい。
日本から気軽に行けるリゾートだと思います。


日本からの行き方は、

メキシコシティは日本からアエロメヒコ航空で直行便が出ていて12時間くらい。
もうすぐANAの直行便も就航します。

キューバは日本からエアカナダでカナダのトロント乗り換え。もしくはメキシコシティで乗り継ぎです(メキシコシティから2時間)。
エアカナダだと羽田からも出ています。

カンクンはアメリカのヒューストン乗り換えで行くのが一番ポピュラー。メキシコシティからも乗り継ぎできます。

プエルトリコはアメリカで乗り換えて短時間で着きます。





⚫️ 休みが10日から2週間以上


ー メキシコの周遊ツアー

ー ペルーのマチュピチュやナスカ、ボリビアのウユニ

ー アルゼンチンのイグアスの滝など

ー コロンビアのボゴタとメデジン

ー コスタリカ


などなど。

こっちのほうは飛行時間が長いですが、ペルーやメキシコやアルゼンチンなら日本から添乗員付きのツアーもたくさん出ています。

アルゼンチンはブエノスアイレスとイグアスとウルグアイのコロニアくらいなら個人旅行でも行けます。ただし物価が高い。
ウルグアイはムヒカ大統領で日本でも知られてますよね。ウルグアイのコロニアはブエノスアイレスから船で1時間くらいなんです。同じ船でウルグアイの首都のモンテビデオにも行けますよ。

コロンビアもボゴタやメデジンの大都市にはこのくらいの日数ならいけますね。

コスタリカはエコツアーなど珍しい動植物が見れるツアーがよくでていて日本人にも人気です。

南米に行くのは、大半がアメリカ乗り換えかメキシコ乗り換えです。(メキシコシティまで直行便で12時間)。




⚫️1ヶ月以上


1ヶ月以上旅行できるなら、1カ国をゆっくりまわったり数カ国周遊や短期留学もできますよ。

メキシコやペルーなどは世界遺産が多いし長い時間かけてまわるとおもしろいです。

語学留学なら、メキシコやグアテマラのアンティグアは人気の語学留学先です。
アンティグアは料金が安くて個人レッスンが受けられるのでここでスペイン語を学ぶ日本人がとても多いです。





中南米は日本から遠いというイメージが強いと思います。
確かに南米の地方都市とかならめっちゃ遠いです。
私がコロンビアのカリに行ったときは35時間くらいかかりました。

でも上に書いたように大都市や観光都市ならもっと近いところもあります。

オーストラリアのシドニーまで11時間。
カナダも一番近いバンクーバーでも11時間。
ヨーロッパだって日本からロンドンまで12時間40分です。スペインとかは直行便ないから、そこからまた乗り継ぎで他の国にいくのでかなり時間かかりますよね。

だったらロンドンとメキシコシティならだいたい同じ所要時間。
それならメキシコ乗り換えやアメリカ乗り換えで他の国に行くのとそんなに変わらない。


日本からツアーがないところでも現地発のローカルなツアーも出ているところもありますので、スペイン語に自信がなかったり中南米わからない人でもツアーを使えば安全に旅行できるかと思います。



私は観光産業に関係ないので、中南米に何回も行ってる自分が実際に行ってみておすすめだと思ったところを中心に紹介しました。




コロンビアでの日本人殺害事件と安全対策

コロンビアで日本人が強盗に殺害されるという悲惨な事件がおきました。心からお悔やみを申し上げます。

私はコロンビアに何か月か前までいたので大ショック受けました。
亡くなった方はほんとにお気の毒だと思います。
もしこのブログを見てくれてて質問しててくれれば、被害者の方にアドバイスできたことがあるんじゃないかと落ち込みました。

私でもなにかできることがあるとしたら、今後海外に行く方のために(またはすでに旅行中の方のために)安全対策を書くことではないかと思いました。それで事件から1週間たってやっとこの件についてブログにUPする気になりました。


世界一危険な国コロンビア行くからそんなことになった、なぜ麻薬のメデジンカルテルがあるメデジンなんかにいったんだ、などと被害者とコロンビアが批判されてます。
でも今回の事件を「コロンビアが危険な国だから」とか「被害者(だけ)が愚かだったんだろ」で済ましちゃうと、また同様の事件がどこかでおきかねません。
また次の犠牲者が出ないようにするためにも、コロンビアそして他の中南米にもいた自分が思うところを書きます。




●バックパッカーに告ぐ

ニュースを最初にきいたときに、強盗から奪い返そうとしたと報道してたので、「旅行者だろうな」と思いました。在住者ならそんなことしないからです。

しかしこの事件を受けてバックパッカー達のなかに、自分も強盗にあったときに奪いかえしたことがあるとか、海外で無謀なことをやった武勇伝を自慢したり、たとえ死んでも自己責任だから旅を楽しめばいいとか、みんなしょっちゅう危険な目にあってるし「旅行はいつも危険ととなりあわせ」とかブログに書いてる人たちがいました。

普通の観光客とかなり感覚が違うのにびっくり!
しかも事件のニュースきいたあとでの感想なので、さらに驚き。
それじゃ今回はたまたま場所がコロンビアだっただけで、またいつ死傷事件がおきるかわからない…と心配になりました。

強盗を追いかけて奪い返そうとすれば危害を加えられる危険性があるのは、どこでも同じですよね。強盗にあったら抵抗しないというのは安全対策の基本で、日本のコンビニ店員のマニュアルにも書いてある。

私は海外旅行やコロンビアの安全対策について何度もブログに書いてきました。
コロンビア在住の日本人達もブログなどでよく注意喚起してますが、的確なアドバイスが多いです。もし被害者の方もそういうコロンビア情報を読んで到着後に宿の人などに周辺情報や安全情報を詳しくきいていたら、もしかして死ななくてもよかったかもしれない… と思うとほんとに残念でなりません。

特に世界一周バックパッカーは訪問国数が多いのであまり調べる時間もなく南米入りしてしまいがちでしょうが、訪問都市についてたくさん情報を集めましょう。

南米で会ったバックパッカー達が危険地帯に行くというのですごい危険だからやめたほうがいいと私がアドバイスしても、「バックパッカー情報では大丈夫と書いてあったし、ルートと日程がもう決まってるから」と反論して強行してしまいました。こっちはひやひやします。

中南米や南米を周遊するバックパッカーは陸路にこだわって、ベネズエラからコロンビアに入ってコロンビアのカリからエクアドルに抜ける人がいます。中米から南米入りする人には、パナマから陸路でコロンビア入りしようとする人も。
パナマはバスとかでは通過できないので、ジャングルを何日もかけて船とかで行くそう。
コロンビアの国境沿いはゲリラや山賊などがいる危険エリアが多いです。ゲリラとの和平が締結したといってもFARCだけで次は第二のゲリラと来年交渉始めるところ。山賊やバス強盗はいつ出るかわかりません。
コロンビアのカリ市は世界第10位の殺人率。
カリからエクアドルに行くにはカウカ県とナリーニョ県を通ると思うんですが、カウカとナリーニョは外務省の安全情報で「渡航中止地区」 (どのような目的であれ、渡航をやめてください)です。

特にコロンビアのベネズエラとの国境地帯はもともとゲリラが多いところ。
コロンビアのベネズエラ国境付近も「渡航中止地区」です。
ベネズエラは私も5年前に行こうかと思ったんですが、コロンビア在住者から「ベネズエラは危険すぎるので論外」といわれたのでやめました。
しかも今はベネズエラが国が非常事態。飢えたベネズエラ人たちがコロンビアの国境地帯に買い出しに来ています。
ベネズエラの首都カラカスはいま世界一、ベネズエラの国も世界第2位の殺人率です。
スーパーインフレで餓死者も出ているし暴動などもおきていますので、旅行者が襲われる危険性があります。日に日に状況が変わっているので今後どうなるかわかりません。
ベネズエラにいまだに旅行してて、世界一の危険国と書かれてたけど行ってみたら大丈夫だったよとか、コロンビアの在住者にベネズエラに行くなと言われたけどベネズエラ行ってきたとかネットに書いてるバックパッカーいますが、そのときはたまたま大丈夫だっただけかもしれません。
なぜコロンビア在住者から「ベネズエラに行くな」とアドバイスされたのに、制止をふりきってまで行くのか理解に苦しみます。
ベネズエラはルートから外しましょう。

危険エリアは陸路ではなく空路にしましょう。飛行機もLCCが出てきて安いチケットもありますよ。


自己責任だから無謀なことをしていい、というのは間違ってると思います。もし事件がおきれば家族はもちろん、現地の在住日本人や日系人を巻きこみ、事件がおきた国や観光産業にダメージを与え、もし人質事件なら国際問題にも発展しかねません。

私はバックパック旅行したことないのでバックパッカー達が書いてることも今回いろいろ読みました。
旅慣れしてないとか平和ボケとかじゃなくて、特に世界一周のバックパッカーは世界各地をまわってきているがうえに「バックパッカーずれ」してるような気がしました。
私の印象では、世の中の常識じゃなくて、“バックパッカーの常識”で考え行動してる。
こういうほうが旅慣れしてるみたいでかっこいいじゃん、がんばってきらきら輝いてる俺、みたいな。

もちろんバックパッカーにもいろいろいるので、みんながそうというわけじゃないですよ。

周遊バックパッカーはみんなだいたい同じルートをまわり、必ず最終目的地に達成するまで完走しようと励まし合ってるそうですね。 
でも旅はRPGゲームじゃありません。周遊旅の目的地にゴールしなくてもいいんです。
そのときどきの安全情報や気象条件でルートの変更や日程変更するなど臨機応変にしましょう。もしトラブルにあって体調やばいなどの場合は日本に帰る勇気も必要です。

バックパック周遊旅行や個人旅行をする方は、安全対策をしっかり学んでから旅行してくださいね。安全対策を守らないなら南米には行かないほうがいいです。

今回事件があったコロンビアのメデジンは、日本人の旅行者のケアを(日本語で)してくれる人が何人もいるし過ごしやすくて恵まれた環境なんです。私もペルーのマチュピチュの帰りに風邪こじらせてピンチになったとき、メデジンに飛んでしばらく休養したくらい。
けど他の南米の土地や移動中ならそういうふうにはいかないところがたくさんあります。

あんま南米なめないほうがいいですよ。
私が今回書いた記事に「うるせーな」と思ったバックパッカーは、南米を旅行ルートから外すことをおすすめします(マチュピチュとウユニは大丈夫でしょうが)。



●コロンビアはもう世界一の危険国ではない

もうコロンビアはそんな危険国ではなくなりました。超危険国だったのは麻薬王エスコバルが殺害された1993年までのことです。
今世界で一番殺人率が高い国はベネズエラです。次がホンジュラス。
コロンビアの首都ボゴタや第二の都市メデジンはランキング50位圏外になってます。
※(2015年の世界殺人率ランキング)
http://www.worldatlas.com/articles/most-dangerous-cities-in-the-world.html



●コロンビアは好景気の経済発展国

コロンビアは中南米第三位の経済国で国外からの投資も増大しています。景気がよく国に活気があります。特に大都市は開発が進んでめざましく変わっています。
※2015年11月 東京UFJリサーチコンサルティング 「コロンビア経済の現状と今後の発展」
http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_151106


●コロンビアへ観光客や移住者急増

観光客や移住者も急増しています。2010年位からバックパッカーの間で「コロンビアは中南米のバンコク」と言われるほど人気。
コロンビアは、ロンリープラネットが選ぶ「2017年旅行すべき国ベスト10」でカナダに次いで第2位。
http://www.lonelyplanet.com/best-in-travel/countries

またコロンビアは、米人とカナダ人が移住したい国の8位になりました。
好景気のコロンビアは求人が多いと移住してくる若い欧米人も増えてます。



●メデジンは外国人に人気

第二の都市メデジンは気候がよくこぎれいで、白人率(コロンビア人)が高いところです。外国人に人気があり、欧米人の長期滞在者も多いです。

メデジンは日本人バックパッカーのルートに入っているし日本人向けサービスもあり評判がいいです。
世界一周バックパッカーの被害者がメデジンを訪れたのもルートに入ってたし旅行者に評判がいいからでしょう。

私はメデジンには2回滞在しました(1ヶ月間)。
サルサがなければ私もカリ市じゃなくてメデジンに住みたかったです。



●コロンビアでの犯罪

コロンビアの殺人率を押し上げてるのは、コロンビア第三の都市カリ市とそこから数時間のパルミラです。どちらもマフィアの抗争のせいで殺人率高いそう。マフィア関連のところに近づかなければ普通に観光したり生活するにはマフィア事件は特別関係ないです。

私は世界殺人率ランキング10位のカリ市にいたんだけど、よくコロンビアのイメージにあるようなそこらじゅうの人が銃持ってるとか死体がごろごろ転がってるというようなことはありませんでした。銃なんて警官や警備員が持ってるのしか見たことないし、殺人事件や遺体も目にしたことないしマフィアも見たことないです。けど強盗やひったくり事件はよくききました。最近は高級住宅街での強盗殺人が増えています(お金を持ってる人が多いし人通りが少ないので)。

コロンビアは都市によってぜんぜん違うので、カリ市とメデジン市だと状況はがらっと変わります。

メデジンは治安が各段に向上しており、その方策が革新的だと国際的に評価されています。

現地報道によるとメデジン市で今年外国人が殺された事件は、メキシコ人とデンマーク人在住者が家で変死してた事件と、ドラッグ&買春ツアーのイスラエル人が殺害された事件、そして今回の日本人強盗殺害。今年で合計5人だそうです。とすると、外国人で強盗殺人事件にあったのは日本人だけみたい。
メデジン警察は今回の邦人殺害事件をうけて外国人を守る安全対策をさらに強化していくそうです。

イスラエル人のドラッグ&買春ツアーの事件では、警察が「メデジンではドラッグや買春は許さない」と言ってました。コロンビアは麻薬と美女という昔からのイメージからドラッグや買春目当ての外国人が来ることにコロンビア人は反感抱いてます。そういう悪いことするなら、コロンビアに来てくれなくていいという考えが強いですね。
ドラッグや売春組織はマフィアがらみなので、手を出すとマフィア事件に巻き込まれる危険性が高くなります。コロンビアでドラッグやってみたいとか思ってる人はやめましょう。



●旅行者だからねらわれたのか?

日本人だからねらわれたと思う人は多いみたいですが、私は「観光客」だからねらわれたと私は思います。
コロンビア人はアジア人(特に日中韓)を識別できない人がほとんどだからです。
同じ中南米人でもメキシコ人など他国の人は被害にあってます。
コロンビア人達が 「ツーリストと思われると窃盗にあう」 とよく言ってました。
判別するのは、ジモティかよそ者か。町に不慣れで貴重品持ち歩いてることが多いので旅行者はターゲットになりやすい。

もし日本人をねらうなら、日本人ばかりが出入りしてる施設のそばでやるしょう。

強盗やひったくりならコロンビア人もよくやられてます。今回の事件は犯人が少年だったようだしもしかしてたんに歩きスマホしてた通行人をねらっただけかもしれません。



●町で浮かない恰好にする

バックパッカーは遠目からも旅行者だと分かります。
短パンにビーサンとか世界各国のバックパッカーの外見は街で浮きまくってます。
東南アジアで買ってきた服はワールドトラベラー的でかっこいいのかもしれませんが、中南米では「旅行者です」と服に張り紙して歩いてるようなものです。


私は中南米ではその土地で買った服を着て地元の人と同じような服装やヘアスタイルをしてたんであんまり旅行者に見られませんでした。

コロンビアは、コロンビアで買ったジーンズとトップスなどその土地での流行の服を着てました。メイクもするし、ネイルサロンにも行ってました。コロンビア人は帽子あんまかぶらないので、日差しがきつくてもかぶりませんでした。お出かけするときはワンピースにヒールとか。普段から日本にいるときよりおしゃれします。

日本人からしてみたら海外にいるのにそんな格好は危ないと思うかもしれません。
けど、日本人女性観光客がよくやってるチュニックにスパッツで帽子をかぶってる恰好のほうが中南米ではすごい浮きます。そんな恰好してる人いないからです。
中南米の女性はセクシーな格好が大好き。ローカルの女性たちと同じような格好をしたほうが街で浮かないのです。

コロンビア人女性から、「それすてきね~、どこの店で買ったの? いくらだった?」とよくきかれました。つまり私が着てる服はその街で買ったと分かってるからです。

コロンビアで買ったといってもお土産屋で買ったエスニックなのじゃなくて、町のコロンビア人がよくしてるような恰好という意味ですよ。

私はラテンの服が大好きで、特にコロンビアはおしゃれな服が多いのでいつも服をたくさん買います。だからか日本人の顔だけど、旅行者じゃなくてアジア系の住民と思われることが多かったです。
安全対策のためにコロンビアでわざわざコロンビアの服着てたわけじゃなくて、ファッションが好きだから着てたんだけど、それが身を守るために功を奏してたと思います。

北米や欧州など他の地域に行ったときも、その町の女性たちがしてるような服装にしてます。
海外では、常に街で浮かない服装をこころがけてます。

町で浮かない服装をすることが海外で身を守る安全策だと自分は思ってるんですが、日本の旅行安全ガイドで言われてることと違うんで、理由を説明するためにこんなに長々と書いてます。



言葉でいってもわかりにくいと思うので写真を見せますね。

コロンビア人女性はこういう感じ。

living 11

これは熱帯地方のカリ市の女性なので、左のビスチエは他都市より少し露出度高めですが、右のブラウスはコロンビア全国で流行ってるスタイル。
コロンビア女性はだいたいこんなイメージだと思ってください。



中南米人の男性はだいたい短髪が多いです。
コロンビアだとハメス・ロドリゲス(サッカーのコロンビア代表)みたいなヘアスタイルが多い。
「ラテンアメリカ男性のヘアスタイル」 に以前、メキシコ人男性とコロンビアのカリ市の男性の流行のヘアスタイルについて書きました。


james rodriguez 2




コロンビア人のカリ市の人。カリだとこういう感じの服装やヘアスタイルよく見ます。

living 5



中南米だいたいどこでもそうだけど、コロンビア人女性は普段着でよくデニムのパンツ(ジーンズ)はいてて、そのジーンズがストレッチがすごいきいててぴたぴたのスキニーでヒップアップするタイプです。

これはコロンビアのジーンズだけど こういう感じ ↓

jeans colombia



特にコロンビア人は美容院大好きで外見に気を使う国民です。男でもネイルサロン行く人いるくらい。
女性は美容院やネイルサロンに月に何回も行ったり、おでかけのときは12cmヒールはいたりします。
歯の矯正してる人も多いです。


こういうなかで、ぼろいTシャツ、短パンやタイっぽい柄物ルーズパンツ、ビーサン、のびっぱなしの長い髪など、というような日本人男性バックパッカーにありがちなスタイルだとすごい浮くのわかりますよね? 
(女性なら、たとえばチュニックにスパッツとか、カーゴパンツにチェックのシャツやロングTシャツとかのような地味な旅行者っぽいスタイル)。

コロンビアもぼろぼろのTシャツとかズボン着た人もホームレスや貧困層にいますが、バックパッカーの服装とは違うので…。

それからよくコロンビア人達から「日本人観光客の男はなんで髪長いの?」ってきかれましたよ。バックパッカーは髪を切る暇がないからか伸びっぱなしで髪が長くてぼーぼーの人が多いのですが、コロンビア人からは異様に見えるそう。南米では庶民向け床屋はすごく安いので髪切ったほうがいいと思います。

バックパッカーは一度買ったら世界中でその服を着たおそうとするのかもしれませんが、東南アジアのタイの服装と中南米ではぜんぜん違います。
中南米で最初に入った国でこういう感じの服を買えば(安物でOK)、中南米周遊で使いまわせると思います。だいたいどこの国でも傾向が似てるからです。前にいた地域で着てた服を少し捨ててでも中南米では服を変えたほうが安心だと思う。

男性なら中南米では(リゾート以外)は、ジーンズか無地のロングパンツ(ルーズじゃない)、トップスがTシャツかポロシャツか襟のあるシャツ、そしてスニーカーや普通の靴ならだいじょうぶかと思います。

女性は中南米でジーンズ(日本のと形が違う)と、現地女性が着てるちょっとセクシーめなトップスを買ったらいいかと。


日本人は金持ちに見えると襲われるからと旅行のときにわざと小汚い格好してる人多いですが、かえって街で浮いちゃって旅行者だと一目瞭然なんです。
窃盗の常習犯はプロなので、小汚い格好してる人が旅行者だとか、バックパッカーがどこに小分けにしてお金隠してるかとか知ってます。


「汚い恰好をすれば日本人だと思われずに窃盗にあわない」というのが海外旅行の常識ですが、私は意見が違います。

 「観光客と見られないように町で浮かない恰好をする」 ほうが安全だと思います。




●スマホ社会だからスマホがねらわれる

コロンビアは貧困の国でスマホなんかないから歩きスマホしてれば奪われる、とかネットに書かれてましたが、コロンビアは貧しい国ではなくて「貧富の差が大きい」国です。

それにコロンビアはスマホ社会です。スマホでfacebookやwhatsapp (日本でいうところのLINE) しょっちゅうやってます。
コロンビア人もよく歩きスマホしてはひったくり被害にあってます。スマホが売れるので転売目的でスマホを盗んでるやつらがいるとききました。

スマホを使うなとはいいませんが、スマホをするところは屋内がいいです。一番やばいのが歩きスマホ。
日本から持ってきたスマホはローミング料金になるし高いですよね。WIFIエリアでしか使えないと思うので、お茶や食事するときにお店のwifiで見る分にはいいかと思います。
ジモティは電車の中やバスのなかでもスマホいじってるけど、旅行者は交通機関の中であんまスマホいじってるとスリにあうかもです。ジモティでもスマホのスリにあってるので。



●カネ目当ての犯罪が多いので対策しやすい

中南米の犯罪の大半が金目当ての窃盗なので(ひったくり、強盗、すり)、カネをすぐ渡せば危害を加えられないことが多いです。さっさとずらかりたいので抵抗したりもたもたしてるとめんどくさくなって撃たれることがあります。「強盗にあったらすぐバッグごと渡して抵抗するな」と中南米人からよくいわれました。
日本みたいな「誰でもよかった殺人」とかきいたことないし、金目当ての犯罪は安全対策すればかなり身を守れます



●安全はカネで買え

私はブログに「安全はカネで買え」と書いてきましたが (「海外で身を守るために」を読んでください)、これは中南米にはよくあてはまります。中南米は貧富の差が大きくて階級がある国が多く、特にコロンビアは階級差が激しい国です。富裕層は日本人も想像できないほどリッチ、貧困層は搾取で貧しさにあえいでます。

だから、お金をケチればケチるほど自分の身を守る安全度は減ります。中南米で安全じゃない交通手段を使ったり、治安が良くないところにいるのは貧困層が多いんです。旅行者がお金をケチることで、貧困エリアや治安の悪いほうに足を踏み入れてしまうのです。
中南米は一般的に安全なエリアと治安の悪いエリアがはっきり分かれているので、安全なエリアにいれば危険はかなり回避できます。

バックパッカーは1円でもケチるし、どれだけ節約できたか自慢してるとききました。でも身の安全のためにはお金を出すべきところは出しましょう。バックパッカー宿には地元の人が驚くような治安が悪いエリアに建ってるのもあります。治安がよくない場所には入らない、安全な交通手段を使って危険を回避しろというのは中南米人も口をすっぱくして言うことです。



●攻撃的な態度はとらない

襲われないように街を歩くときは殴るぞというような攻撃的な表情をいつもしてるとか、宿のフロントとかになんか言われたら暴言を叫ぶとか書いてるバックパッカーいました。

でも中南米人みんなが悪い人ではありません。
中南米人は声を荒げたり攻撃的な態度や対立を嫌がる傾向があります。コロンビア人は特にその傾向が強いと思います。
トラブルやクレームがあったら静かに話をしましょう。
中南米人は町で目があったらスマイルしますが「あなたに敵意は持ってないよ」という表示でもあります。

挨拶されたら挨拶を返すくらいで、いい天気ですね以上の話は知らない人とはしなくていいです。
中南米には自分の町は自分で守る自衛意識が高いエリアがあるので、あんま敵意むきだしとか変わった態度してると地元の人たちの目につきます。それに過度に攻撃的な行動をしたり叫んだりすれば、トラブルメーカーだと思われてコワい人が出てくるかもしれないので注意しましょう。

また、日本人旅行者同士で日本語でしゃべりながら歩いてるのも町で目立ってますよ。



●最低限のスペイン語会話はしゃべれるように

中南米のスペイン語圏は英語話せる人もいますが、スペイン語しかしゃべれない人も多く表示もみなスペイン語です。スペイン語がまったくわからないと、危険を回避できないこともあります。それにスペイン語がしゃべれないと相手からなめられることもある。最低限のスペイン語旅行会話を学んでから中南米に行ったほうがいいでしょう。



●ブログやSNSに日記や写真をUPしすぎない

バックパッカーには旅行のブログを持ってて、詳細に日記を書き大量の写真をUPしてる方がいます。貧困層のジモティしか乗らない乗合バスの中とかスラム街、道にいる一般人の写真などもあり。ブログで自慢できる写真かもしれませんが、そういう貧困エリアでカメラやスマホ出してぱちぱち写真撮ってたら盗まれる可能性あります。
それに見知らぬ街の人を撮ってると、なかにはむかついて怒る市民もいるかもしれません。
私はそういう写真は撮らないです。

それに公開アカウントのSNSやブログに、自分がいま滞在してる町での行動をあまり詳細に書かないほうがいいかもしれません。詳細な日記をUPするのは次の都市(国)に行ったときのほうが。

アメリカの有名人がパリ旅行中にホテルの部屋で強盗団に襲われて、貴金属を全部渡して助かりました。彼女はインスタやfacebook好きだったので、SNSに写真つきで出没場所や持ち物など詳しい情報をあまりUPしすぎたのが窃盗団にホテルで襲われた原因じゃないかともいわれてます。まあ、彼女が有名人で金持ちだったからですけど。

なぜあんなにブログに詳細にわたって書いてるのかと思ったら、ブログで旅費を稼いでいるバックパッカーもなかにはいるそうですね。
ブログに写真UPするためにスマホやカメラに固執しすぎて、強盗にあったときに取り戻そうとしたら危ないですし。
ブログやSNSに長々と投稿する時間を削って、訪問都市の情報を集める時間にまわしましょう。



●ジモティに最新情報をきけ

バックパッカー同士の情報には誤った情報もあります。在住者から現地の最新の情報を教えてもらうのが一番です。到着したら現地人のジモティに滞在場所の周辺や行き先の情報や安全情報など細かくききましょう。こまめに現地のニュースを見ることも必要です。
スペイン語ができなくてニュースがわからない人は、在住者に重要なニュースを教えてもらってください。
現地の実情や安全MAPも日々変わりますから、最新の情報が必要です。

コロンビアだけに行く人はコロンビアについて入念に調べてから行くでしょう。でも世界一周旅行だと訪問国数が多いので各地の情報がおざなりになりがち。コロンビアは地域や都市によって別の国のように違うため、訪問各都市の情報を集めてください。

私がコロンビアなどで事件にあわなかったのは、私がラッキーだっただけかもしれませんが、現地の友達や近所の人にいつも話をきいていてジモティがやっちゃいけないということは決してやらないようにしてたことが大きいと思います。
滞在期間が長くなれば長くなるほど現地のことが分かってくるが上にだんだん慎重に行動するようになりました。コロンビアはトータルで1年数か月いましたが、今年の滞在のときはコロンビア人たちから「慎重すぎるよ」と笑われたこともあります。
長く海外にいて大胆になるんじゃなくて、海外を知るからこそ慎重になる人は多いと思います。

コロンビアではコロンビア人ばかり、メキシコはメキシコ人ばかりに囲まれて地域コミュニティの中で暮らしてました。中南米人が、私の安全のためにアドバイスしてくれたことが非常に役立っています。
それに私は中南米人の知り合いたちから守られていたと思っています。


こういう安全対策は基本どこの地域でも同じなので中南米にかぎらずいろんな国で応用できるかと思います。



…と長文になっちゃった。
今旅行中の方や海外行きを計画してる方、ほんとに気をつけてください。
また関連したトピック書くので、どなたかのお役にたてば幸いです。


事件の犯人が逮捕されたので、続編を2017年2月に書きました。
→  「 コロンビアは世界一の危険国じゃないよ、コロンビアへの誤解をとく」


過去に他にも関連記事を過去に書いてますので見てください 
 ↓

「海外で身を守るために」
「コロンビアのカリに観光に行きたいと思ってる方へ」
「コロンビアのカリの治安と注意事項」

メキシコのカンクンのジカ熱について(読者からの質問への回答)

ブログ読者さんからの質問回答をしたいと思います。



まず、メキシコのカンクンに旅行に行きたいのですが、カンクンはジカ熱ありますか? ジカ熱対策は?


ジカ熱は、すでにカリブから北米まで広がってますし、メキシコはもちろんジカ熱感染者がいるエリアに入っています。
メキシコシティなどは高地だし、北半球で今から秋なので蚊に刺されることはほとんどないと思います。
でもカンクンはトロピカル地帯で、蚊はたくさんいました。

カンクンは観光客が集まってるホテルゾーンと、メキシコ人も多いセントロとその郊外に分かれてるのですが、ホテルゾーンで蚊に刺されたことはほとんどなく、セントロにいったとたん蚊にたくさん刺されました。セントロでそのくらいなので郊外にいけばもっと蚊いますし、マヤ遺跡など森に囲まれたところにもたくさんいます。
私は日本から虫よけ持って行きました。スプレー式とウェットティッシュ式の2種類で。
ホテルはクーラーがついてたので蚊はいませんでした。

でも、セントロに行くときや遺跡やイスラムヘーレスなどに行くときは虫よけスプレーをふりました。
遺跡ツアーでは、私は刺されませんでしたが、ツアーにいた他の客はかなり蚊に刺されまくってました。

カンクンに行かれる方はホテルゾーンでクーラーがついてる衛生管理がきちんとしてるホテルをおすすめします。

また、ジカ熱や蚊がどうしても怖い方は、セントロのほうにはいかないでホテルゾーンで過ごしてください。
網戸もクーラーもない安宿に泊まったりすれば蚊に刺されるでしょう。

日本の虫よけの成分は弱いので現地で買ったもののほうが効くそうなので、現地のスーパーで虫よけ売ってるからそれも購入されたらよいかと思います。


ジカ熱については以前なんどかこのブログで詳しく書いたのでご覧ください。
ジカ熱流行地域に滞在していましたので。

カンクンはデング熱やマラリアもあって、デングやマラリアのほうがずっと症状が重いです。
ジカ熱は妊婦さんが特に注意しなければならない感染症です。
デングやマラリアなども蚊を媒介にした感染症なので、虫よけ、網戸、クーラーは必須です。
カンクンはこれらの感染症は以前からありました。

ジカ熱地帯にいて思いましたが、妊婦さんじゃなければすでに予約したカンクン旅行をキャンセルする必要はないかと思います。
ただし、虫よけ対策はしっかりして、ホテルゾーンのなるべくいいホテルに泊まってください。



<関連記事>

「中南米でのジカ熱感染対策の難しさ」
「ジカ熱流行地域に滞在してわかったこと」


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